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鉄道

電車のレールの下に敷き詰めてあるのはなぜ砂利なんでしょうか?
コンクリートでガッチリ固めた方が安全だと思うのですが、わかる方がいましたら教えて下さい。

A 回答 (6件)

こんばんは、電車運転士をしております。



道床がバラストなのは、

▪️排水性が良い。
▪️修正しやすい。
▪️クッション性がある。
▪️手軽に入手できる。
▪️吸音効果がある。

上記理由からになります。

コンクリートで道床を作った方が良い。
たしかに一理あります。

スラブ軌道やコンクリート道床として既に存在しています。

メンテナンス期間が延びるという利点や、道床の歪みが発生しにくいという利点、降雪区間でバラストが飛んでいったりしないといった利点があるのですが、
デメリットもありまして、

▪️そもそも高価
▪️破損したり、軌道狂いが発生したり、滅損すると、修正が大がかりとなり補修工事が逆に高価になる。
▪️音が反響し騒音が大きくなりやすい。

このようなデメリットもあります。
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砂利の大粒なものを「礫(れき)」といいますが、一般的には砂利で通ります。


砂利の下は、土でしょ????
土ってのはコンクリートと違い、表面が凸凹してますよね。
つまり平滑性が保てない状態ですから、そんな場所にコンクリートを敷き詰めたら、ひび割れが発生します。
したがって、凸凹の上に敷くのは凸凹を吸収してくれる砂利が最適なんです。

もしも砂利の下が土ではなく「コンクリート」であるなら、平滑性が確保できるため、砂利を排除してコンクリートで固める「スラブ軌道」が最適、という訳です。

だからスラブ軌道が使われる区間は、高架線の上でなければ使えない、という事なのです。
「鉄道 電車のレールの下に敷き詰めてあるの」の回答画像5
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どちらも使われてます。


砂利を敷いてるのがバラスト軌道
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9 …
コンクリートを敷いてるのがスラブ軌道
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9 …

バラスト軌道が使われてる理由は2つ
・建設当時にスラブ軌道の技術がなかった。
・バラスト軌道の方がコストが安い。
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主な目的は線路にかかる荷重や振動を分散させるためです。

コンクリートのようなもので固めてしまうと分散せずに1箇所で受けることになるので破損しやすくなり騒音も大きくなります。
また高架橋などの構造物以外の場所なら大きな荷重がかかることで地盤が沈下したりするとコンクリートのような強固なものだと修正が難しくなります。
近年は高架橋などの構造物上や路盤をコンクリートで固めているものもありますがまくらぎの下にゴムを入れるなどして振動、騒音を抑えるようにしています。この場合でも騒音の低下を目的に砂利を入れていることもあります。
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>なぜ砂利なんでしょうか?


「砂利」とは呼びませんね「バラスト(砕石)」とか呼ぶんじゃなかったっけ

なぜ?
微調整が可能だから
夜中によくやってますよ

コンクリートでつくっちゃって、傾いたり曲がったりしたらどうやって直すの?
砕石なら積み方弄れば対応できますよ

新幹線とか高架の線路ではバラストじゃなくて
ゴムみたいなシート使ってるのもあるんじゃなかったっけ
電気流すと厚みを調整できるだってさ
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加重の分散

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