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精神医学では主に患者との面接やカウンセリングなどによる治療が行われていると聞きました。心理療法士なども同様なお仕事だと思います。また、学問的にも心理学と精神医学は非常に接点が多いと思うのですが、精神医学と心理学の違いとは何なのでしょうか?また、精神科の医師と心理療法士の違いはどのようなものなのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃったら是非回答をお願いします。

A 回答 (3件)

私も決定的な違いは医療で治療する免許を持っているかどうかだと思えます。



医者以外が医療行為をしたら刑務所行きなので、医者の免許を持っていなければ、言葉のみでアプローチすることになるし。

だから臨床心理士は医者の指示が無いと病院内ではカウンセリングしてはいけなかったと思います。

又病院外では、当然医療現場ではないので、臨床心理士にカウンセリングをしてもらっても、保険はききません。
だって臨床心理士は正規の医療を大学で学んで医者の免許を取っていないので、医療行為はしてはいけないのだから。
その人が看護士の免許を持っていれば、許せる範囲内で、医療行為はしていいと思いますが、薬の処方箋はかけませんし。

それでもあたかも医者のように振舞った人がいて、薬事法などで逮捕されたりしています。
患者にとってみれば、誰が権限があるのかよく知らないので、医者も看護士もレントゲン技師も臨床心理士もカウンセラーも同様に見えてしまうんですよね。
看護士に注射されたりしますが、あれは本当は駄目なんです。
医者の見ている前でだけ看護士はやっていいんですよね。
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>学問的にも心理学と精神医学は非常に接点が多いと思うのですが、精神医学と心理学の違いとは何なのでしょうか


 正確には,心理学には精神医学に非常に接点が多い領域があるということですね。心理学のすべてが,精神医学と深く関わっているということはありません。
 下記の,認定心理士の基準(大学で基礎的な心理学を学びましたよ・・程度の資格ですが)をご覧下さい。様々な心理学領域があることがわかると思います。例えば,知覚心理学・学習心理学・感覚心理学・認知心理学・思考心理学・情報処理心理学・数理心理学・言語心理学・行動分析学・人間工学などは,恐らく,一般の方には想像しにくい領域でしょう。
 
>精神科の医師と心理療法士の違いはどのようなものなのでしょうか

1)薬を処方できるかどうかの違い
精神科医は,薬物治療を行いますが,臨床心理士等ではカウンセリングや,心理テストを行います。臨床心理士などは,薬を処方することはできません。病院では,医師の指示のもとにカウンセリングや心理テストを行います。

2)対象
 精神科医が対象とする人は,不幸にも心の病気を抱えた人です。しかし,臨床心理士などは,基本的には,心の病気を抱えた人ではない人を対象とします。
 例えば,不登校児童生徒は,必ずしも精神疾患を抱えているわけではありませんよね。というよりも,精神疾患を抱えている者は少ないくらいですよ。
 精神病院等で働く人の場合は,医師の指示のもと,カウンセリングなどを行うわけです。

3)資格について
 心理学系の資格には,国家資格はありません。つまり免許ではなく,学会等が認定する「民間の資格」なのです。ですから,臨床心理士の資格があるからと言って,カウンセラーの仕事をしてよいと,国が認めているというわけではないのです。近年,このことを悪用した業者等が,営利目的のために様々なカウンセラーの資格を認定するようになり,現在,大きな問題となっています。
 例えば,国家資格ではないために,自称「カウンセラー」は横行していますし,簡単な通信教育等で資格が取れることから,心理学系の資格は軽視されがちです。そのため現在,臨床心理士なども国家資格を検討中です。

 なお,この問題については(カウンセラーの資格が軽視されがち),下記HPアドレスの「No.1」の方の回答をよく読んでみて下さい。とっても重要なことが書かれています。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1400104

また,下記のアドレスに,私が回答している部分がございます。基礎系の心理学の内容や,精神分析に対する我々専門家の考えが分かると思います

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1443346

(補足)
下記は,認定心理士の資格認定基準です。ここから心理学には様々な領域があることが分かると思います。

(1)基礎科目(12単位以上)
(A)心理学概論
基本主題(心理学概論、教育心理学概論、基礎心理学、一般心理学、心理学中心の行動科学概論・行動科学など)
副次主題(心理学史、社会心理学概論、学習心理学概論、人格心理学概論、発達心理学概論、臨床心理学概論など)

(B)心理学研究法
基本主題(心理学研究法、教育心理学研究法、心理学実験法、実験計画法、心理測定法、人格診断法、心理統計学、計量心理学など)
副次主題(心理統計学でない一般統計学、心理学実験を目的とした情報処理技法など)

(C)心理学実験・実習
基本主題(心理学基礎実験、心理学実験、心理学実験実習、行動科学基礎実験、教育心理学実験実習、社会心理学実験実習など)
副次主題(心理検査法実習、臨床心理学実習、心理学実験を対象としたコンピュ-タ実習など)


(2)選択科目(16単位以上)
(D)知覚心理学・学習心理学
基本主題(知覚心理学、感覚心理学、認知心理学、学習心理学、思考心理学、情報処理心理学、数理心理学、言語心理学、感情心理学、行動分析学など)
副次主題(色彩心理学、人間工学など)

(E)教育心理学・発達心理学
基本主題(教育心理学、発達心理学、児童心理学、青年心理学、生涯発達心理学、教育評価、教育測定、教科学習心理学、教授心理学、学校心理学、発達臨床心理学など)
副次主題(教育工学、学業不振児の心理、教師の心理、親子関係の心理など)

(F) 生理心理学・比較心理学
基本主題(生理心理学、比較心理学、動物心理学、比較行動学、精神生理学、神経心理学など)
副次主題(神経生理学、行動薬理学、動物生態学など)

(G) 臨床心理学・人格心理学
基本主題(臨床心理学、人格心理学、性格心理学、健康心理学、福祉心理学、異常心理学、精神分析学、自我心理学、心理療法、行動療法、カウンセリング、児童臨床心理学、障害者心理学、行動障害論、適応障害論、適応の心理、臨床心理学実習、心理検査実習、犯罪心理学、非行心理学、矯正心理学、教育相談、精神保健学、精神衛生学など)
副次主題(精神医学、行動医学、心身医学など)

(H) 社会心理学・産業心理学
基本主題(社会心理学、実験社会心理学、集団心理学、グル-プ・ダイナミックス、心理学的人間関係論、対人関係論、対人認知論、コミュニケ-ションの心理学、マスメディアの心理学、家族心理学、コミュニティ心理学、環境心理学、産業心理学、組織心理学、労働心理学、消費者の心理、職業心理学、文化心理学、社会心理学調査実習など)
副次主題(社会学的な社会心理学、心理学的な労働科学など)


(3) その他の科目
(I) 心理学関連科目、卒業論文・卒業研究(原則的にAからHの複数の領域にかかわる心理学関連科目、および卒業論文・卒業研究最大4単位まで)
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心理カウンセラーと精神科医の違いは簡単に言うと、お薬を出せるか出せないかです。

精神科医はお医者さんなのでお薬をだせるんですけど、心理カウンセラーにはできません。あえてもう一つ付け加えるなら、給料の違いもすごいですけどね;
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