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音楽でメロディや和音によって、悲しい雰囲気や楽しい雰囲気を出すことができますが、人類共通の感覚だと思います。

例えば、「ド+ミ+ソ」の和音は明るく、「ド+♭ミ+ソ」は悲しく感じます。また、「ド+♭ミ+♭ソ」や「ド+♭ミ+♭ソ+ラ」、は、緊張感を感じ、「ド+ファ+ソ」は、ド+ミ+ソやド+♭ミ+ソに移行しそうな不安定さを感じます。

私は、和音を体系的に学んだことがありませんし、音楽についても素人ですが、「こうしたらこうなる」ではなく、「こういう理由で脳に働いてこうなる」というように、今まで科学的に研究されたことはないのでしょうか。

A 回答 (6件)

私は全くのシロートです。

高校生の頃、アナログ
シンセサイザに凝ったことがあって、調べて知って
いる程度です。

fn=fs×1.059971^(n-1)

平均律は、移調し易いというだけの便法です。
例えば、この比率で順番に音が出る鍵盤を作れば、
「最初の弾き始め」を変えるだけで移調ができます。

それよりも「ド・ミ・ソ」の周波数比は本当は
4:5:6である、ことの方が人間の感性を知る
ことに近いような気がします。(純正律)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

すみません。実は、その数字についても、さらなる計算ミスに気付きました。(でも近い数字なので更には訂正しません。)

>平均律は、移調し易いというだけの便法です。

そうなんですね。そういえばピアノの調律では違う場合もありましたよね。

>それよりも「ド・ミ・ソ」の周波数比は本当は
>4:5:6である、ことの方が人間の感性を知る
>ことに近いような気がします。(純正律)

手がかりはそこらにあるかもしれません。
でも、そこからの研究は大変なことなのでしょうね。

興味深い意見をありがとうございました。

お礼日時:2005/05/27 00:16

私の考えでは、ごく基本的な部分は物理的・生理的な理由があるが、それ以上は文化的なものだろうと思っています。

これは、他の感覚についても言えることで、例えば味覚の場合、酸味や苦味は、腐敗や毒を見分けるための動物的本能に由来する、本来ネガティブな感覚だと思いますが、状況によっては苦味すら心地よいものになっています。これは文化的に作り出されたものでしょう。(人類共通なのは「基本部分」のみ。) 
聴覚の場合、「基本部分」だと思うのは、振動数が簡単な整数比の音程が親和・融合して聞こえるのは物理的に当然だろうという点です。しかし、それ以上の複雑な音程や、古典的には不協和音としか言いようのないものが心地よく響くのは文化が作り出したものでしょう。(なにが不快に響くかということも時代によって変遷しているでしょうし。) 
 ちなみに、ドミソの和音は#5さんもおっしゃっているように4:5:6ですから、例えばC4・E4・G4の音は、C2単音に含まれている倍音の構成要素同士ですので溶け合って聞こえて不思議ではありません。
(ただ、「協和している」ことと「楽しく聞こえる」ことが同義なのかは分かりません。) 

> 「ド+ファ+ソ」は、ド+ミ+ソやド+♭ミ+ソに移行しそうな不安定さ

少なくともこのような感覚は、西洋音楽の範疇にある曲を聞いてきた経験が作り出しているもののように感じます。

私には和音よりもむしろ単音メロディーの作り出す雰囲気の方が不思議です。例えばハ長調とイ短調は構成する音の要素が同じなのにどうやって区別するのでしょうか、また、なぜ異なった雰囲気に感じるのでしょうか…。(関心のある分野であり、本があれば読みたいのですが、今まで見たことがありません。)
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この回答へのお礼

>例えばハ長調とイ短調は構成する音の要素が同じなのにどうやって区別するのでしょうか、

zuyunさんのおっしゃる、経験による学習効果が正しいとすれば、これも和音の効果と同じことだと思います。
曲や、曲の一節のスタート時に、基準の音がAになるか、Cになるかが暗黙的に伝達されているのだと思います。

・・・ということは、ヒントが得られたような気がします。西洋の7音階が関係しているのですね。
ただし、日本や中国の5音階もその中に含まれるので、西洋音楽だからということにはなりませんが・・・。

>ただ、「協和している」ことと「楽しく聞こえる」ことが同義なのかは分かりません。

たしかに「甘い」ことと「美味しい」ことは同義ではありませんよね。
でも、知りたいのは、「なぜ砂糖が甘く感じるか」という基本的な部分なのです。

お礼日時:2005/05/28 21:19

和音については,歴史上,徹底的に研究しまくった人だか集団がいたと聞いたことがあります.


逆に言えば,それで「音楽として使える」とされた和音が「こういう雰囲気」に使われて,
幼少の頃に何となくそういうのに接することで,代々引き継がれるものだと思います.

つまり本能的なものではなく「学習効果」だと言う説を支持します.

普段日本人が余り接しないところの音楽は,我々に西洋音楽のような効果は
ただちには及ぼさないことが良い例だと思います.
それは「楽しい曲が悲しく聞こえる」だけではなく,
「音楽っぽいが音楽として感じられない」的なものもあるでしょう.
逆に「さくらさくら」は西洋人には物悲しく聞こえることでしょう.

