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中野政弘著「塩とみそ(IV)-終章-」(『味噌の科学と技術』No.326,1981年)を読んでいたら、「正倉院御物にある戎塩(じゅうえん)は、あらじおではなく、分析結果では硫酸マグネシウムであり、薬物である」という記述がありました。この戎塩は、当時の中国から伝来した岩塩の事らしいのですが、文中には分析結果の出典の記載は無くそれ以上の記述もありませんでした。この正倉院の戎塩の分析結果について、正式な報告ないし論文は、公表されたものがあるのでしょうか。ご存知の方、ご教示お願いいたします。

A 回答 (1件)

石塩は8~9世紀(平安時代)頃の『倭名類聚抄』などに記載されていて戎塩(えびすしお)などと同じに石塩(いししお)と言う記載があります。



大陸からきた岩塩のことを示しているのではないでしょうか。

岩塩は日本にはないけれども、中国、インド、パキスタン、ロシア、ドイツ 、アメリカなど広く分布し、数百メートルの層を形成しているところもあるそうだ。

その岩塩の中に戎塩(じゅうえん)というものがあり、古代の中国で珍重され た。この塩には甘味があり、飴塩とも称されたそうである
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この回答へのお礼

さっそくのご連絡ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/03 01:30

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