近代化によって、日本の国家や社会は どのように変化したのでしょうか。

近代化によって、日本の国家や社会は
どのように変化したのでしょうか。

No.1 ベストアンサー 回答者： oniwabangairu 回答日時： 2022/04/30 10:10

高校の日本史の教科書の中には、近代化という言葉は、とても多数でてきます。

明治期の一部には、次の記載もあります。　あくまで一部の抜粋です。

明治の文化
強大な欧米列強に対抗するために，新生の明治国家は，「富国強兵｣「殖産興業｣｢文明開化｣といったスローガンをかかげ，西洋文明の移杣による急速な近代化をおし進めた。しかし，物質文明の急激な流入にくらべて日本人の精神の変化はゆるやかで，都市にくらべ農村の近代化は,はるかに遅れた。こうして明治の文化には，新しいものと古いもの，西洋的なものと東洋的なものが無秩序に混在･併存する,独特の二元性が存在することになった。
また，明治初期には新政府がみずから先頭に立って近代化を推進することが多かったが，明治の中ごろからは教育の普及や交通･通信･出版の著しい発達によって，国民の自覚が進み，国民自身の手による近代文化の発展をみるようになった。
生活様式の近代化
明治になって,大都市の官庁･会社･学校･軍隊では,ガラス窓の建物で，机･椅子を使用し,洋服を着て定められた時刻通りに行動する西洋風の生活様式を採用した。1880年代末には電灯が大都市の中心部で実用化された。交通機関では，明治初年の鉄道開通に続いて, 1880年代には鉄道馬車が走り, 90年代になると京都で路面電車も開通した。
こうして人びとの生活様式は,日本風と四洋風とがいりまじるようになった。日本髪にかわって女性の髪形として束髪が考案され,便利さから広くゆきわたったのもその一例である。しかし，地方の農漁村では石油を用いるランプが普及し,洋装の駐在巡査や人力車がみられるようになったものの,日常生活に大きな変化はなく,暦法も農作業の関係から,太陽暦と並んで旧暦が用いられた。
殖産興業
政府は富国強兵をめざして殖産興業に力をそそいだ。まず関所や宿駅･助郷制度の撤廃,株仲間などの独占の廃止,身分にまつわる制約の除去など,封建的諸制度の撤廃につとめ,土地所有権を確定して自由な経済活動の前提を整えた。ついで,お雇い外国人の指導のもとに近代産業を政府みずから経営して,その育成をはかった。
1870(明治3)年に設樅された工部省が中心となって, 1872(明治5)年に新橋･横浜間,ついで神戸･大阪･京都間にも鉄道を敷設し,開港場と大都市を結びつけた。また，旧幕府の経営していた佐渡･生野などの鉱山や長崎造船所, 旧藩営の高島･三池などの炭鉱や兵庫造船所を接収し,官営事業として経営した。軍備の近代化をになう軍工廠としては東京と大阪に砲兵工廠を開き, 旧幕府が設けた横須賀造船所の拡充に力を入れた。
通信では,1871(明治4)年に前島密の建議により,飛脚にかわる官営の郵便制度が発足し,まもなく全国均一料金制をとった。また1869(明治2)年に東京･横浜間にはじめて架設された電信線は, 5年後には長崎と北海道までのばされ，長崎･上海間の海底電線を通じて欧米と接続された。海運では，近海･沿岸の海運を国内企業に掌握させ， また有事の際に軍事輸送をおこなわせるため，土佐藩出身の岩崎弥太郎が経営する三菱(郵便汽船三菱会社)に手厚い保護をあたえた。
一方，政府は民|川工業を近代化し,貿易赤字を解消しようと輸出の中心となっていた生糸の生産拡大に力を入れ,1872(明治5)年,群馬県に官営模範工場として富岡製糸場を設け,フランスの先進技術の導入･普及と工女の養成をはかった。
1873(明治6）年に設立された内務省も殖産興業に大きな役割を果たし,製糸･紡績などの官営模範工場を設立したのをはじめ，人力中や荷車,さらには馬車などの運輸の便をはかるため道路改修を奨励した。農業･牧畜については，駒場農学校や三田育種場を開設して西洋式技術の導入をはかった。
政府は北方を開発するため， 1869(明治2)年,蝦夷地を北海道と改称して開拓使をおき,アメリカ式の大農場制度･畜産技術の移植をはかり，クラークを招いて1876(明治9）年には札幌農学校を開校した。

No.3 回答者： ceiby 回答日時： 2022/04/30 17:43

労働者の権利だ、給料を上げろ、安定職だからこの職選んだ、時間外労働拒否、こんなことをやってる公務員は、いらないんですよ。

No.2 回答者： ceiby 回答日時： 2022/04/30 17:39

先の戦争では徴兵制で愛国心がある者が命を落として犠牲となり、愛国心がない社会主義、共産主義者が逃げ生き延びました。

これは国益、国民の利益にはならないんですね。
悪体質の牙城となっている部分から送り出し、残ったもので国を運営していくなら、真っ先に社会主義、共産主義者を動員するべきでしょう。
国を守るために命を捨てると言ってる人達を、殺すような事はするべきではありません。むしろ国家が守るべきです。