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昔の特高警察について質問です。特高警察が取調の中で酷い拷問や女性に対する性的暴行を行っていたというのは事実なのでしょうか?また、左翼や反政府的な人物だけでなく、右翼も捜査の対象になっていたというのは本当ですか?教えてください。

A 回答 (2件)

>特高警察が取調の中で酷い拷問や女性に対する性的暴行を行っていたというのは事実なのでしょうか?



事実です。戦前の刑法では本人の自白が大きな証拠となっていました。ですので自白を引き出すために拷問をするのは特高に限らず警察や憲兵などが普通におこなってきました。

拷問の結果、死亡した人は諸説ありますが、プロレタリア作家の小林多喜二をはじめ400人以上といわれています。拷問が直接の原因でなくても獄死した人は更に多いでしょう。

>また、左翼や反政府的な人物だけでなく、右翼も捜査の対象になっていたというのは本当ですか?教えてください。

右翼といっても極右とか体制を転覆させようとする一部ですね。それだけではなく、宗教団体も対象でした。皇道大本と扶桑教ひとのみち教団も特高の摘発をうけていて、大本教の場合は建物をすべて破壊されています。

創価学会の初代会長だった牧口常三郎氏も戦時中獄死をしていますね。ただ彼の場合は「平和」「戦争反対」を訴えて逮捕されたのではありません。、伊勢神宮の神札を祭ることを拒否したために、治安維持法違反並びに不敬罪の容疑で下田警察署に連行され、東京拘置所内の病監で栄養失調と老衰のため死去しました。特高の取り調べ長所では「戦争に勝つためには日蓮大聖人に帰依することが必要」と主張していたのです。
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この回答へのお礼

丁寧なご説明ありがとうございます。
よくわかりました。

お礼日時:2021/04/22 11:34

右翼も左翼も関係なく、政府(軍部)の意向に添わなければ、抑留されたり勾留されたりしたそうです。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ひどい時代だったんですね。

お礼日時:2021/04/22 11:35

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