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亀を助けて竜宮城に連れて行かれ、
お土産に玉手箱をもらって、村に帰ってきました。(1)

しかし、村では永い月日が経っていて、
みな、知らない人ばかりです、
寂しさのあまり玉手箱を開けると、白いお髭のお爺さんに成ってしまいました。(2)

この童話ですが、実は続きがあって、
その後、白い鶴になり、
鶴は千年、亀万年、めでたしめでたし。
このように続くと聞きました。

(1)で終われば、めでたし、めでたし,スッキリします。
(2)で天涯孤独にされ、揚げ句の果ては、いきなり鶴にされ、
これから千年、
どうやって生きて行けと言うのでしょう。

まだ、知らない人ばかりとはいえ、
人間として、漁師として、生きる方が、
ましではないでしょうか。

乙姫様はなぜ、玉手箱を渡したのでしょうか。
きっと、よほどの恨みがあったのでしょうね。
いつもいつも、仲間である魚たちを、
浦島太郎が獲るものだから、
「お前も猟師から狙われる身になれ」
と言う気持ちでしょうか。
これは最初から仕組まれた罠だったのですか、
鶴ではなくサギだったのですか。

この話の意図するところは何でしょう。
あまり人のことを構うと、良い事は無い、放っておけと言うことでしょうか。
ほんとはどうなんでしょう。

A 回答 (4件)

確かに浦島太郎の話は昔話では珍しく教訓というものが見つかりません。


あえて言うならば「開けてはいけないといわれた玉手箱を開けたから罰が当たった」といったところでしょうか。
しかし、亀を助けた結果があれではあまりにもひどすぎますよね。
ちなみに、鶴になった浦島太郎は天涯孤独ではありませんよ。
亀になった乙姫と末永く暮らしました。めでたし、めでたしといった感じです。
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この回答へのお礼

成るほど、まだ続きがありましたか、そうですか、
確かに鶴亀鶴亀めでたいですね。
光が見えてきました。
是非一度読んでみたいのですが、どうすれば読めますか?教えてください。

お礼日時:2005/09/21 12:17

浦島太郎に限らず、説話ですからいろいろなバージョンがあります。



もっとも古いのは奈良時代の日本書紀ですが、発端部分だけで、味も素っ気もありません。(↓)
http://ranmaru.moo.jp/kame/nihonsyoki.htm

次が同じく奈良時代の『丹後国風土記』ですが、玉手箱を開けると、浦島の体は雲散霧消してしまいます。(↓)
http://www.osaka-c.ed.jp/matsubara/kadai/26ki/ka …

一番有名なのは室町時代の『御伽草子』ですね。古文ですが、易しいので、読んでみてください。最後は助けた亀と夫婦になります。オリジナルと同じく、亀は女性だったんですね。(↓)
http://www2s.biglobe.ne.jp/~Taiju/urashima.htm

現在よく知られている浦島は明治の巌谷小波という人の『日本昔噺』が元になっています。全文が載っているサイトは探せばあるかもしれませんが、東洋文庫(平凡社)から出版されていますので、図書館などでお読みください。
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この回答へのお礼

面白いですね、単なるおとぎ話ではないのですね、
気楽に質問したのに、
どんどん引き込まれてゆきます、
一つ一つ読んでいきます

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/21 14:31

 「浦島太郎」は各地の伝説を元に、室町期に『御伽草子』の一編としてまとまった物語となり、これが広まったものです。

古文でよければ、以下のサイトに原典があります。物語の意味するところについても諸説ありますので、『御伽草子』をキーワードにして色々と調べてみるのも面白いかもしれません。

参考URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~Taiju/urashima.htm
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この回答へのお礼

御伽草子 浦島太郎で調べてみました、沢山出てきました。おもしろいですね、古文もNO2サンからも教えていただいたので、読ませていただきました、難しいけれど何度も読み直して理解しようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/21 14:18

『御伽草子』の浦島太郎ですね。

以下のサイトに全文がありました。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~Taiju/urashima.htm

現代訳はちくま文庫で『お伽草子』として出ています。

原点としては、
『日本書記』
『丹後国風土記』
『万葉集』
の浦島子の物語になります。
もっとも環太平洋地域一帯に原点らしきものがあるのですけどね^^; 海辺のモンゴロイドの旧約聖書かも。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、なかなか奥が深いのですね、勉強になります

お礼日時:2005/09/21 14:07

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