マイナスイオンドライヤー（イオニティと日立）どっちがオススメ？

Question

どちらを購入しようか迷っています。

●松下電工イオンドライヤー EH5413-A（青）ウインドブレス イオニティ
●日立マイナスイオンドライヤー HD-N1260DU（パールブラウン）またはHD-N1210-S（シルバー）


見た目や小ささや価格は
日立の方が好きという方も多いようですが、
イオニティの方が最新技術を駆使してそうな気もします。


私的に集めた情報では・・・

●イオニティ
・マイナスイオンといえばコレ！・高い・重い・デザインは強そう
・まっすぐストレートの仕上がり？

●日立
・デザインはスッキリSIMPLE・軽い・低騒音設計
・ヘアセット／ヘアケア／ドライの三段階切替・フワフワの仕上がり？


できれば、
両方を使ったことのある方のご意見（使用感と効果）が聞きたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに髪多め・パーマかかりにくい・脱色しにくい・コシがある・やや茶髪、です。

gakushaneko · Accepted Answer

髪の毛の専門家，理容師です。
正直に言って，マイナスイオンドライヤーは怖いですから，店でも自宅でも使用していません。
妻が持っていることは持っていますけどね。

マイナスイオンドライヤーが効果ありなのは，髪の毛が濡れている状態で使用すれば，当たり前です。
だって，タンパク質を溶かしているのですからね。
使用して，効果がなかったという人は，髪の毛が乾燥したときに使用している，ドライヤーセットの仕方をたぶん知らない人だと思われますよ。

マイナスイオンドライヤーに効果があるのは，

キューティクルが開いている髪の毛が濡れている＞その水分にオゾンが溶ける＞キューティクルの開いている部分が溶ける＞クシやブラシで髪の毛を梳かす＞開いたキューティクルを平滑化する＞髪の毛の傷みが消える（消えたように勘違いする）

という段階を踏むからです。
もし，キューティクルが閉じている髪の毛に使用しますと，

髪の毛が濡れている＞その水分にオゾンが溶ける＞キューティクル表面が溶ける＞クシやブラシで髪の毛を梳かす＞キューティクルを引き延ばす＞キューティクルが薄くなる＞つまり，破損しやすいキューティクルになる

ということになります。
ちなみに，一度溶けてしまったタンパク質は，変成してしまいますので，元の状態には戻れません。

裏付けになるかというと，メーカー側はならないと主張すると思いますが，20年近く前のオゾンドライヤーを使用した実験を挙げてみたいと思います。

実験1
オゾンドライヤーを使用して作られたオゾン水に，髪の毛を比して放置する。
その結果，キューティクルが剥がれ落ちた。

実験2
オゾンドライヤーを使用して作られたオゾン水に，髪の毛を一度浸し，取り出してから，ブラッシングすると言うことを繰り返す。
その結果，キューティクルがなくなったかのようになり，まるでナイロンのような髪の毛になってしまった。

ウン，一度，マイナスイオンドライヤーでも実験した方が良いかもしれませんね。
でも，メーカーサイドの人間以外の誰が見ても，マイナスイオンドライヤーとオゾンドライヤーの構造には，違いがなく，また，その発生原理が同じですから，「マイナスイオンドライヤー=オゾンドライヤー」という図式は成り立つと考えています。

解決方法ですが，意味がない方法と，意味がある方法の2つあると考えられます。

オゾン水にならなければ，タンパク質を溶かすことはないわけです。
ですから，髪の毛が乾燥した状態で使用することがひとつ挙げられます。
しかし，これでは，ドライヤーセットも出来ませんので，意味がないですね。

となれば，あとは，マイナスイオンドライヤーを使用しないこと，つまり，昔からあるドライヤーを使用することが，意味のある解決策となってしまいます。
まぁ，髪の毛の専門家と豪語する人間が書く解決策としては，なんか情けないようですが，一度，溶けて変成してしまったタンパク質が元の状態に戻れない以上，トリートメントやその他のヘアケアをしても意味がありませんので，オゾンを発生するものを使用しないことが肝心だと考えていますよ。
換気すれば・・・と，どこかに書かれているのを読まれたかもしれませんが，マイナスイオンドライヤーに限らず，換気という解決策は成り立たないと考えています。

