量子力学の量子は、常識を超越した奇妙な物に見える。量子は過去に情報を伝える事ができるようだ。何故、そんな事ができるのか? 物理学者は頭をひねっている。しかし、背理法で考えれば答えは自明だ。
量子に、そのような超越的な能力が無ければ、宇宙は存在できなかったからだ。宇宙が存在するのは、つまりは我々が存在するのは、量子が、そのような超越的な性質を持っていたからだ。それが量子がそのような奇妙な能力を持っている理由ですよね?
もし量子が、我々が容易に理解できる、ありふれた、何の不思議もない単純な物だったら、この絶妙なバランスと数値を持つ宇宙は存在できなかった事は明らかです。つまり宇宙は偶然にしては出来過ぎている、例えば光の速度は絶妙すぎる。
宇宙には生命が存在する事は確かだが、その生命は、偶然にできたとはとても思えない。それは現在の我々が、意図して、無生物から生命を作り出そうとしてもできない事を見れば分かる。我々が意図的に作り出そうとしてもできない物が、偶然にできるとはとても思えない。
しかし、量子の持つ過去に情報を伝える能力が有れば、宇宙や生命を作り出すことができただろう。何故なら失敗すれば、その失敗の情報を過去に伝え、何度でもやり直す事ができるからだ。宇宙は何度も失敗し、何度もやり直したに違いない。その無限の失敗の、やり直しから、宇宙や生命が生まれたのだ。そうでもしなければ、宇宙も生命も作り出せるはずがないですよね?
No.22
- 回答日時:
続き
エヴェレットの多世界解釈ではもつれ関係にある真逆な選択肢の一方を選択して確定させればそれとは真逆のもう一方の選択肢が分枝するといことではここで言っている真逆とはあくまで物理的に真逆である言ってるに過ぎません。
故にエヴェレットの多世界解釈をどう物理的に捉えようと「無限の数の失敗した世界がある」なんて見解を導き出すことはできないのです。
何故ならば失敗云々はあくまで評価に過ぎず物理的には何ら意味を持たないならからです
つまり
多世界解釈により、無限の数の「失敗した世界」があるとは考えているのはあくまで質問者さんの独断であって物理学者はそのような考え方一切しません
No.21
- 回答日時:
続いて
エヴェレットの多世界解釈について
エヴェレットは収束を否定しているのではなくて収束を持ちなくてても説明できるようなコペンハーゲン解釈とはまったく異なる発想しました
それが重ね合わせによる選択ではなくて量子もつれを用いた分枝という発想です
その説明の前に
量子もつれとは
ペア関係にあり2つの特定の量子の間で起きる物理現象の事で一方の量子の状態が確定したその瞬間にもう一方の量子がそれとは真逆の状態で確定する物理現象で不気味な遠隔作用と呼ばれていた現象です
それを踏まえて
エヴェレットは2つの真逆な選択肢量子もつれの状態にある考え一方の状態を選択して確定させるとそれとは真逆なもう一方の選択肢がこの世界とは異なる別の世界として確定=具現化するとしました。これが分枝です
これによってエヴェレットは選択するたび分枝をし続ける事が世界無数に存在すると考えました。これが多世界解釈です
正しエヴェレットによれば互いに干渉しあわないとのことなのでそのとおりであれば分枝された世界を観測することは出来ません
つまりエヴェレットの多世界解釈は科学的に立証不可能な解釈なのです
よってエヴェレットの多世界解釈は量子物理学の世界では支持されている解釈ではありません
>2つの真逆な選択肢量子もつれの状態にある考え一方の状態を選択して確定させるとそれとは真逆なもう一方の選択肢がこの世界とは異なる別の世界として確定=具現化する
つまり、この具現化した2つの世界は、どちらか一方が消滅したのではなく、どちらも具現化して存在しているわけです。
そして、その選択において、間違った選択も有り得ます。なぜなら、その選択によって生じた、二つの世界は全く同じものではないからです。
一つの量子によって選択された、わずかな違いが、将来、大きな違いと成る事は有り得る事です。これはバタフライ効果と呼ばれるものです。
そこで、何万年も未来の人類が、人類を存続させようとして、一つの量子を操作して、世界を変える事は有り得る事です。なぜなら、もし、選択を誤って、人類が絶滅したら、何万年も未来の未来人も存在できなく成るからです。
No.20
- 回答日時:
質問者さんは根本的な誤解しまくりでお話しにならないです
ここで出てくる波動関数とは量子状態を表す関数の事で質問者さんが述べている波のことではありません
波動関数が量子状態を表す関数で有ることから波動関数によるグラフは取りうる量子状態の連なりを表しててこれを量子力学では「量子の重ね合わせ」と言います
これを踏まえて
原子核の周りに存在している電子は取りうるすべての状態を取れる状態である事からその状態を雲に例えられています。これが電子雲です
これは原子核の周りに存在している電子が取りうるすべての状態が重ね合わさっている状態でこの状態を数字にしたのが波動関数です
