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タイトルの通り、大学の先生方や親、大人たちは、世界や日本の歴史について学ぶ事(世界史や日本史を「覚える」のではなくて「学ぶ」こと)はとても大切で、どんな方面の学問なども歴史や哲学が根幹にあり、とても大切だと良く主張します。
これはなにも学術の立場にある・ないに関わらず、父親も同じように歴史は大切だといいます。

しかし、対照的に、史学科卒の人の進路が悲惨という現実もあります。高校の進路教諭も「史学科や哲学科に行ったら、将来は塾講師ぐらいしかない。悲惨だ。」と言っていました。

なぜ世間の多くの人が「歴史は大切だ」というのに、その大切なものを学んできた人たちを社会は欲さないのでしょうか?

A 回答 (12件中11~12件)

こんばんは。



学問として大切である、というのと、
職業として成立する(社会に直接貢献する)ことは別の話です。

視点を変えてみて下さい。現実世界でのお金持ちは学者出身でしょうか?答えは否ですよね。
技術者である事はありますが、学者である事はまずありません。
僕は経済学を学びましたが、教授達は皆お金持ちには見えませんでした(笑)。
*中には複雑系経済学を極めて(ノーベル賞受賞)、世界有数のヘッジファンドに参加して莫大な利益を上げた挙げ句にアジア金融危機を引き起こした強者も居ますけど。

まあ、そう言う事です。
歴史学者に限らず、物理も科学も語学も生物学もお金に結びつかない研究が大半なんです。
研究費のほとんどは国の補助で成り立っているのが現状。

資本主義が基本の社会で、学問の有用性がどこまで仕事になり得るかというとかなり厳しい話にしかなりません。
一般の就職を見たって、(研究員を除けば)大学までの学問の成果なんて誰も気にしちゃいませんからね。
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歴史から何かを学ぶことは社会の役に立つけど


歴史そのものを学術の対象としている人は社会の役に立たないでしょう。

役に立たないどころか、つまらないディテールの解釈をめぐって無用の対立を引き起こす有害な存在であるとすらいえます。

教科書問題なんてその典型ですね。
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