量子力学の量子は、常識を超越した奇妙な物に見える。量子は過去に情報を伝える事ができるようだ。何故、そんな事ができるのか? 物理学者は頭をひねっている。しかし、背理法で考えれば答えは自明だ。
量子に、そのような超越的な能力が無ければ、宇宙は存在できなかったからだ。宇宙が存在するのは、つまりは我々が存在するのは、量子が、そのような超越的な性質を持っていたからだ。それが量子がそのような奇妙な能力を持っている理由ですよね?
もし量子が、我々が容易に理解できる、ありふれた、何の不思議もない単純な物だったら、この絶妙なバランスと数値を持つ宇宙は存在できなかった事は明らかです。つまり宇宙は偶然にしては出来過ぎている、例えば光の速度は絶妙すぎる。
宇宙には生命が存在する事は確かだが、その生命は、偶然にできたとはとても思えない。それは現在の我々が、意図して、無生物から生命を作り出そうとしてもできない事を見れば分かる。我々が意図的に作り出そうとしてもできない物が、偶然にできるとはとても思えない。
しかし、量子の持つ過去に情報を伝える能力が有れば、宇宙や生命を作り出すことができただろう。何故なら失敗すれば、その失敗の情報を過去に伝え、何度でもやり直す事ができるからだ。宇宙は何度も失敗し、何度もやり直したに違いない。その無限の失敗の、やり直しから、宇宙や生命が生まれたのだ。そうでもしなければ、宇宙も生命も作り出せるはずがないですよね?
No.30
- 回答日時:
質問者さんは合否の例えが理解出来ないようなので子供でもわかる例えで説明します
実験参観者は
参観者Aと参加者Bの計2名
参加者Aは窓の無い実験室にいます
参加者Bは参加者Aがいる実験室とは別の窓ない部屋にいます
互いに相手を観察出来ない状況です
その上で
くじ引きを用いた実験を行います
実験室にある箱の中にあたりくじハズレくじ各一枚入れておき参加者Aにくじを一枚引かせるという実験です
参加者Aがくじを引く前では
参加者Aがあたりくじを引く状態とハズレくじを引く状態とが重ね合わさっているので参加者A自身があたりくじ・ハズレくじのいずれかのくじを引くかは確定出来ません
これは別室にいる参加者Bからみても同じ
次
参加者Aがくじを引きます
参加者Aはあたりくじ・ハズレくじのいずれかを引いた事でその状態を確定させます
ですがくじ引き結果を参加者Bには知らせません
参加者Bは参加者Aがくじを引いた事を知らないので参加者Bから見たら参加者Aがあたりくじを引いた状態とハズレくじを引いた状態とが重ね合わさっている為のどちらかのくじを引いた状態に確定させる事が出来ません
つまり
参加者Aはくじを引いたのでどちらのくじを引いた状態を確定させる事ができましたが、参加者Bは参加者Aがくじを引いた事を知らいので参加者Aのその状態を確定させる事が出来ないのです
おわかりですよね?
何故なら上記は至極当然のことですから
あなたは、物理学の専門家ではなく、私と同じ素人でしょう?
だから、どうも信用できない。私の事を権威に頼る権威主義者と思われるかもしれませんが。権威ある意見を聞きたい。
あるいは、あなたと同じような事を言っている、ネットの記事か、youtube を見たい。そのURLを教えて下さい。
No.29
- 回答日時:
私が出した例え多くの量子物理の研究者なら理解できるし受け入れられますよ。
何故ならばこれは量子物理における重ね合わせプラス相対性を加味すれば至極当然理解できる事でこの例えを理解出来ない人の多くは相対性を理解できていないのです
相対性を理解していないなら量子物理だけではなくて相対性理論も理解する事が出来ないと言うことですよ
No.28
- 回答日時:
量子の不思議な実験を見て理解不能に陥っているのではなくてそのような特異な振る舞いを生理的に受け入れられない人達がいると言うことです
更に言えば量子=素粒子に関する研究がすでに十二分行われ多くの事が科学的に判明していて十二分には理解しています
アインシュタイン「この理論のことを考えていると、すばらしく頭の良い偏執症患者が、支離滅裂な考えを寄せ集めて作った妄想体型のように思われるのです」
ノーベル賞を受賞したアメリカの物理学者、マレー・ゲルマン「量子力学は、真に理解している者はひとりもいないにもかかわらず、使い方だけはわかっているという、謎めいて混乱した学問領域である」
量子論にはじめて出会った時にショックを受けない者に、量子論を理解できたはずがない(ニールス・ボーア)
現在、物理学はまたしても滅茶苦茶だ。ともかくわたしには難し過ぎて、自分が映画の喜劇役者かなにかで、物理学のことなど聞いたこともないというのならよかったのにと思う(ヴォルフガング・パウリ)
リチャード・ファインマン「こんなことがあっていいのか?」と考え続けるのはやめなさい―やめられるのならば。その問いへの答えは、誰も知らないのだから。
No.25
- 回答日時:
質問者さんはシュレディンガーが提唱したパラドックスを全く理解していません
「シュレディンガーの猫が教えてくれる事は、一つの量子が検出されるか、検出されないかによって、この場合は、放射線検出器が、放射線を検出するかしないかによって、猫の死という重大な結果が生じるという事です。」と述べていますがそういうことではありません。