それを観測しある特定の状態に確定させたその瞬間に雲が一箇所に集まって物質化して粒子となる物理現象が生じます。これが収束です
これで質問者さんの説明はまったくもって間違っているのはおわかりでしょう。
要するに質問者さんが仰っている
「四方八方に広がった波が、物にぶつかった塗炭に、一箇所に収束」なんてことまったくもって関係ない事のです
とは言え取りうるすべての状態学問重ね合わさっている状態がいずれか一つの状態に確定させると収束するのかその物理的理由は未だ解明されていないのは事実ですがそのように解釈するとミクロで起きている上記の物理現象が上手く説明できるのも確かです
質問者さん
波動関数という事から波には関する関数ととんでもない勘違いをしたんでしょうがそんなことでは量子力学を理解することなんてできませんよ
No.19
- 回答日時:
量子論が指摘した真の問題
観測して確定させない限り存在している状態と存在していない状態とが重ね合わさっているので量子論的に言えば観測していないのものが存在しているどうかは判別出来ないという事です
No.18
- 回答日時:
オマケ
量子論によって導き出された未来の変え方
端的に言えば確定する前の重ね合わさっている状態に戻して改めて確定させれば前回とは異なる状態を確定させうるという事です
これは理論的にありえますが確定するので重ね合わさっている状態に戻す技術は確立していないので現時点では出来ません
>現時点では出来ません
現時点でできるとは言ってないです。何万年も後の未来の人類なら、過去を変えられるのではないかと言っています。
No.17
- 回答日時:
シュレディンガーの猫のパラドックスを提唱したシュレディンガーやそのパラドックスの解釈を提唱したコペンハーゲンの研究者の誰一人
人間や宇宙の運命もたった一つの量子によって決定されるなんて事は言ってません
そもそも不確定性原理によって未来は不確定である事が論理的に証明されたつまり運命は不確定性原理によって論理的に否定されたということです
No.16
- 回答日時:
質問者さんはシュレディンガーの猫の思考実験を正しく理解していないばかりか間違って理解されています
シュレディンガーの猫の生死を観測者が決定しているのではありません
それについての説明
シュレディンガーの猫のパラドックスに対するコペンハーゲン解釈として
箱を開けて猫を観測するまでは観測者にとって死んでいる状態と生きている状態とが重ね合わさっている状態。それが箱を開けて猫を観測したその瞬間にどちらか一方の状態に収束してその状態に確定する
という事です
つまり観測者がその状態を確定させているのではなくて観測したその瞬間にどちらか一方の状態に確定すると言うことです
質問者さんは自分勝手に間違った曲解をするのはやめたほうがいいですよ
>箱を開けて猫を観測したその瞬間にどちらか一方の状態に収束してその状態に確定する
それは「波束の収縮」と言われるものですが、物理学者の誰でも知っているのに、言わないので、私が言いますが、明らかに馬鹿げた考えです。
誰でも知っている通り、「波」と言うのは四方八方に広がって行くものです。その四方八方に広がった波が、物にぶつかった途端に、一か所に「収束」するなど有り得ません。
従って、波束の収束を否定する「多世界解釈」が提唱されているのです。
多世界解釈により、無限の数の「失敗した世界」が有ると考えられます。そして、その失敗した世界の情報を、失敗する前の過去の世界に伝え、何度でもやり直す事で、現在の宇宙や生命が生まれたと思われます。
No.15
- 回答日時:
量子力学=シュレディンガーの方程式ではないですよ
ミクロにおける素粒子(量子)はマクロにおける物質とは違う不確定性原理によって対象となる素粒子(量子)の状態(位置)は確定しない為に正確に予測する事はできないのです。
ですから正確に予測する変わりその可能性の程度を数値化してそれに代えるのです
それが確率表記するその理由です
重要なのは確率で表記することではなくて不確定性原理によって正確に予測出来ないことです
その為のマクロで用いられれ
速度×時間=距離を用いて計算する事が出来ないと言うことです
No.14
- 回答日時:
物質には根源的に慣性と不確定性の相反する2つの性質があります
これによってこの宇宙には数多の物質が存在しているのです
それを踏まえて
不確定性によるゆらぎによって生命現象を示していない物質が生命現象を示す事が起きるのです。ゆらぎによるトンネル効果的な効果によってそうなった場合それはこの宇宙のこ物質には生命現象を示す性質が根源的に内在していてそれがゆらぎによるトンネル効果的な効果によって偶然発現したという事です
よって表層的な確率がいくら0に近くてもそれはまったくもって関係ないのです。何故ならば不確定性によって取りうる状態すべてが取れる状態であるからです
シュレディンガーの猫の実験によれば、猫の生死は、一つの量子の振る舞いによります。一つの量子が猫の生死を決定しているのです。