最後に，マイナスイオンドライヤーを使用するもしないも，その判断は，waraukotogasukiさん自身です。
まぁ，当たり前のことですが・・・。
で，一応，書いておきますと，マイナスイオンの量に着目すると良いですよ。
それが多ければ，効果が大きいですからね。

gakushaneko · Answer

> あとドライヤーによるオゾンの影響が超微量ならば、
> ツルツルサラサラの効果の方が
> 魅力を感じてしまうのではないでしょうか？

逆に，髪の毛が傷んでいる状態というのはご存じですか？
パーマ（コールドパーマやデジタルパーマ，ストレートパーマ，縮毛矯正などの総称です）や染毛（ヘアカラーや白髪染めなどの総称です）をした際に，髪の毛の中身，つまり，タンパク質（アミノ酸）が流出してしまうことと，それらのときに使用する薬品によって，キューティクルが開いてしまうために，髪の毛が傷むのです。
なお，つい最近までは，タンパク質（アミノ酸）の流出に木津かなったため，髪の毛の傷みといえば，キューティクルが開いた状態を指していました。

マイナスイオンドライヤーは，この開いたままのキューティクルの先端を溶かして，同時にクシやブラシでその部分を梳かすことによって，開いたままになっていたキューティクルを平滑化することが出来るのです。
これが「ツルツルサラサラの効果」の正体です。
これをどう受け止めるかは，まぁ，waraukotogasukiさんやその他の人たちに，今のところは委ねても良いでしょう。

> これだけマイナスイオンドライヤーが大流行している
> のに、理容師さんたちの間でマイナスイオンによる髪
> への具体的実験は行われていないのは何故でしょうか？

いやはや，これは耳（目？）が痛いですね。
まず，このことに気づいている理容師は，ほとんどいません。
同じように，このことに気づいている美容師もほとんどいないと言っていいでしょう。
もちろん，このシステムを利用している美容師や理容師の中には，気づかれている人がほとんどだと思いますが，全体としては，皆無に近いパーセンテージになってしまうと思われます。

マイナスイオンドライヤーが発売された頃は，「理容組合としては，マイナスイオンドライヤーの効果については，保留します」という態度をとっていました。
しかし，最近では，理容師の講習会に置いても，同じ理容師でもある講師たちは，マイナスイオンドライヤーの「ツルツルサラサラの効果」を謳うようになってきました。
私は，出来る限り，講習会に参加するようにしており，その際，講師がマイナスイオンドライヤーを誉めた場合には，講習会の最後に，講師個人に対して，マイナスイオンドライヤーの功罪について質問という形で，警告しています。
と，まぁ，理容師たちの上に立つ講師ですら，マイナスイオンドライヤーがオゾンドライヤーであることを知らないわけです。
たぶん，美容師の場合でも，同じようなものだと想像しています。

ちなみに，20年前の実験についてですが，これは，理容組合や美容組合が行ったものではありません。
しかし，オゾンドライヤーの功罪については，「オゾンドライヤーは，髪の毛を溶かす危険性があるので，お客様に勧めないように」と，理容組合，および，美容組合を通して知らされました。
また，私の記憶が正しければ，実験については，ラジオというマスメディアで言われたと思います。

> 顔用の加湿器

それでしたら，問題はないと考えられますよ。

まず，問題になるオゾンは，「空気中で放電」する必要があります。
しかし，顔用を含め，加湿器では，使用者の安全性（使用者が，放電をしている部分を，故意に触れてしまう可能性があるためです）から，使用されていないと考えられます。

たいていの加湿器は，超音波振動などによって，水に非常に短くて細かい振動を与え，霧のようなものを発生させています。
また，そのようなものでない場合は，容器を加熱するか，または，水そのものを加熱することによって，霧のようなものを発生させています。
その霧のようなものと言うのは，水分子が浮遊しているわけですから，計測の仕方によって，マイナスを示すようになります。
つまり，この場合のマイナスイオンの正体は，水なのです。
つまり，オゾンではありませんので，心配無用と言って良いでしょう。

gakushaneko · Answer

> イオニティのお客さま相談室と、一般の消費者センタ
> ーと、両方に相談してみようと思います

まず，このことから・・・。
これは，メーカーは否定していることです。
「マイナスイオンドライヤーは，オゾンドライヤーではありません」と否定されるだけで終わってしまうでしょう。
このような言い方をするのは，甚だ心外ではありますが，お客様相談室というのは，意外とメーカーに都合の良いことしか知らされていないのです。
つまり，製品の良いところは教えられていても，悪いところは教えられていませんので，まず，対応出来ません。
また，もし，対応出来たとしても，それは，この手のことを言われたらこのように返しなさいというマニュアルが出来ているため，それを回答として返すだけです。
ですから，あまり，意味があることとは感じませんので，やめた方が良いかもしれませんよ。（時間の無駄とか・・・）

