プロが教えるわが家の防犯対策術!

基本的な使い方はわかりますが、置き換えできるケースとそうでないケースがいまいちです。

A:弟はアメリカに10年も住んでいるのに、日常会話さえ話せない。←10年もいるからできて当然のはずが…話せないの?みたいな。
 弟はアメリカに10年も住んでいるのに、日常会話でも話せない。←なんか変?

B:ジェシーはひらがなさえ書けない。←ひらがなが1番簡単な極端な物事
 ジェシーはひらがなでも書けない。←違和感あるからできない…?

C:緊張で、水さえ喉を通らない。←水が最低限の極端なこと
 緊張で、水でも喉を通らない。←いけますか?なんか変な気がしますが…

D:この国は、冬さえ暖かい。←使わないような気がしますが…
 この国は、冬でも暖かい。←冬も暖かいし、春~秋も当然暖かいので、OK

E:部屋が暗くて本さえ読めない。←いけると思う
  部屋が暗くて本でも読めない。←違和感ある…けど、なぜだろう?

調べていると、「~でも」は暗示もあるというんですが、暗示とはなんでしょうか?
「~さえ」も「~でも」も意味自体に大きな違いはない気もしますが、細かい違いが判る方、
教えていただけますか?涙

A 回答 (5件)

CとDE「でも」は「も」が効いているので問題ありません。



>暗示とはなんでしょうか?
文字通り暗に示す、言外に示す意味です。
「お茶でもいかが」はお茶の決め打ちではなく、類似の他を含みますよね。これが暗示です。
>「~さえ」も「~でも」も意味自体に大きな違いはない気もしますが

今回の場合「~さえ」は抑揚の意味を、「も」は強調の意味を付加します。
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>>ただ両方OKな場合どうなりますか?



強調点が異なります。

(どんな問題でも解けると思われていた)Aさんでも解けなかった問題(つまり、それほど難しい問題)

この場合はAさんを事例に含蓄的に取り上げています。

(どんな問題でも解けると思われていた)Aさんでさえ解けなかった問題(え!あの賢いAさんもできなかったの?!意外だなあ)

この場合は予想外であることを表しています。


新入社員は(子供でもできる)挨拶(〇さえ)きちんとできない。

新入社員は挨拶(×でも)きちんとできない。

これは、挨拶ぐらい新入社員にできて当たり前なので、意味をなしません。

新入社員は会社だけではなく家でも気を緩めるな!

なら成立します。■
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「も」と同じように含蓄的に対象を取上げながら、それが極端なもの或いは予想外なものなど特殊な場合に使われるのが「さえ」です。

その観念的な前提を表現すると、

B:ジェシーは(子供でも書ける)ひらがなさえ書けない。

C:緊張で、(いつも無意識に飲んでいる)水さえ喉を通らない。

D:この国は、(普通、雪で寒い)冬さえ暖かい。

E:部屋が暗くて(いつも読んでいる)本さえ読めない。

となります。

「でも」は暗示を示すのではなく、ある事物を例として示して、そこから他の事物の場合を類推させるために使われます。これは<格助詞>の「で」と<係助詞>の「も」が結びついて新しい<係助詞>の成立となったものであるだけに「も」の含蓄的な性格を受け継いでいます。この含蓄的な類推を暗示と取違えています。

A:テレビでも見て時間をつぶそう。

B:お茶でも飲ませてくれないか。

C:それだけでも泣きたくなるほど嬉しい。

で、「さえ」と「でも」は意義が異なります。
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この回答へのお礼

「~さえ」はコツつかんできました。

ただ両方OKな場合どうなりますか?

Aさんでも解けなかった問題(賢いAさんがダメだったということは、問題がかなり難しいということ)

Aさんでさえ解けなかった問題(え!あの賢いAさんもできなかったの?!意外だなあ)

こういう解釈なんでしょうか…?

新入社員は挨拶(×でも 〇さえ)きちんとできない。
これは、挨拶以外に普通なこと?対極する事柄がないので「~さえ」しか使えないとかでしょうか?

お礼日時:2023/08/16 13:55

「・・でさえ」「・・・でも」


とどちらにも「で」を入れて考えれば相違を感じるかもしれません
「で」は手段を示唆する機能を持つ助詞(一般では、手段を表す、と説明されます)。
助詞「さえ」添加→・・・までも、で言い換え可能
      類推→・・・すら、で言い換え可能
      限定→せめて~ば、・・・だけ(さえ)あれば(なければ)
助詞「も」 同類・強調・並立
>日常会話でも話せない。日常会話でも話せない。←なんか変?
日常会話(で「手段」)を強調、このケースの場合「日常会話」を強調の必要はありません、続く内容のほうが重要なんです。
>←なんか変?
言葉の意味だけでの理解でははなく、全体での表現能力(理解能力)が十分である証拠なんです。
そのうえで文法「助詞」の説明に接すれば理解できるはずです。
助詞、に直接意味を求めようとすると、まともな理解ができません。
だから、助詞、他の詞を助ける、として分類されています。
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「~でも」と「~さえ」は、日本語において微妙なニュアンスの違いを持つ表現ですが、実際の文脈や言い回しによって違いが現れることがあります。

以下に、それぞれの使い方とニュアンスの違いについて説明します。

「~でも」の使い方とニュアンス:
「~でも」は、対象が比較的広範囲に広がる場合や、一般的な場面においても該当するという意味合いを持ちます。また、「でも」は逆説的な要素を含む場合もあります。具体的には、以下のような場合に使用されます。

「日常会話でも話せない。」: 一般的な場面であっても、会話ができないことを強調しています。逆説的な要素はあまり感じられません。
「~さえ」の使い方とニュアンス:
「~さえ」は、対象が極端に狭い範囲である場合や、最低限の条件や要件を示すときに使用されます。また、対象がある程度予想される範囲を下回っている場合にも使用されることがあります。具体的には、以下のような場合に使用されます。

「日常会話さえ話せない。」: 最低限の条件である「日常会話」もできないことを強調しています。そのため、極端な状況を示すニュアンスが強いです。
上記の文脈を考慮すると、ニュアンスの微妙な違いがより理解しやすくなるかと思います。ただし、使い方は文脈によって変わることもあり、完全なルールではなく微妙な言い回しです。文脈に合わせて使い分けることが重要です。

「暗示」という言葉は、文脈や表現によって暗黙のうちに示す意味やニュアンスを指します。たとえば、何も言わなくても相手に対して意図を伝えるような、隠れた意味や示唆を持つことを指すことがあります。ニュアンスの微妙な違いも、その暗示や示唆の部分に影響を与えることがあります。
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