ここでシュレディンガーの言う「猫」とは、言うまでもなく「人間」の事です。人間を実験に使えないから、代わりに猫を使ったのです。
人間や宇宙の運命も、たった一つの量子によって決定されると言う事が、シュレディンガーの猫の実験の意味する所です。
一つの量子が人間や宇宙の運命を決定する事が可能であるならば、何万年も未来の人類が、現在の我々の運命を変える事も可能でしょう。
何万年も未来の人類は、宇宙全体を操作できなくても、一つの量子を操作する事は可能かもしれないからです。
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こういう実験が現実に有るのです。
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理研&日立による新発見!過去が書き換わった量子実験
量子を不思議だ、不思議だと言ってるだけでは、何も解決しませんから、我々は仮説を立てて理解しようとします。未来からの信号が有るとすれば、その信号を伝える、つまり時間をさかのぼる量子が有るはずですが、そのような量子の存在は確認されていません。
しかしだからと言って、そのような量子が存在しないとも言えません。ただ、物理学の歴史においては、そのような有り得ないような、突拍子もない仮説が、案外、本当だったりしますから、この時間をさかのぼる量子の存在も、あながち否定できないと思われます。
対称性の破れで宇宙が産まれたとしても、それだけでは、宇宙が現在の宇宙に成った理由を説明できませんし、宇宙に生命が生まれた理由も説明できません。
量子力学とは確率の事です。その確率によれば生命が偶然に生まれる確率はゼロに近い。しかし、宇宙に生命が存在するのは確かですから、その生命は何故、生まれたのか?
ゼロに近い確率を大幅に上昇させた何かが有ったに違いないわけで、それが何かが問題なわけです。
考えられるのは、未来から過去に情報が伝えられ、導かれたと言う事です。現在でも、我々は未来からの情報を受け取っているのです。
おそらく、それが「神の声」とか「預言者の言葉」といったものでしょう。しかし、それは宗教に成ってしまうので、もちろん、科学ではないです。
ですが、我々が、何万年も滅びもせずに、生き残って来たのは、単なる偶然とは思えないと事も確かです。
40万年ほど前、地球の陸地の約3分の1が氷におおわれた氷河時代には、人類の数は大幅に減少し、絶滅の危機に立たされました。しかし、生き残って来たわけで、これらを偶然で片づけて良いのか
>量子力学とはミクロにおける物質の振る舞いを記述
それがシュレディンガー方程式ですよね?
シュレディンガー方程式と言えば、奇妙な記号、ψ(プサイ)で有名ですが、これは確率を表しているそうです。
波動関数の絶対値の2乗が、ある場所で粒子を見つける確率に比例するという波動関数の確率解釈つまり、
|ψ|2dτに比例する。
シュレディンガーの猫の実験によれば、猫の生死は、一つの量子の振る舞いによります。一つの量子が猫の生死を決定しているのです。
ここでシュレディンガーの言う「猫」とは、言うまでもなく「人間」の事です。人間を実験に使えないから、代わりに猫を使ったのです。
人間や宇宙の運命も、たった一つの量子によって決定されると言う事が、シュレディンガーの猫の実験の意味する所です。
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>箱を開けて猫を観測したその瞬間にどちらか一方の状態に収束してその状態に確定する
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従って、波束の収束を否定する「多世界解釈」が提唱されているのです。
多世界解釈により、無限の数の「失敗した世界」が有ると考えられます。そして、その失敗した世界の情報を、失敗する前の過去の世界に伝え、何度でもやり直す事で、現在の宇宙や生命が生まれたと思われます。
そもそも量子については分からない事だらけです。例えば、「量子もつれ」の図では量子と量子をつなぐ「ひも」のような図が描かれていますが、全く空想の域を出ません。
仮にそのような「ひも」が有るとして、その紐はなんでできていて、重さはどれ程なのか、どうしてその紐は光より早く情報を伝えられるのか、全く分かっていません。
ただ、分かっているのは、量子と量子は、何かでつながっているらしいと言う事だけ。我々は量子について、ほとんど何も理解していないのですから、今の時点では、量子には何ができて、何ができないとは明確には言えないのです。
従って、何万年の後の、未来の人類が、量子を過去に飛ばして、現在の人間の脳の中を流れる電流に影響を与え、何か素晴らしいアイデアを、あたかも神の啓示のように生じさせたとしても、そのアイデアが未来から来たものではないとは言えないのです。