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日本はなぜ国際捕鯨委員会を脱退し、商業捕鯨を始めようとしているのでしょうか?

鯨なんて、食べてる人がほとんどいないのだからわざわざ商業捕鯨を再開させる必要性がないと思っています。

ここで出てくるのが、「鯨は日本の文化だから」などと抜かすファッション右翼の連中です。

一度なくなった文化を今更再開したところで、文化とはもはや言えないでしょう。

国際的な反発を無理やり跳ね除けてわざわざ再開させるほどのメリットが感じられません。

A 回答 (11件中1~10件)

食べてる人がほとんど無い、文化がなくなったって、それは質問者が無知なだけです。



私の住んでいる街の、捕鯨に縁があるわけでもない地域の平々凡々なスーパーにも、わずかですがクジラ肉は売られています。たしかに貧乏人向けの店には置いてないですが。そこそこ値が張りますから。「さらし鯨」なんて他に似た食感のものがなかなかない、好きな食材です。これが文化でなくてなんなんでしょうか。

また、渋谷に行ったら道玄坂の途中によく目立つクジラ料理の店があります。残念ながら入ったことないですが。食べログで「くじら料理」を検索すると全国に147件ヒットします。東京大阪のような大都市と高知和歌山など捕鯨の盛んな地域に偏って分布していますが。

あなたのような主張の人、どうも私には「欧米様がこう仰せなんだから無知蒙昧なジャップ共は従え」みたいな頓珍漢な選民意識の臭いが感じられます。ファッション進歩派とでも言うべきか。しかし無知蒙昧なのは自分自身でないかと省みることをおすすめします。よく知った上で自分自身の判断として捕鯨に反対するのであれば、それは私の意見とは違いますがひとつの見識として尊重いたします。

ただし、実際には欧米イコール反捕鯨というわけでもありません。ノルウェーやアイスランドは立派な捕鯨国です。

国際的な反発を云々については、その点をよく考慮すべきだという主張自体には同意します。たしかに捕鯨国は少数派だし、反捕鯨国からは日本のIWC脱退を非難する声も出ています。

しかし、逆に言うと大したデメリットも無いでしょう。今までも日本はIWCに加盟しながら調査捕鯨というかたちでクジラを捕っていることを非難され続けてきたし、しかしそれで何か不利益があったでしょうか。過激な反捕鯨団体のターゲットにされたこと以外、国際関係に問題が起こったと聞いた記憶がありません。最も急進的な反捕鯨国のオーストラリアは、しかし近年は安全保障で協力関係を強めているし、一般大衆もこぞって日本のスキー場にやって来る、たくさんお金を落とすいいお客さんになっています。

強いて言えば、オリンピック誘致のような、各国の人気投票で決まるような物事にはマイナスの影響がありえます。しかし、だとすると東京オリンピックに大阪万博と開催が決定して「どうせしばらくは無いんだからIWC抜けても問題ないか」と政府が考えてこのタイミングになったという推測も可能です。ちょっと穿ち過ぎな見方かもしれませんが。
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他の方も書いておられますけどね。



>日本はなぜ国際捕鯨委員会を脱退し、商業捕鯨を始めようとしているのでしょうか?
 →IWCが機能しなくなっているからです。自分のところの科学委員会が出した結論さえ無視し、感情的な結論ありきで委員会を運営している。流石にこんなに理が通じないところにいても国家にとってのメリットはない。

>鯨なんて、食べてる人がほとんどいないのだからわざわざ商業捕鯨を再開させる必要性がないと思っています。
 →食べる人が減っているのはかつてと比較して流通量が圧倒的に減少させられてきたからという一面もあります。また「ほとんどいない」わけでもありません。あなたのお住まいの地域では見ないのかもしれませんが、地域によってはスーパーに普通に置いてあるところもあります。南房総なんてのは地元の伝統的お土産にもなってますよね。

 他の方も書いておられますが、クジラ肉は食品としての価値は高い。高タンパク低カロリー、脂質の性質もいいし、例えば美容にいいよなんて口上でブームをつくれば一気に需要が増える可能性はあります。またクジラにもクジラにもピンからキリまであるわけで、今手に入りやすいミンククジラとかツチクジラなんかはそんなに美味しい方ではないですが、今後美味しいクジラが流通するようになれば味に価値を見出す人も増えてくる可能性はあります。

>「鯨は日本の文化だから」などと抜かすファッション右翼の連中です。一度なくなった文化を今更再開したところで、文化とはもはや言えないでしょう。
 →鯨食が日本の文化だったのは事実ですよね。先ほども書いたように鯨食は地域による偏りはあるものの失われたわけではないですし、一部で沿岸捕鯨も続いているし、決して文化として失われたわけではないです。その保全を求める声を一概に「右翼」呼ばわりするのはあんまりだと。まさか衰退しつつある文化の保全を求めると右翼になっちゃうんでしょうか。実際問題、今回のIWC脱退に関して右でない方々…たとえば野党の中でも評価は割れています。これまで現政権のやることには何でも反対の野党としても意見は割れているということは、決して商業捕鯨容認=右、否定=左と単純二分化される問題ではない。

