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ジャック・オー・ランタンといえばカボチャ。だが原点は●だった!

ジャック・オー・ランタンといえばカボチャ。だが原点は●だった!日本でも秋のイベントとして定着しつつあるハロウィン。あの中身がくりぬかれたカボチャで作られたランタンをシンボルとして思い浮かべる人も多いだろう。そんな「ジャック・オー・ランタン」にはどのような意味が込められているのだろう? 気になったので、日本ハッピーハロウィン協会代表の岡本恭和さんに話を聞いたところ、ジャック・オー・ランタンの原点はカボチャではなく別の野菜であることが判明した。詳しく紹介しよう。






■ジャック・オー・ランタン、そもそもは……


まずはジャック・オー・ランタンが何であるのかを聞いた。

「アイルランドに伝わる『ちょうちんジャック(ジャック・オー・ランタン)』という民話がもとになっています。大酒飲みで嘘つき男のジャックが死後、天国からも地獄からも見放され暗闇をさまよっていると、悪魔から焚火を与えられたため、ジャックは蕪をくり抜き、焚火を入れてちょうちんを作ったという話です。以後、暗がりに明かりが揺れていると、『ジャックがさまよっている』といわれ、いつしかジャック・オー・ランタンは『魔除け』として扱われるようになりました」(岡本さん)

蕪!?  ジャック・オー・ランタンといえば、カボチャのイメージが強いがどうやらそうではないらしい。

「大飢饉があり、多くのアイルランド人がアメリカへ移住した19世紀、アメリカではオレンジ色のカボチャが大豊作でした。それ以来、調達も加工もしやすいカボチャで作られるようになりました。今でもスコットランド地方の一部では、蕪で作るところもあるようです」(岡本さん)

蕪で作るジャック・オー・ランタンはどのようなものなのだろう。日本ハッピーハロウィン協会が写真を提供してくれたのでご紹介したい。

蕪で作るジャック・オー・ランタンライトが灯るとこんな感じ

■本来の楽しみ方


日本以外では、ハロウィンの日にどのような過ごし方をしているのだろうか。

「日本の皆さんに、発祥の地ケルトや、ハロウィンが広められたアメリカでの過ごし方も知っていただきたいです。本来、ハロウィンの夜は親しい故人の霊を供養し、食事や占い、ゲームなどを楽しむものです」(岡本さん)

ハロウィンの夜に占いをすると、霊が未来の結婚相手を教えてくれると信じられているとか。余談だが、岡本さんはタロット占いもできるそうだ。

日本のハロウィンは一部地域でお祭り騒ぎになっているが、仮装を楽しみながらも友人宅で食事や占い、ゲームで過ごすハロウィンもよいかもしれない。

●専門家プロフィール:岡本 恭和
日本ハッピーハロウィン協会代表(かぼちゃ王子)。ハロウィンを日本文化として定着させ、地域社会のコミュニケーションを活性化させるため協会を設立。古代ケルト文化やハロウィンの研究のほか、関連グッズの開発、パーティー企画などを行う。

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