■栃木県の道の駅
まずは普段都心で暮らす家族が喜びそうな、豊かな緑が魅力の滞在体験型ファームパークだ。
「46ヘクタール(東京ドーム10個分)の広大な敷地を要する『道の駅うつのみや ろまんちっく村』は、里山遊びや季節に応じた野菜の収穫体験など、都会ではなかなかできないアクティビティが盛りだくさんです。地元の食材が堪能できる飲食店や、雄大な山々を一望しながらリラックスできる天然温泉、小さなお子さんも楽しめる温浴プールが楽しめるだけでも魅力ですが、ほかにも広大な芝生広場でボール遊びや凧あげをしたり、遊具で体を動かしたりと、さまざまな遊びや体験を満喫できます。ホテル『ヴィラ・デ・アグリ』を完備し、宿泊も可能ですが、人気のため事前の予約がおすすめです。毎年ゴールデンウィークは混み合うようですが、キャンセルが出る場合があるので、予約状況をチェックするとよいでしょう。東北自動車道『宇都宮IC』から5分の道の駅です」(子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」編集部)
広い敷地のため人の流れが分散し、混雑も避けられそうだ。JR「宇都宮駅」からバスも運行されているので、のんびりと電車で行くのもよいだろう。
■オープンしたばかりの千葉県のアスレチック
次は、事前予約ができて安心の新スポットだ。
「千葉県千葉市にある『泉自然公園』の敷地内に、2018年3月にオープンしたばかりの『フォレストアドベンチャー・千葉』は、まだあまり知られていない穴場スポットです。ヨーロッパ生まれの空中アスレチック『フォレストアドベンチャー』は全国各地で展開していますが、こちらでは自然の立木に設置された高さ2~15mの足場からロープやネットなどを利用して別の木へ渡っていく、スリリングな空中散歩が楽しめると話題です」(子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」編集部)
15mはマンションでいえば、5階程に相当するので、かなりの高さだ。それもレベル別に用意されているというのでご紹介しよう。
「一番ハードな『アドベンチャーコース』をはじめ、幅広い層が楽しめる『キャノピーコース』、身長90cm以上で利用できる『キッズコース』と、難易度の異なる3種のコースを設置しています。『アドベンチャーコース』には、垂直に壁を登る『クライミングフォール』や高所から飛び降りる『ミノムシシュート』など、スリル満点な『エキサイトプラン』も追加できます。公式サイトで事前予約ができるので、GWに行くなら早めの申し込みを。都内から車で約40分とアクセスしやすいのも魅力ですね」(子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」編集部)
身長90cm以上、小学校3年生以下まで利用可能な「キッズコース」のあるパークは、国内でも数少ないとのこと。幼児~低学年のお子さんと一緒に、アスレチックを楽しめる画期的なスポットである。
■茨城県の自然博物館
最後は、高速利用で東京から車で約1時間と好アクセスな上、約1,000台分の無料駐車場もある自然博物館だ。
「東京ドーム約3.5倍という広大な敷地の中にある『ミュージアムパーク 茨城県自然博物館』は、混雑時も比較的ゆったりと楽しめる穴場スポットです。宇宙・地球・自然・生命・環境と5つのテーマに沿った展示が楽しめる本館(博物館)では、世界最大の『松花江(しょうかこう)マンモス』の骨格標本のほか、生きたティラノサウルスやトリケラトプスを再現した“動く恐竜”の展示もあり、お子さんも大興奮すること間違いなしです。屋外施設には、化石発掘体験ができる『自然発見工房』やふわふわドームのある『夢の広場』などがあり、本館の混雑時に利用するのもよいでしょう」(子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」編集部)
恐竜好きなお子さんには、たまらないスポットだろう。雨天でも楽しめるが、晴れていたらお弁当を持っていき、芝生広場などで食べるのもよさそうである。なお、「みどりの日(5月4日)」は無料入館日のため、混雑を避けたい場合はそれ以外の日がおすすめだ。
今回紹介したスポットは、大人も子どもも楽しめそうな施設ばかりだ。ゴールデンウィーク中に日帰りで3件制覇もアリかもしれない。
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