
■おすすめグルメ
長久手市は、住民の平均年齢が全国で最も若い街として知られるだけあって、若い親子連れやカップルに人気の飲食店が多いようだ。
「2021年4月にオープンした『リトルハピネスコーヒー』は、オーナー自慢のハンドドリップコーヒーが絶品のお店です。クロワッサンとワッフルを掛け合わせた『クロッフル』、糸状のお芋クリームをたっぷりかけてくれる『ふわふわおいもっふる』などのスイーツもおすすめです」(吉見さん)
広々とした倉庫風カフェも紹介してくれた。
「ドイツ製焙煎機で自家焙煎を行う『IMOM COFFEE ROASTER』は、倉庫を改装しただけあって天井が高く広々とした店内。ソファ席も多いため、ゆったりとした時間を過ごせます。モーニングはお好みのスペシャリティコーヒーやトーストが選べますよ」(吉見さん)
森の中にある、木造一軒家のカフェも魅力的だ。
「『カフェ 和(のどか)』では、緑に癒され穏やかなティータイムを過ごせます。特におすすめは、要予約で楽しめるアフタヌーンティーセット。ケーキスタンドにサンドイッチやデザートなどが豪華に盛り付けられ、味、ボリュームとも大満足だと思います」(吉見さん)
座敷席があると、乳幼児を連れて利用しやすいだろう。
「和風建築の『ひらのや』は、座敷席や駐車場がありファミリーで利用しやすい蕎麦屋です。種類豊富な石臼挽き蕎麦をはじめ、天ぷらやとんかつ、唐揚げなどのメニューも好評です」(吉見さん)
気軽に家族やカップルで楽しめるお店ばかりで、目移りしてしまいそうだ。
■おすすめスポット
ジブリパーク以外のおすすめスポットも聞いた。
「『愛知県陶磁美術館』は、日本最大級の釜業地である瀬戸市ならではの陶磁専門ミュージアムです。日本やアジアをはじめ、世界各地の7,000点以上のコレクションを展示しています。予約不要でお子さんも陶芸体験ができるので、思い出づくりにいかがでしょう」(吉見さん)
車好きにはたまらないスポットもある。
「トヨタ自動車が運営する『トヨタ博物館』には、国産メーカーではトヨタ2000GTやホンダS800、スカイライン(通称ハコスカやケンメリ)など、外国産メーカーでは19世紀のフェラーリから、メルセデス、ロールスロイス、テスラロードスターなどの名車が展示されています。イベントも多く開催されるので、行く前に要チェックです」(吉見さん)
2021年12月にオープンした、市内初のいちご狩りファームも楽しそう。
「『すまいるベリーズ長久手』では、12月下旬~6月上旬までいちご狩りを楽しめます。(変更有・要予約)摘み取り可能なゆめのか、あきひめ、紅ほっぺ、よつぼしは、どれも甘くておいしいですよ。オフシーズン期は、併設のカフェでパフェやスムージーなどの絶品いちごスイーツを楽しめます」(吉見さん)
サウナで“ととのう”のも、よいだろう。
「日帰り入浴施設『長久手温泉ござらっせ』には、日本最大級の炭酸温泉のほか、露天風呂やサウナ、岩盤浴、ロウリュウ、垢すり、マッサージなどの設備が揃います。メニュー豊富なお食事処やコミックコーナー、和室休憩室などもあり、ご家族みんなでくつろげます」(吉見さん)
最後に、ジブリパークに行く際に利用可能な公共交通機関を紹介してもらった。
「『リニモ』というリニアモーターカーの車両を使った鉄道です。高架型の線路を走るため、市内を見下ろしながら観光気分に浸れますよ」(吉見さん)
「1DAYフリーきっぷ」を買うと、愛知県陶磁美術館やトヨタ博物館、すまいるベリーズ長久手などの割引特典もあるそう。ジブリパークへ訪れる際は、事前に予定を立て、長久手市内を思う存分楽しんでみてはいかがだろう。
●専門家プロフィール:吉見 賢一
(有)ベストウェイズ代表取締役。広告代理店の代表を務める一方、地元貢献への意識が高まり、長久手市主催の地域ビジネス起業塾に参加し、地域情報サイト「ながコミュ」を運営するに至る。以来、長久手に「住む人・遊びに来る人・移住を考える人」に対して長久手近郊の情報を発信している。
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