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昔から少し不思議に思っていたことがあります。

ボクシングの試合で、「挑戦者は第1ラウンドに、2度のダウンを奪った」というのと、「挑戦者は第1ラウンドに、2度のダウンを与えた」というのは同じ意味になりますよね。

「奪う」と「与える」は、全く正反対の言葉なのに同じ意味になるのはどうしてですか?
これ以外に、反対の言葉が同じ意味に使われる例はどのようなものがありますか?

A 回答 (8件)

興味深い考察ですね。



これらは日本語の特性に起因するものと思われます。
具体的には「ダウン」がポイントなのかダメージなのかが省略されているからですね。前者は挑戦者が有利になる判定ポイントを相手から奪った、後者はダメージポイントを相手に与えた訳です。

これと似ているかどうか、「○○選手はホームラン記録を破った」と「○○選手はホームラン記録を作った」なんてどうでしょう?
前者は他者の記録を、後者は自分の新記録を、ですよね。でも両方とも記録を更新してるには違いないでしょ?

日本語は主語すら省略できる言語ですから(古文とかやれば例がいっぱい出てきますよね)こんな現象が起きるのだと思います。
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この回答へのお礼

素早い回答、有難うございました。
やはり省略と考えると説明がつきますね。
有難うございました。
皆様、優劣が付けられないほど良い回答をしていただけましたので、ポイント(ボクシングのポイントではありませが(^o^)は、回答順に付けさせていただきます。

お礼日時:2005/08/02 10:03

これはどうやら「奪う」と「与える」という言葉の問題ではなく「ダウン」という言葉が曲者(くせもの)のようですね。

奪うほうは「ダウン」のあとに(・・・による優勢)が、略されていると言うことでしょう。もし、かわりに「ポイント」という言葉を当てはめたら、意味はそのまま反対になりますね。

「ダウンを与えた」の反対は、ダウンさせられたほうから言うと、「ダウンを食らった(嬉しいものではないので<もらった>はおかしいかな)」になりますが、「ダウンを奪った」に対して「ダウンをあげた」とは言えませんね。確かに不思議です。

ちょっと違う例かもしれませんが、「嘘つくな」という意味で「嘘つけ」と言いますよね。私には、これが不思議です。
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この回答へのお礼

回答、有難うございました。
確かに「ダウン」という言葉が曲者ですね。
有難うございました。
「嘘つくな!」と「嘘つけ!」も殆ど同じ意味ですね。
「嘘っそー?!」と「本当?!」もそうですね。
皆様、優劣が付けられないほど良い回答をしていただけましたので、ポイント(ボクシングのポイントではありませが(^o^)は、回答順に付けさせていただきます。申し訳ありません。

お礼日時:2005/08/02 10:16

ダウンをもらうという言い方もありますね。

ダウンというカタカナ語特有の事情によるのかとも思いますが、なるほどという疑問だと思いました。私には答えが分かりません。全然違いますが、着想と発想という言葉については私も不思議に思って質問したことがあります。
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この回答へのお礼

回答、有難うございました。
そう言えば「ダウンをもらう」と「ダウンを奪われる」も「もらう」と「奪われる」は反対語なのに同じ意味になりますね。
有難うございました。
皆様、優劣が付けられないほど良い回答をしていただけましたので、ポイント(ボクシングのポイントではありませが(^o^)は、回答順に付けさせていただきます。申し訳ありません。

お礼日時:2005/08/02 10:15

No.2 さんの省略という点で同じになりますが、ダウンと言ってはいるものの、意味するところが違うのですね。


前者は、ダウンによる優勢を奪って、後者はダウンによる劣勢を与えたわけです。

「ダウンを」は同じですが、「挑戦者から」は「奪う」、「挑戦者に」は「与える」というように、決まった用法になりますね。
不利益になるものは「奪う」はずはないので、優勢を得るのは明らかです。
一方、「与える」という言葉には、よい物、悪い物、どちらの意味もありますね。しかし「与える」側は通常、優位に立つ者ですから、戦う相手によい物を与えることは例外です。(敵に塩を送るとか?)
ですので、戦う相手に「与える」のは不利益になる物、相手の劣勢を誘うものです。

以上のような暗黙の約束があるので、ダウンを奪う、与える、という言い方が可能なのでしょう。
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この回答へのお礼