シュレディンガーは箱の中の猫の死に至らせる放射線の放出確率を1/2とした上で放出されてもされなくてて猫の状態=生死は確定しているにも関わらず量子論に従えばその状態を観測して確定させない限り決まらない点が矛盾(パラドックス)しているとし量子論が矛盾した理論である主張したのです
ということです
それに対する解として提唱されたのがコペンハーゲン解釈なのです
つまりコペンハーゲン解釈によれば猫の状態(生死)が確定していたとして猫を観察してその状態を確定させない限り死んでいる状態と生きている状態が重ね合わさっているためにどちらの状態なのかを確定出来ないということです
因みにこういった事はありふれた現象です
その例えとして
入試試験の合否発表の日
合否結果すでに確定しているがその発表結果を観測して確定しない限り合格・不合格の両方の状態が重ね合わさった状態のままのでそのどちらの状態であるかを確定出来ない
となります
以上
質問者さんは論点を正しく捉えないので間違った曲解をしています
正しく理解するには論点を正しく捉えなければなりません
>合否結果すでに確定しているがその発表結果を観測して確定しない限り合格・不合格の両方の状態が重ね合わさった状態のままのでそのどちらの状態であるかを確定出来ない
さすがに、その話は、私だけでなく、多くの人も受け入れないでしょう。物理学者だって、誰一人受け入れませんよ。
この話を聞いて、私の話を信じるべきか、それともあなたの話を信じるべきか迷っていた人も、結論を出したでしょうね。
No.24
- 回答日時:
ミクロの世界における確定しない限りその状態が決まらないと言う特異な振る舞いはマクロの世界でも起きています。
それは取りうる状態=選択肢が複数ある場合ですこの場合取りうる状態のいずれか一つの状態を確定させる=いずれか一つの選択肢を選択しない限りその状態が決まらないのです
これはマクロの物理法則とは合致しない事からその物理的理由をミクロの物理=量子物理を用いても説明したのがシュレディンガーの猫のパラドックスの解として提唱されたコペンハーゲン解釈でありエヴェレットの多世界解釈なのです
その事を質問者さんは理解されてませんね
シュレディンガーの猫が教えてくれる事は、一つの量子が検出されるか、検出されないかによって、この場合は、放射線検出器が、放射線を検出するかしないかによって、猫の死という重大な結果が生じるという事です。
これは一つの量子が世界を変える事ができると言っても過言では有りません。いづれにしても、現在の我々の量子に対する知識は全く不足しています。
ですから、量子の不思議な実験結果を見て、理解不能に陥っている状態です。だがしかし、人類がこの先、何万年も生き残る事ができたら、量子に対する知識も今よりは大幅に増えるに違いありません。
その量子に対する十分な知識を得た、何万年も後の人類ならば、何万年も未来から、現在の我々の世界の量子の一つくらい操作して、我々の世界を良い方向に変えてくれたとしても不思議では有りません。
No.23
- 回答日時:
エヴェレットの多世界解釈による分枝した世界を質問者さんは曲解しているのが大きな間違い
分枝した世界とは選択されなかった選択された選択肢とは物理的に真逆の世界のこと。その世界が局所的に存在しているというだけ。
つまり物理的にはそのままの状態に過ぎないと言うことです
逆に言えば選択された選択肢もまた物理的にそのままの状態だと言うことです
そもそもエヴェレットの多世界解釈に時間経過による変化なんて一切考慮されてません。
時間経過に変化を組み込む事自体が質問者さんの独断でありそれはエヴェレットの多世界解釈を間違った曲解によるものです
つまり質問者さんはエヴェレットの多世界解釈やコペンハーゲン解釈・波動関数・収束等を理解していないと言うことで質問者さんは科学を理解していないも関わらず理解していると根本的に勘違いしているエセ科学哲学者と同類と言うことです。
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こういう実験が現実に有るのです。
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理研&日立による新発見!過去が書き換わった量子実験
量子を不思議だ、不思議だと言ってるだけでは、何も解決しませんから、我々は仮説を立てて理解しようとします。未来からの信号が有るとすれば、その信号を伝える、つまり時間をさかのぼる量子が有るはずですが、そのような量子の存在は確認されていません。
しかしだからと言って、そのような量子が存在しないとも言えません。ただ、物理学の歴史においては、そのような有り得ないような、突拍子もない仮説が、案外、本当だったりしますから、この時間をさかのぼる量子の存在も、あながち否定できないと思われます。
対称性の破れで宇宙が産まれたとしても、それだけでは、宇宙が現在の宇宙に成った理由を説明できませんし、宇宙に生命が生まれた理由も説明できません。
量子力学とは確率の事です。その確率によれば生命が偶然に生まれる確率はゼロに近い。しかし、宇宙に生命が存在するのは確かですから、その生命は何故、生まれたのか?
