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新古今集の藤原清輔の歌、

薄霧のまがきの花の朝じめり秋は夕べとたれかいひけむ

の意味を教えてください。

風姿花伝にも引用されている歌です。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

「    崇徳院に百首奉りける時      清輔朝臣


 薄霧の まがきの花の 朝じめり 秋は夕べと たれかいひけん」

という歌ですね。
訳は「薄霧の漂うまがきに咲いている花の朝湿りの素晴らしさよ。秋は夕暮れが趣深いとは、誰が言ったのだろうか。」

となります。
『枕草子』の冒頭「春は曙~」から連想してこの和歌を作ったようです。
でも別に「秋は夕暮れ」の趣を否定しているわけではないところが、良い歌とされている所以だと思われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2005/08/04 01:29

○ 薄霧のまがきの花の朝じめり秋は夕べとたれかいひけむ 


藤原清輔(新古今集)


清少納言が「枕草子」の巻頭で「秋は夕ぐれ。夕日のさして山の端(は)いと近うなりたるに」と言ったのを踏まえて反論し、秋の面白みは決して夕暮れだけにあるのではない、ごらん、この垣根のほとりに咲く花が、朝の薄霧をまとってしっとり濡れているさまを。

参考URL:http://web.archive.org/web/20041022192635/http:/ …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/04 01:30

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