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映画「ハンターキラー」のエンディングで、飛んできたミサイルを機関砲で撃ち落とす場面がありますが、ああいう事はできるんでしょうか?
爆弾を積んでいるんだから、至近で爆発するとものすごい爆発にならないですか?

A 回答 (4件)

フツーの機関砲で、人が狙うのは難しいです。


レーダーとコンピュータ制御の機関砲で、自動迎撃する装備はあります。

ファランクス トマホーク 巡航ミサイルを撃墜の瞬間 シウス CIWS Phalanx cruise missile BGM-109 Tomahawk



> 爆弾を積んでいるんだから、至近で爆発するとものすごい爆発にならないですか?

直撃するより、マシです。
動画を見て分かるように、通常は数百メートル以上離れた距離で撃墜します。
最近の爆薬は、誤爆防止なんかのために、きちんと信管が作動しないと爆発しない物も多いです。
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この回答へのお礼

百聞は一見に如かず、ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2020/12/31 02:20

機関砲を使ったCIWS(Close In Weapon System:近接防御火器システム)は、1970年代後半に実用化された「ファランクス」以来、欧米露中などで開発されて、現在の駆逐艦以上の戦闘艦の多くに採用されている。



>ああいう事はできるんでしょうか?
そのために開発されたシステムなんだから・・・「出来なけりゃ困る」。

>爆弾を積んでいるんだから、至近で爆発するとものすごい爆発にならないですか?
実は「爆弾」は、正しく扱っている分には安全だったりする・・・兵器も最大の効果を発揮するために、最適なタイミングで動作するような仕組みになっている。
ミサイルの弾頭も、標的との距離などから計算されたタイミングで信管に所定の信号を与えることで動作するように設計されていて、ほかの信号や刺激に対しては安定を保つように造られている(ミサイル発射の熱や衝撃で爆発したら大変でしょ)。
また、最大射程付近で迎撃するよう制御するので、至近距離まで近づけることはない(ハズ)。

砲弾が当たっただけでは簡単に爆発はしないけど・・・迎撃に成功しても、至近距離だと飛び散ったミサイルの破片による被害が発生する可能性がある。
いささか古い話になるけど、湾岸戦争で、イラクが発射したスカッドミサイルを迎撃するため、パトリオットミサイルを発射したとき、3発発射したパトリオットの1発がスカッドに命中して、弾頭も起爆しないまま、空中で破壊されたけど、破片が落ちた先が米軍の兵舎で、建物を破壊するとともに兵士数名が死亡したことがある(スカッドを打ち漏らしたパトリオットは、地上の被害が最小限になるように自爆して粉々になる・・・ハズ)。
ミサイル本来の目的達成を妨害(ミッション・キル:mission kill)したものの、二次的な被害が発生した典型的なケースとして割と有名な話しだったりする。

米レイセオンの「ファランクス」は、20mm多砲身砲で、発射速度4500発/分(最大)、有効射程1500m程度。システム重量が6.2トンで小型艦にも搭載可能。また、甲板に載せるだけなので、後付けでの搭載も簡単な改修で可能。
蘭タレスの「ゴールキーパー」は、30mm多砲身砲で、発射速度4200発/分(最大)、有効射程2000m程度。が長く、弾頭1発あたりの破壊力も大きいが、重量が10トン近くあるほか、システム全体が大柄で、甲板に穴を開ける”埋め込み”設置になるので、搭載できる艦は、中~大型艦になる。

ファランクスやゴールキーパーは、そコンピューターが驚異の存在・強度を認知して位置、速度などから割り出した最適のタイミングで、機関砲を発射して”弾幕(防御スクリーン)を張る”ことで迎撃する”全自動システム”で、人的な操作はシステム起動の指示だけで射撃そのものに人が介入する要素はない。

最近は大艦ミサイルの大型化が進んでいて、特にファランクスの20mm砲弾だと”防御スクリーン”に当たっても、破壊しきれなかった大きな破片が艦に当たる被害が想定されるようになった。
口径30mm以下機関砲による防空専門システムに対して、対水上艦戦闘も可能なモノが伊SELEX エルサグの「ダルド」に代表される中口径砲によるCIWS。
瑞ボフォースの40mm機関砲や伊OTTOメララの76mm速射砲などとの組み合わせによるダルドがイタリア海軍のほか、東南アジアや中南米で採用されている。

また、ミサイルによるCIWSもあって、代表的なモノとして米・独共同開発の「RAM(Rolling Airframe Missile)」がある。
RAMは、機関砲よりも長い射程と破壊力を兼ね備え、ミサイル・キャニスター(発射装置)がバルカン砲と置き換え可能だったり、レーダー/キャニスターのシステム全体が(比較的)小型軽量であることから、ファランクスに代わるCIWSとして採用例が増えている。

最近は大艦ミサイルの大型化が進んでいて、特にファランクスの20mm砲弾だと”防御スクリーン”に当たっても、破壊しきれなかった大きな破片が艦に当たる被害が想定されるようになっているので、ファランクス搭載艦もRAMへの置き換えが進むモノと思われる(まぁ、「国防予算が許せば」だけど・・・)。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。とても勉強になりました。

お礼日時:2020/12/31 02:21

落とせます。

迎撃ミサイルは、新潟にもありますよ。
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まぁまぁ


作り事
絵空事ですからねぇ。

昔は、
竹やりで
飛行機を落とす練習していたんですよッ!
それに比べれば、
まだまだですねッ!
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