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質問です。

日本人の「生真面目さ、真面目さ」や「職人気質」っていつから頃から備わったものなのでしょうか?

どんな商品も、「MADE IN JAPAN」って書いてあるだけで、世界中から無条件かつ全幅の信頼を置かれるじゃないですか。

丁寧なホスピタリティ、お金をもらっているからには120%還元できるようにしようというプロ意識、相手優先の譲り合いの精神、倫理道徳規律規範を当たり前のように順守し、礼儀やマナーを大事にする等々。

でも、当の本人たちからして見れば、「いや、どうすれば効率よくできるのか、どうすればもっと良くなるのかを考えに考えて、それを行動に移して実現したまでです」と、まるで何でもないかのように思って仕事や物事に取り組んでいる。

素晴らしい国民性だと思います。

だからこそ同じ日本人として気になります。その起源を。

あわよくば、世界の国々も、それをマネできるようになれば、世界はもっと良くなるのかなー、と。

A 回答 (8件)

私の個人的な考察ですが、アニミズムの影響があるのかと考えます。



自然や物体、非生物に対する非物質な現象、法則性にも神的な感覚を持ち、
「おてんとうさまが見ている」表現に現れるような、自分の所属社会への連帯感や責任感が道徳観に影響して、
他者や環境に対する畏敬や思いやりといった価値観を共有したのでではないかと思っています。

権威や懲罰に対する恐れだけではなく、自己の内面の漠然とした「大きなもの」への畏怖と共同意識は、言葉で定義しない無意識の個々の日常の生業への責任感となって受け継がれている面はあるのではないでしょうか。

また、有難いことに欧州や大陸のような徹底した他民族による徹底した蹂躙は比較的少なかった事が、戦乱の時代でも緩い共有意識による庶民の道徳観を保っていたことと、一神教でない宗教(自然神道、大乗世俗仏教)による神罰よりも救済の感覚も寄与しているのではないか、と個人的には考えます

ご参考までに
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日本人の「生真面目さ、真面目さ」や「職人気質」って


いつから頃から備わったものなのでしょうか?
 ↑
3世紀に書かれた「魏志倭人伝」にあります。
「倭人は盗まず」

戦国時代に来日したイエズス会の手紙にも
あります。
「日本は犯罪が少ない」

これは島国で、外敵に襲われることが
少なく、平和が続いたからでしょう。

騒乱期が続けば、目先の利益に走りがちに
なりますが、
安定して平和なら、真面目にやった方が
信用されお得になるからです。

事実、天下太平が続いた江戸時代には
職人文化が発達しました。

日本はあの戦争で非道い目に遭いましたが
中国などは、あれ以上の惨禍に600回も
遭っています。
こういう国では、真面目にコツコツ
やるよりも、目先の利益に走った方が
お得になるわけです。

戦後、日本製品が粗悪品の代名詞に使われた
のは事実ですが、
これは一種の騒乱期だったからであり
一過性のモノだったと考えられます。




あわよくば、世界の国々も、それをマネできるようになれば、
世界はもっと良くなるのかなー、と。
 ↑
1,そうなると日本の良さが喪失します。

2,世界が日本人化したら、多様性が
 失われます。
 それは結局、人類文化の行き詰まりになります。
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日本は古代東アジア最高の硬度を持った硬玉(糸魚川周辺で採取される硬質の翡翠で、その硬度はダイヤモンドに近い)の唯一の産地でした。


古代の日本や朝鮮半島南部で大流行した装飾品の代表は、生命力などの霊力を持つと考えられた勾玉の首飾りで、その中でもこの硬玉を使った勾玉が古代東アジア最高の装飾品になっていました。古代最高級にお値段も高かったでしょう。
※継体天皇は北陸の出身で、おそらく硬玉の産地も抑えていたと思いますが、継体天皇が直系の途絶えた天皇家を継承できたのは、その財力も大きな要因だったと考えられます。

しかし、硬玉は非常に硬いので研磨に何年もかかったと考えられています。

こういう硬玉の研磨を何年もかけて研磨し、超一級の装飾品に仕上げるには「真面目」「職人気質」が必要不可欠でしょう。

「真面目」や「職人気質」みたいなものが日本人に形成された要因を具体的に上げることは非常に難しいことです。
例えばですが、縄文時代から、希少価値があり高値で売れる硬玉があった日本にはこういう「真面目」「職人気質」が必要不可欠な職人技が必要とされてきた国だった。
そういうことが大きく関係しているように思います。
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下地・素養は縄文期から有ったと思います。


土器は世界の各地で発掘されてますが、何れも機能一点張りなのですが
縄文土器の風貌・デザインは美しいですね。

飛鳥時代に仏教の伝来と共に、建築などを始めとした物造りの
技術が入って来ました、この時期に、技術が磨かれ、平安・鎌倉・室町
と続いて、戦が無かった江戸時代に成熟し開花したと考えられます。

飛鳥・奈良時代は大和から日本に変わり国体が形成された重要な時期
なのに、骨肉の天皇の後継者争いが激しかった性なのか、学校では
さら~と流して、深く教えませんね。
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たぶん、日本と海外の宗教の相違が大きいのかもしれないですね。


ユダヤ教やキリスト教などは、「労働、仕事は人間に対する懲罰である」という考え方が根底にありますよね。
となれば、仕事は、とりあえず形になっていれば、終われば、それで良しであり、それ以上は望まないし、やりたくもない。

仏教がメインの日本での仕事の位置づけは、明確ではないけど、自分の生活のためでもあるけど、仕事を通じて、「他の人に幸福を与えたい」ってのが根底にあるのかな?なんて思います。(他の人には、神も含まれるかもね)
だから、「とりあえず形になればOK!」ということで終わらせることはないってことなんでしょうね。

そういう意味では、海外諸国が改宗すれば、世界はもっと良くなるでしょうね。
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>どんな商品も、「MADE IN JAPAN」って書いてあるだけで、世界中から無条件かつ全幅の信頼を置かれるじゃないですか。



歴史を知らないんですね。
1970年代初めまでは、「MADE IN JAPAN」は「安かろう、悪かろう」の代名詞だったんですよ。一昔前の(今も?)の「MADE IN CHINA」のように。
日本人そのものも「イエローモンキー」とか、1970年代に経済的にのし上がりつつあったころは「エコノミック・アニマル」、住んでいる家は「ウサギ小屋」といわれたんですよ。

それを示す典型例が、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てきますね。

https://happyshufus.com/backtothefuturemadeinjap …
https://hanspotter.hatenablog.com/entry/2019/12/ …

そして、質問者さんのいう『日本人の「生真面目さ、真面目さ」や「職人気質」』も、残念ながら1990年代のバブル以降、日本からは姿を消しつつあるのではないかと思います。
現代の大半の日本人が、本当に「生真面目さ、真面目さ」や「職人気質」を持っていると思いますか? それらは、1980年代以前に「世界一流」になろうと頑張っていたころの日本人の姿なのではないでしょうか?
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近年って訳では無いみたい。


日本は、100年を超える老舗がうじゃうじゃあり、1000年を超える企業も結構あります。(最古の会社は金剛組)
そう考えると、1000年以上の歴史があると言えます。
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精巧にものを作るという点でいえば縄文時代から始まっているでしょうね。


縄文土器や土偶にしても、数千年前のものとしてはできがよいように思えます。
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