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作者:紀徳民
送人遊高砂(七言律詩)
 此去山河賦勝遊 望開明月海天秋
 寒潮夜沸高砂浦 宿霧朝分淡路洲
と続きますがコピーのため字がはっきり読めません。

もう1詩

作者:謝榛
送客遊洞庭湖(七言律詩)
 相逢楚客問巴州 此去揚帆湖上遊
 天漢長連洞庭水 雲霞半入岳陽樓
と続きますがコピーのため字がはっきり読めません。

ご存知の方は、お教えください。

A 回答 (1件)

紀徳民とは、江戸時代の儒学者、細井平洲のことです。


この詩は、『平洲先生嚶鳴館詩集巻之四』に、「尾張 紀徳民著」として出ているものです。

送人遊高砂得舟字
 此去山河賦勝遊 望開明月海天秋
 寒潮夜涌高砂浦 宿霧朝分淡路洲
 弔古孤松仙跡在 尋幽蕭寺梵鐘愁
 都門為厭紅塵色 遥想風光満客舟

国立国会図書館のデジタルコレクションで見られる『平洲全集』には、
返り点や送り仮名つきで出ています。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/926542/148


謝榛、または茂秦は、明時代の中国の詩人です。
日本の書物では、『謝茂秦山人詩集: 5巻』や、簡野道明の『和漢名詩類選評釈』などに出ています。

送客遊洞庭湖
 相逢楚客問巴州 此去揚帆湖上遊
 天漢長連洞庭水 烟霞半入岳陽樓
 低空白雁投寒渚 隔浦丹楓照暮秋
 莫向湘君聴鼓瑟 黄陵月冷不勝愁

国立国会図書館のデジタルコレクションで見られる『和漢名詩類選評釈』には、
詳しい語釈、読み下し文、解釈が書いてあります。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/954152/404
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この回答へのお礼

誠にありがとうございました。
どこで調べたらいいのかが分からず困っていましたので、大助かりです。
感謝感謝の気持ちがいっぱいです。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2018/10/24 09:33

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