>国際的な反発を無理やり跳ね除けてわざわざ再開させるほどのメリットが感じられません。
 →確かに短期的に見ればデメリットはあるし、今後産業として成立できるかどうか不透明というデメリットはあります。
 ただし、文化の話は放っておいて(私はそういうのは苦手)、捕鯨自体には今後の食糧戦略上の価値はあると思います。たとえば今後予測される人口爆発と温暖化によるとされる異常気象の影響でいつ食糧危機がおこるかわからない。特に日本は食料供給の多くを外国に頼っているわけです。何かあったときに自前でなんとかできるタンパク源の確保手段は多ければ多いほどいい。その点、鯨は質的にも量的にも国民の重要なタンパク源となりうる可能性がある。実際に戦後の日本の栄養不足を補う一端になり得たっていう実績もあるわけです。特に現代での食糧ってのは重要な戦略物資でもありますので、これはこれで国家の安全保障にも関わってきます。ドンパチばっかりが国防じゃありません。
 捕鯨技術って今途絶えたら上のような事態になったときに「さあ再開」って簡単に復活できるようなもんじゃありません。このままIWCに残っていては早晩捕鯨技術の維持は難しくなる、失われる前に捕鯨技術の継承手段を講じるというのは将来に備えた国家戦略としての意味があるはずです。
 決して質問者様の見解を否定はしません。目先の利益か、将来を見据えた戦略か、どちらを重視するかという違いだと思います。
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>鯨なんて、食べてる人がほとんどいない



σ(゚∀゚ )の近所じゃ流通しているし、食べてるけど。
小中学校の給食で出してる所もあるし、鯨の大和煮の缶詰だってまだある。
通販もあるし。

長須鯨大和煮缶詰36缶+6缶
http://www.youseikatsu.jp/products/food/kandume/ …
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捕鯨が再開できるのであれば、それに超した事はない、豚や牛を早くから殺して食べる文化であった西欧に、文句を言われる筋合い無いと考えていましたが・・・



ここまで来るとちょっと不思議に思えてきますね。
事なかれ主義どころか、アメリカやロシアに対しては、譲歩・朝貢する以外能が無いのでは無いかという、弱腰を越えた弱腰外交の日本が、事鯨に関してだけは、妙に毅然としていますね。

というか、意固地にさえ見えます。
票集めで途上国を従えているように見えたり、日本側に一票入れてくれた事を他国の首脳に公式に感謝したりすれば、事実がどうあれ批判がでるのは自明です。
当たり前って事。


国防に関して、毅然とした態度を貫く姿であれば、それは納得できるのですが。
国防に関しては、凄い適当(と言うかバカ)で、国内の右派や保守から批判が出ているにもかかわらず、何もかもアメリカヨーロッパに歩調を合わせるほどなのに・・・

国防はなよなよで、鯨だけは毅然、強硬な態度が取れている意味が分かりませんね。


国防より鯨の方が大事なんですかね?
この辺不思議です。

安倍政権とか、自民党の外交政策って一体何が芯になっているんですかね?
国後択捉で、この鯨外交のような姿勢を示すべきだと思うのですが。



ロシアに世界中の途上国や新興国が「国後択捉、そして樺太も日本の領土だ」と言っているのだ。とでも叩きつけるべきだと思うのですが・・・

ロシアには領土を無料で譲る一方、鯨では頑なな態度を貫く。
自民党って一体何なんでしょうね(苦笑)
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IWCの本来の目的は、鯨資源の保存と捕鯨産業の秩序ある発展を図ることでした。

ところがやがて鯨は愛すべき高等動物で食べるものではない、という欧米の価値観を押し付ける場に変貌してしまったわけ。今では鯨資源の調査のための捕鯨も禁止しようとしており、本来の目的である捕鯨産業の秩序ある発展とは逆行するようになっています。

以前は鯨は毎日のように食卓に上り、学校給食の定番メニューでもありました。ところが捕鯨が規制されるようになって食卓に上る機会が減り、やがてまとまった量の鯨肉が供給されなくなって流通ルートが閉ざされ、食べなくなってきたわけ(なので鯨肉は余っているとか)。今の若い人は食べたことがないでしょうから、要らないと思うんでしょうね。捕鯨は日本古来からの伝統であり、文化なんですよ。欧米の価値観で禁止されるものではないんです。

IWCからの脱退表明は、もっと早くすべきでした。遅すぎます。
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欧米白人国家の横暴を抑止するため


です。

彼等は牛肉、豚肉を売りたいが為、あるいは
自己の価値観を押しつけたいが為に、
禁止しようとしているのです。

こんなことを許していたら、日本は食糧
面から彼等の支配下に置かれてしまいます。

ことは鯨だけの問題ではないのです。
鯨がダメ、ということは他の水産物もダメ
となる可能性が大ありです。

事実、マグロや鰻も、候補に挙がっています。
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別な観点から言うと


鯨を殺しまくってきたのは
今、捕鯨反対している国々。
油が欲しくて。

で、それで鯨減ったのを
自分らが原因ではなく
日本人のせいにしようと
しているのが
国際捕鯨委員会。

他にもいろいろあるけど
将来を見たとき
彼らの言いなりになるのが
どのような利益になるのか
よく考えたらいいです。
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>国際捕鯨委員会を脱退し、商業捕鯨を始めようとしているのでしょうか?