>音楽でメロディや和音によって、悲しい雰囲気や楽しい雰囲気を出すことができますが、

これは私もそう思いますが,一意にこれならばこうと言う共通感覚はないと思います.
我々日本人や多くの国々の人達が,いかに中世以降の西洋音楽に
感化されてしまっているかの証明なのかも知れません.
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この回答へのお礼

>「さくらさくら」は西洋人には物悲しく聞こえることでしょう.
この曲は和風ですが、作曲された当時、既に西洋音楽の影響を受けていると思います。私も物悲しくさびしく聞こえます。しかし、歌詞をみて、風情を感じます。

悲しい、楽しいなどの感覚は、曲が使われる場面によって変化すると思います。
総合的な感覚ではなく、メロディの一節や、1部分の和音によって、脳に与える影響が決まるのではないかと私は思います。
裏返しの意味ではない、脳への直接の刺激の法則があるように思うのです。

お礼日時:2005/05/26 23:55

 堀内 敬三《明治音楽百年史 1969 音楽之友社》によれば、はじめて


日本の音楽(新内・俗曲など)を聴いた、お雇い外人の音楽教師たちは
「この民族は永遠に西洋音楽を理解できないだろう」と嘆いたそうです。
 
 その後140年たって、たしかに西洋音楽は日本に定着しましたが、
日本人の作曲で、欧米に輸出された作品は、あまりにも希少です。
 つまり、われわれが思うほどに西洋音階を掌握できなかったのです。
 
 TXV12003 さんが提示された「こういう理由で脳に働いてこうなる」
というような科学的論証も、まったく手つかずのようです。
 もっと云えば「悲しい雰囲気や楽しい雰囲気」が、謎々だからです。
 
 和声法は、実は西欧でも300年ほど前に音符や楽譜が完成してから、
ようやく出現した技巧です(それ以前の音楽は、とても退屈です)。
 したがって日本の歌謡曲は、いまなお和声法上の矛盾に満ちています。
 
 はたして「音楽は世界の共通語」という常識は、本当でしょうか?
 メキシコ人の妻をもつ白系ロシア人で、アメリカ文化センター館長の
言語学者は、つぎのように辛辣な発言をしています。
 
>>
 
 かつて《ケネディ大統領の死》という映画を、私の友人が南アジアに
いた時に観て、驚いた話なんですが、伴奏音楽になんとゴーゴー・ミュ
ージックが流れているわけです。あとできいてみると、それはその国の
音楽でもっとも悲しい表現に用いるものなのだそうです。アメリカ人が
聴けば陽気なゴーゴーとしか思いようがないのです(笑) われわれは 
通念として、悲しい音楽とか楽しい音楽というふうに区別しているけれ
ども、それがまったく通用しない場合もあるわけです。したがって厳密
には、おなじ感情を音楽的に表現するにも、イタリア式・ドイツ式とい
った具合にちがっているのが当然でしょうね。
 
<<
 
 ↓“Way of Thinking”“Cross Cultural Communication”

参考URL:http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
研究はまだ手付かずなんですね・・・

>はたして「音楽は世界の共通語」という常識は、本当でしょうか?
私も「こうしたらこうなる」(自分がそうだから)という理解しかしていませんが、本当だと信じています、。
民族によっては、西洋音楽のような手法を発見できていないのかもしれませんし、あるいは悲しい場面に、あえて明るい音楽を使うことも考えられるかもしれません。

お礼日時:2005/05/26 07:15

体系に研究されたことがあるかは


存じ上げませんけれども

音楽の分野からで言うと
「人間というものは そう聞こえる」
等と言う表現をよく聞きます。

ただいわゆる西洋音楽でのことですので
それ以外での音楽との兼ね合いなども
調べてみるかも面白いかもしれません

ガムランなどは 西洋の音楽に無い音を
使っているので なれないと気分が悪くなったり
逆に「トリップ」したりする効果もあるようです。

わけの分からない文章で申し訳ありません

この回答への補足

計算ミスしていました。

誤> fn=fs×1.65041^(n-1)

●正> fn=fs×1.059971^(n-1)

補足日時:2005/05/26 07:35
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>「人間というものは そう聞こえる」
やはり、そういうことしか分かっていないのでしょうね。

今、試しにパソコンで計算してみたのですが、音階の周波数は(平均律の場合)、基準音の周波数をfsとすると、各音nの周波数はfn=fs×1.65041^(n-1)の等比数列で表せるみたいです。

このあたりからアプローチした研究がないのかなぁと思いました。

お礼日時:2005/05/26 07:31

体系に研究されたことがあるかは


存じ上げませんけれども

音楽の分野からで言うと
「人間というものは そう聞こえる」
等と言う表現をよく聞きます。

ただいわゆる西洋音楽でのことですので
それ以外での音楽との兼ね合いなども
調べてみるかも面白いかもしれません

ガムランなどは 西洋の音楽に無い音を
使っているので なれないと気分が悪くなったり
逆に「トリップ」したりする効果もあるようです。

わけの分からない文章で申し訳ありません
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