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文章能力に惹き込まれました
犯罪は別として。

A 回答 (1件)

代筆はともかく、修正なしで出版される本はありません。

 どんな作品でも、筆者による執筆が完了したら、出版社によるチェックと校正・校閲の作業が入ります。 通常では出来上がった作品を最初に読むのは編集者です。

編集者はその小説の出来ばえを確認します。「ストーリーの矛盾はないか」「商業作品として問題がないか」「プロット通り、コンセプト通りになっているか」「単純におもしろいか」などのポイントをチェックするのです。 編集者と執筆者の間で修正のやり取りをし、完成原稿に持って行きます。 そのために何十回も修正! なんてこともあります。

完成原稿は校正・校閲者という専門のチェック担当者にも読んでもらいます。 校正・校閲者は、出版社に所属しているケースもあればフリーや編集プロダクション所属の場合もあります。 校正者と直接やりすることはほとんどなく、小説家との間には編集者が入ります。

「誤字脱字や不適切な日本語」「表記の揺れ(なんで、と何で、が混在していないか)など」

こういった「日本語の使い方」に対するポイントを訂正、統一するかしないか、チェックが行われます。 編集者とはまた別の視点で必要なチェックです。

これらのチェックは赤いボールペンで書き込まれるので「赤字を入れる」などと表現されます。 校正・校閲者とは、文章としての問題をプロとして厳しくチェックする仕事なのです。

これらの「赤字」が入った原稿は執筆者のもとに戻ってきます。 執筆者はそれをもとにどの指摘を受け入れ、どの指摘はそのままにするのかを判断するのです。

「指摘された矛盾や間違いを解消するため、どのように修正するのか」
「あらためて確認した結果、新たに修正ポイントは出てこなかったか」

執筆者は赤字に対し、このような対応をしていきます。 この作業が繰り返し行われ、ようやく作品が完成します。 この時の修正段階は一校、二校(再校)、三校(念校)などと呼ばれます。
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございました。

お礼日時:2024/01/23 13:40

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