ゼロに近い確率を大幅に上昇させた何かが有ったに違いないわけで、それが何かが問題なわけです。
考えられるのは、未来から過去に情報が伝えられ、導かれたと言う事です。現在でも、我々は未来からの情報を受け取っているのです。
おそらく、それが「神の声」とか「預言者の言葉」といったものでしょう。しかし、それは宗教に成ってしまうので、もちろん、科学ではないです。
ですが、我々が、何万年も滅びもせずに、生き残って来たのは、単なる偶然とは思えないと事も確かです。
40万年ほど前、地球の陸地の約3分の1が氷におおわれた氷河時代には、人類の数は大幅に減少し、絶滅の危機に立たされました。しかし、生き残って来たわけで、これらを偶然で片づけて良いのか
>量子力学とはミクロにおける物質の振る舞いを記述
それがシュレディンガー方程式ですよね?
シュレディンガー方程式と言えば、奇妙な記号、ψ(プサイ)で有名ですが、これは確率を表しているそうです。
波動関数の絶対値の2乗が、ある場所で粒子を見つける確率に比例するという波動関数の確率解釈つまり、
|ψ|2dτに比例する。
シュレディンガーの猫の実験によれば、猫の生死は、一つの量子の振る舞いによります。一つの量子が猫の生死を決定しているのです。
ここでシュレディンガーの言う「猫」とは、言うまでもなく「人間」の事です。人間を実験に使えないから、代わりに猫を使ったのです。
人間や宇宙の運命も、たった一つの量子によって決定されると言う事が、シュレディンガーの猫の実験の意味する所です。
一つの量子が人間や宇宙の運命を決定する事が可能であるならば、何万年も未来の人類が、現在の我々の運命を変える事も可能でしょう。
何万年も未来の人類は、宇宙全体を操作できなくても、一つの量子を操作する事は可能かもしれないからです。
>現時点では出来ません
現時点でできるとは言ってないです。何万年も後の未来の人類なら、過去を変えられるのではないかと言っています。
>箱を開けて猫を観測したその瞬間にどちらか一方の状態に収束してその状態に確定する
それは「波束の収縮」と言われるものですが、物理学者の誰でも知っているのに、言わないので、私が言いますが、明らかに馬鹿げた考えです。
誰でも知っている通り、「波」と言うのは四方八方に広がって行くものです。その四方八方に広がった波が、物にぶつかった途端に、一か所に「収束」するなど有り得ません。
従って、波束の収束を否定する「多世界解釈」が提唱されているのです。
多世界解釈により、無限の数の「失敗した世界」が有ると考えられます。そして、その失敗した世界の情報を、失敗する前の過去の世界に伝え、何度でもやり直す事で、現在の宇宙や生命が生まれたと思われます。
そもそも量子については分からない事だらけです。例えば、「量子もつれ」の図では量子と量子をつなぐ「ひも」のような図が描かれていますが、全く空想の域を出ません。
仮にそのような「ひも」が有るとして、その紐はなんでできていて、重さはどれ程なのか、どうしてその紐は光より早く情報を伝えられるのか、全く分かっていません。
ただ、分かっているのは、量子と量子は、何かでつながっているらしいと言う事だけ。我々は量子について、ほとんど何も理解していないのですから、今の時点では、量子には何ができて、何ができないとは明確には言えないのです。
従って、何万年の後の、未来の人類が、量子を過去に飛ばして、現在の人間の脳の中を流れる電流に影響を与え、何か素晴らしいアイデアを、あたかも神の啓示のように生じさせたとしても、そのアイデアが未来から来たものではないとは言えないのです。