> 長年使ってる人にも愛用されてるのは何で？髪が傷ん
> でくるはずじゃないの？？

売り文句には，良いことしか書かれていません。
そのため，鵜呑みにしていると考えられます。
また，確かに，たった1度で髪の毛の傷みが隠されますので，この製品には効果が確実にあると勘違いしてしまい，使用し続けていると考えられます。
ついでに言えば，雑誌やテレビ，ラジオといったマスメディアが発表しない限り，大勢の人が信用することはないというのが，今の世の中です。

長年使用し続けて髪の毛が傷んだ人はいます。
翠の黒髪だった人が，焦げ茶の髪になってしまったとか，また，クセ毛だった人がカールが弱くなったとか，逆に，ストレートヘアだった人にクセ毛が出始めたとかなど，他に原因がないかを探っても，マイナスイオンドライヤーしか考えられないケースは，私は少数ですが，それでも知っています。
カールが弱くなったというのは，クセ毛の人には朗報のように聞こえると思いますが，髪の毛が溶けている間にクセを伸ばせば，ストレートになるのも当たり前の話で，結局，それは髪の毛が変質していることに代わりはないと私は考えています。

> マイナスイオンスチーマーとかも肌に悪いのでしょうか？

スチーマーというと，「加湿器」のことでしょうか？
それでしたら，問題はないと考えています。
マイナスイオンの発生方法は，私が知る限りでは，2種類あります。

1.
放電現象によって，または，（科学に興味がある人の大半は信じられないでしょうが）プラズマによって，マイナスイオンを発生させる方法

2.
水に高周波などを与えることによって，または，水を加熱させることによって，水分子を空気中に飛散させて，マイナスイオンを発生させる方法

このどちらかだと聞いています。

2の場合は，水分子の構造の関係で，計測方法の違いでマイナスを示したりプラスを示したりすることがありますが，水分子がある一定以下の活性化状態であれば，ほとんどマイナスを示すと聞いています。
また，元が水ですから，人体などには害はありません。

1の場合，これは，どのように考えてもオゾンを発生しているとしか考えられません。
この場合，どのような計測方法をとっても，必ず，マイナスを示します。
また，最近耳にする「除菌イオン」もこの方法によって発生させています。
ちなみに，殺菌とは「そこに存在している菌をすべて死滅させること」を言い，除菌とは「そこに存在している菌を，動植物に害が出ない程度まで減らすこと」を言います。
除菌には，フィルターなどで菌を濾す方法と，菌を殺す方法があります。
除菌イオンは後者の方法を，つまり，イオン（空気中の水分に溶けたオゾン）の力によって菌を殺しているのですが，居住空間というとてつもなく体積が大きいところに存在している，何億という数に限りがないと思える菌を完全に死滅させることは不可能ですので，「除菌イオン」という名称が与えられたのだと考えています。
なお，菌もタンパク質で出来ていますよ。

> 実際に関わるオゾン量は微量で、排気ガスを吸い込む
> 方がよっぽど体に悪い、というくらいでは？

う～ん，すごいものと比較されましたね。
確かに，これは，そのとおりですよと言うしかないのは，当たり前の話ですね。
でも，微量であれば，害のあるものを垂れ流しにしていて良いのかという問題に行き当たると，私は思うのですが・・・。

一番最初のマイナスイオンドライヤーは，オゾンによる髪の毛の傷みを考えたのか，それとも，マイナスイオンが話題になったから「とりあえず製品を出しておけ」ということで，世に出てきた製品だったからなのか，そのあたりはわかりませんが，オゾン量もごく微量で，かなり髪の毛が傷んでいた人以外では，効果があるのかどうかわからなかったところもあるようです。
また，マイナスイオンドライヤーが効果あるように使用することが出来なかったことが，マイナスイオン量が少ないことによるものだとメーカーも勘違いしてしまったようにも見受けられます。
それらのため大勢の人に効果を出させるためなのか，または，他社との差別化のためなのか，最近では，一番最初のマイナスイオンドライヤーに比べますと，10倍や20倍以上にもなる量のオゾンを発生している製品も出てきています。
もちろん，それでも，排気ガスに比べれば，微量ですけどね。
でも，私も大きなことを言わせていただきますと，世界中の人がマイナスイオンドライヤーを使用し続けますと，オゾンホールが出来ないかと心配になりますよ。

