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外国人に「鏡割り」について説明したいのですが、由来、意味など教えてください。

A 回答 (3件)

 鏡開きの呼び方が一般的です。

正月の鏡もちをさげ,砕いた小片を雑煮や汁粉に入れて食べる祝いで主として1月11日の行事です。鏡餅は刃物で切らずに手または槌で割るのがしきたりで切るといわずに開くとめでたくいいます。古くは1月20日に行われていたが,江戸時代に3代将軍家光の忌日が20日であるため11日に改められたという。この日に鏡もちを下げて正月に一応の区切りをつけ,新たな仕事を開始しようとする意味がありました。

この回答への補足

shoyosi様、さっそくのご回答ありがとうございます。ただ知りたかったのは「鏡割り」、式典などで樽酒を木槌(?)でうちわってあける儀式の方です。情報をお持ちでしたら教えてください。よろしくお願いします。

補足日時:2000/12/05 10:25
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鏡開きは、本来新年の仕事はじめの儀式のひとつで”鏡”は、円満を意味し、”開く”は末広がりを意味します。



古く、武家では正月に鏡餅を供え、正月11日にこれらを割って食べるという習慣があり、これを『鏡開き』と言いました。現在でも家庭や事務所で年の始めに鏡餅を供え、一年の健康と発展を祝って供えた鏡餅を食べる『鏡開き』が正月の行事として受け継がれています。

酒屋では、酒樽の上蓋のことを鏡と呼んでいました。昔から日本酒は様々な神事を営む際に神酒として供えられ、祈願が済むと参列者でお酒を酌み交わし、祈願の成就を願うことが習慣となっています。

神酒が樽で供えられたときには樽の蓋を開いて酒をふるまいます。鏡餅を割って食べる『鏡開き』も、神事での酒樽の蓋を開く「鏡開き」も、ともに新たな出発や区切りに際し、健康や幸福などを祈願しその成就を願うものです。このことから最近では新築家屋の完成時、創立記念日、結婚披露宴などで、樽を威勢よくあける「鏡開き」を行うことが多くなりました。

結婚式やパーティなど祝宴で樽酒をあけることが多くなるにつれて、めでたい席でありながら「鏡割り」と紹介されることも多くなりました。縁起の良い「鏡開き」という言葉を使うよう、あらかじめ司会者に伝えておくことが肝要です。

「鏡開き」に用いる樽は、一斗(18リットル)、二斗、四斗の吉野杉の樽に菰(こも)を巻いた菰冠(こもかぶり)が用いられます。菰冠は江戸時代、酒を輸送する際に樽を保護する目的でむしろを巻いたのが始まりとされています。当初は菰で巻いた簡単なものだったのですが、次第に装飾性を帯びたものになっていきました。

一説に、楠木正成が出陣にあたり、兵士たちの士気を鼓舞するために「鏡開き」を行ったとされていますが、この説はまちがいです。当時の容器は甕(かめ)などの焼き物で、大型の樽が普及するのは江戸時代になってからです。

参 考 文 献 :

秋田修「お答えします」『日本醸造協会誌』89巻(1号)、P60(1994)

参考URL:http://www.gekkeikan.co.jp/databank/data/00072.h …
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ついでにいえば、このような口上があるようですよ


鏡開口上

東西東西、只今より○○○様の○○○を祝し鏡開きを行わせていただきます。

そもそも鏡開きの御儀式は三百有余年の昔、徳川四代将軍家綱が戦にそなえ

、諸大名一門郎党を千代田の城に参集せしめ、先祖の具足甲冑の御前で

お鏡を飾って出陣の舞を舞い祝宴を致しました。

これが鏡開きの始まりでございます。

粉の目出度き御儀式を本日の○○○に際し、とり行うことは○○○様の門出を

一層花屋かにするものと存じます。

○○○様によりまして首尾良く鏡が開きましたなら拍手喝采の程御願い

たてまつります。

平成○○年○月○日

参考URL:http://www.a-p-s.co.jp/~takemoto/kagami.html
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