需要があって、捕鯨を解禁を望む人がいて、国内で捕鯨賛成派が大勢を占めるからです。クジラ肉を食べない人は大勢いますが、捕鯨を拒否する人は捕鯨に賛同する人よりも少ないです。

>「鯨は日本の文化だから」などと抜かすファッション右翼の連中です。
ファッションでない右翼とは、何でしょうか?。反対にファッションでない右翼とは、何でしょうか?。
例えば、極右として有名な「在日特権を許さない会」及び後進の日本第一党は商業捕鯨に賛成しています。

>一度なくなった文化を今更再開したところで、文化とはもはや言えないでしょう。
言えるでしょう。それに、捕鯨の文化は途絶えておらず、続いていますが。

>国際的な反発を無理やり跳ね除けてわざわざ再開させるほどのメリットが感じられません。
それほど大きな反発があるとは思えないので、脱退したのでしょう。ペットと同じ種の肉を食べるか、食べないかの話ですから。

実際、商業捕鯨に賛成し、捕鯨委員会を脱退したのに、オーストラリアやニュージランドといった反捕鯨国はTPPを脱退せず、発効を容認しました。捕鯨問題とは、所詮はその程度です。
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(´・ω・`)


現在十分に流通していないものを存分に食べている人は少ないと思うよ。
それをもって
>鯨なんて、食べてる人がほとんどいないのだから
という発言は早とちりですよ。

牛肉よりも安く、低カロリーでそして栄養面で優れているとしたら?
世の日本人女性は先を争うように鯨肉を買い求めるんじゃないかな。
(実際、低カロリーで栄養面で優れている)
それだけでも十分商業捕鯨が成り立つくらいの需要が見込めます。
肉屋に並んだら、購入せず食べないという理由はない。
現在は流通が限られているので購入する手段がないだけだ。

というわけで、たかが十数年鯨肉を食べなかったからと言って鯨肉を食べる文化がなくなったわけではない。
現に ”鯨の竜田揚げ” が食卓に出されたら自分は喜んで食べますよ♪

・・・
と、まあ、とりあえず質問文にある点についてツッコミを入れてみました。

あと、鯨は血液くらいしか無駄にしている部位はありません。
他はすべて利用されます。


・・・余談・・・

国際捕鯨委員会って、鯨の総数を把握してたっけ?
そのための調査を独自に行っていたっけ?

今後、国際捕鯨委員会は鯨の総数を把握することができなくなると考えると、
結構おもしろいことになると思うんだ。
毎年あがる報告書に記載される鯨の総数に対する信憑性が怪しくなるんだよね。
それが続いたとき、国際社会が国際捕鯨委員会の報告をどう受け入れるかを見ると良いでしょう。
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こんばんは。



 まず最初にお断りしておきますが、私は商業捕鯨の再開には反対でも賛成でもありません。
 ただし、給食や家庭でクジラを食べていた世代です。私は小さいころ、牛肉や豚肉の脂身さらには鶏肉が嫌いだったので、赤身だけのクジラの肉が結構好きではありました。

……

>日本はなぜ国際捕鯨委員会を脱退し、商業捕鯨を始めようとしているのでしょうか?

 「国益」のためです。勿論、その背景には「政治と利害関係者の関係」があるのでしょう。それも含めての「国益」です。

>鯨なんて、食べてる人がほとんどいないのだからわざわざ商業捕鯨を再開させる必要性がないと思っています。

 これは逆です。食べなくなったのではなく、捕鯨が出来なくなったので食べられなくなったんです。かつては、鯨大和煮缶詰、鯨ベーコン、さらし鯨、鯨の竜田揚げ(給食でよく出ました。)など、当たり前のように食べていました。つまり、日本人の嗜好に合わなくなって、食べる人が少なくなった訳ではないです。
 ただ、食べる習慣が無くなってしまい、それで特に困ったということは(少なくとも私には)ありませんし、これから初めて口にする方は、昔と違って色々食べるものの選択がありますから、再開しても需要があるのか不明ですから、再開する必要性には疑問を感じます。
 
>ここで出てくるのが、「鯨は日本の文化だから」などと抜かすファッション右翼の連中です。
 一度なくなった文化を今更再開したところで、文化とはもはや言えないでしょう。

 確かに「鯨は日本の文化だから」という物言いは、再開する理由としては違和感があります。
 そもそも、捕鯨やクジラ肉を食べることを「文化」と思っている方がマジョリティなのか疑問です。

>国際的な反発を無理やり跳ね除けてわざわざ再開させるほどのメリットが感じられません。

 そうですね。少なくとも、「国策」としての優先順位は低いと思いますね。
 クジラの肉は、部位にもよりますが、総じて硬いんです。なので、これから初めて食べる方の好みに合うのか、個人的には疑問です。
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