回答、有難うございました。
優勢を奪って、劣勢を与えたわけですね。
有難うございました。
皆様、優劣が付けられないほど良い回答をしていただけましたので、ポイント(ボクシングのポイントではありませが(^o^)は、回答順に付けさせていただきます。申し訳ありません。

お礼日時:2005/08/02 10:13

これは確かにおかしな話ですね。


私は格闘技をよく見ますが、この場合よく使われるのは「ダウンを奪う」だと思います。
奪うとは武力などに任せて取り上げることを言います。
実際ググってみたところ
ダウンを奪った→5300件
ダウンを与えた→31件となりました。
なぜ同義になるかと言うと
奪う場合は「チャンピオンから」、与える場合は「チャンピオンに」と言葉を変えているからではないでしょうか。
反対の言葉が同じ意味に使われる例として
「私が行くのを祖父は楽しみにしている」
「私が来るのを祖父は楽しみにしている」なんてどうでしょう。
この場合は、視点の違いだと思います。
私の視点では私は行く、祖父の視点では私は来る。

いや~、日本語って難しいw
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この回答へのお礼

回答、有難うございました。
「ダウンを奪った」と「ダウンを与えた」の言葉の出現回数まで調べていただき有難うございました。
「ダウンを奪った」という表現の方が、一般的ですね。
有難うございました。
皆様、優劣が付けられないほど良い回答をしていただけましたので、ポイント(ボクシングのポイントではありませが(^o^)は、回答順に付けさせていただきます。申し訳ありません。

お礼日時:2005/08/02 10:12

補語というか、目的語というか、省略されている部分を補うとわかり易いように思います。



「挑戦者は第1ラウンドに、(チャンピオンから)2度のダウンを奪った」
「挑戦者は第1ラウンドに、(チャンピオンに)2度のダウンを与えた」

と理解したらどうでしょうか。
------------------------------------
余談ですが、よく「汚名挽回」は間違いだという論調がありますが、言葉の補い方によったら間違いとは決め付けられないのはご存知でしょうか。
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この回答へのお礼

回答、有難うございました。
(チャンピオンから)と(チャンピオンに)と考えると、非常にすっきりしますね。
有難うございました。
「汚名挽回」については、私は何も知りませんが、興味があります。
皆様、優劣が付けられないほど良い回答をしていただけましたので、ポイント(ボクシングのポイントではありませが(^o^)は、回答順に付けさせていただきます。申し訳ありません。

お礼日時:2005/08/02 10:11

 これって、なかなか面白いご質問ですね。



 自分が得た得点あるいは功績として見た場合には「2度のダウンを奪った」、対戦者が受けたダメージから見れば「2度のダウンを与えた」......
 なるほど、こうして見ると「奪った」と「与えた」というふたつの反対語を使いながら、意味は同じことになりますよ、たしかにね。

 つまり、相手から「奪った」もの=相手に損害を「与えた」もの......といった公式で考えれば、当たり前といえば当たり前なんですが。

 これと同じ例はなかなか思いつかないけれど.....
 
プレゼントを上げた.....、プレゼントを喜んでもらった.....だって同じようなものでしょう。変かなあ。

この回答への補足

すみません。
No.1の方へのお礼と間違えてしまいました。

janvier様へのお礼です。
回答、有難うございました。
自分にとって優位になる現象を相手から奪ったと、相手にとって不利になる現象を与えたということですね。
有難うございました。
皆様、優劣が付けられないほど良い回答をしていただけましたので、ポイント(ボクシングのポイントではありませが(^o^)は、回答順に付けさせていただきます。

補足日時:2005/08/02 10:08
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この回答へのお礼

素早い回答、有難うございました。
ところで、fitzandnao様には、どちらの言い回しの場合に挑戦者が2度ダウンしたように聞こえますか?

お礼日時:2005/08/02 10:02

>ボクシングの試合で、「挑戦者は第1ラウンドに、2度のダウンを奪った」というのと、「挑戦者は第1ラウンドに、2度のダウンを与えた」というのは同じ意味になりますよね。



えっ。そうなんですか?
逆の意味だと思いますけど?
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この回答へのお礼

素早い回答、有難うございます。
ところで、fitzandnao様には、どちらの言い回しの場合に挑戦者が2度ダウンしたように聞こえますか?

お礼日時:2005/08/02 10:10

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