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シーネ固定と、ギプス固定の違いを教えてください。よく、看護婦さんがシーネ巻き変え、とか言ってますけど、どういうことなのかなぁと思いまして。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

医用画像解析の研究者です。


以前病院に勤務しておりました。

シーネは、骨折の際、患部の固定を行うための添え木のことをさします。
医療では副子と呼びます。
ボール紙・木・竹・金属板・針金・ギプスなどが材料に用いられます。
一般的には、ハシゴ状の針金に包帯を巻いたラダーシーネ、アルミ板にウレタンを貼り付けたアルミシーネを多く使用しています。

ギプス(Gips)はドイツ語の「石膏」から来た言葉で、患部全体を覆います。
最近は、石膏ではなくプラスチック製を多く使用しています。
軽く、X線写真診断にも影響が少ないすぐれものです。
半分に切って蓋のようにしたギプスシャーレなんて言うのもあります。

一般に、シーネ固定は単純な骨折や捻挫、手先、足先、首、鼻など、比較的短期間の固定に用いられます。
ギプス固定は、2関節以上にまたがる固定、複雑骨折や重篤な捻挫、靭帯損傷など、長期にわたっての固定に多く用います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
なんとなく、イメージできました。
早速ご回答いただいたのに、お返事遅くなってすいませんでした。助かりました。

お礼日時:2005/01/09 11:47

まず、シーネ固定ですか、副子固定と同様で下肢でいえば足の裏側や、腕であれば肘の側飲みに固定を行う治療法です。

シーネ固定は全周性ではなく半分しか覆われていないため包帯による固定が必要になります。そのため包帯の巻き替え等が必要になります。またギブス固定はプラスチックの素材の固定であり全周性に腕や足に巻き、固めてしまう方法で、完全に覆ってしまうため包帯等の必要がありません。ギブスを半分に切ったものはギプスシーネと言ったりします。
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