あっ，最初に書くべきかもしれませんが，これは，理容師や美容師すべての意見ではなく，飽くまでも私の考えや意見ですので，それを忘れないでくださいね。

gakushaneko · Answer

横は入りで申し訳ないですが・・・。

> イオニティor日立が両方「効果あり・害なし」だと前
> 提した上で、どちらがオススメかを聞きたいなーと思
> っております

YOTARO-1さんへの「回答に対するお礼」に，このように書かれていますが，その「前提」を覆すようなことを書いても良いですか？
おかしな補足要求ではありますが，実は，当方，至ってまじめに補足要求しています。
なお，もし，ダメでしたら，なにも書きませんので，ご了承してください。

you1004 · Answer

イオニティの方を使ってます。
日立のドライヤーとの違いは分かりませんが、イオニティもドライ、セット、ターボと３段階の切替ができるようになってます。
風量も一番値段の高いイオニティでしたら、髪の多い私でも大丈夫なくらいの風量です。
このドライヤーの効果なのかは分かりませんが、髪が乾いた後の手触りは良いですね。
髪に良いのか悪いのかは分かりませんが
とりあえず、美容院で担当の美容師さんに「ストパーやカラーをやってる割には状態が良い」と言われる程度の状態ではあります。
使用感や効果などは、どちらも大して違いはないと思いますので、後は値段や使い勝手など好みの違いだと思います。
ただ、イオニティ愛用者の私からすると、イオニティは冷風と温風が同時に出るのが売りの商品ですので、セット力は強いかも？
ただ、その冷風の影響で髪が冷たく感じるので完全に乾いた・・・という感じが感じにくい・・・っていうのが難点かな。
逆に、そのおかげでドライヤーの当てすぎで髪が傷むのを防げてる部分もあると思うので一長一短ですけどね。
今は大型電気店などに行くと実際に展示してあるドライヤーに電源を入れて試せる所もたくさんありますので、電気店に行って実際に試されてみてはいかがですか？

YOTARO-1 · Answer

まずはじめに、
近年、電化製品に限らずあらゆる商品に「マイナスイオン～」とついていますが全てインチキです。メーカーが謳っているような効果はありません。
ではなぜウソをついてまで売っているのか……「マイナスイオン」と付けないと商品が売れないからです。
詳しく知りたければ、Googleなどの検索サイトで「マイナスイオン　インチキ」というキーワードで検索してみて下さい。

さて、ご質問のマイナスイオンドライヤーですが、確かに髪はサラサラになります。これはメーカーが宣伝しているようなマイナスイオンの効能ではなく、ドライヤーから発生したオゾンの効能と思われます。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1088747
イオニティも日立のもオゾンを発生する方式のドライヤーですので、どちらも「オゾンドライヤー」ですね。

私も４年前くらいに、売れ筋のマイナスイオンドライヤーを使ってみたことがあります（商品名忘れました）が、上で書いたように確かにサラサラになります、しかし（他のは違うのかもしれませんが）“風が弱く”“温度も低い”のでなかなか髪が乾きません！
普通のドライヤーを“冷風で微弱”で使ってる感じです。
髪を乾かすという本来の目的を果たしていないので私は使うのをやめました。男ですしね（笑）

で、イオニティか日立かの選択ですが、どちらも使ったことが無いのでこれは分かりません。ゴメンなさい。出力ワット数も値段の差もほとんどないので、どちらを選んでもさほど変わらないとは思いますが・・・

マイナスイオンドライヤー（イオニティと日立）どっちがオススメ？

髪の毛の専門家，理容師です。

> あとドライヤーによるオゾンの影響が超微量ならば、

> イオニティのお客さま相談室と、一般の消費者センタ

横は入りで申し訳ないですが・・・。

この回答への補足

イオニティの方を使ってます。

まずはじめに、

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