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photoshopの画像をイラストレーターで扱う場合、
EPS保存したものを配置していたのですが、
最近、PhotosopとIllustratorを両方起動し、
Photoshopの画面からIllustratorにドラッグすると
Illustrator上に配置されることに気付きました。
しかし、これはどのような状態なのでしょうか?
Photoshopのデータはどういった扱いになるのですか?
また、両方を出力した場合、前者よりも後者の方が
きれいにプリントされるのは何故でしょうか?
どなたか教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

イラストレータのドキュメント上に、EPS画像以外の画像が配置できるということは、お使いのイラストレータのバージョンは7.0以上ということですね。



でしたら、例えばそのイラストレータで新規書類を作成し、適当に、ブレンドツールを使った簡単なグラデーションでも作って、それを矢印ツールで全て囲むかコマンド+Aで全て選択し、「オブジェクト」メニューから「ラスタライズ」してみて下さい。
ぬ地が設定されたオブジェクトの集合体で出来ていたはずのグラデーションが、たった一つの「画像」になってしまっているはずです。

Photoshopからドラッグドロップされた画像は、その、ラスタライズされたオブジェクトと同様のものと思って頂いて差し支えありません。

別の角度からご説明しますと、イラストレータは7.0からは、EPS画像のみならずTIFF画像やPhotoshop形式の画像、JPEG画像も配置できるようになりました。
これらの画像を配置すると、EPS画像を配置したときと違い、画像ファイルにリンクする形でなく、イラストレータファイルに完全に取り込まれた形で配置されます。
ですから、EPS画像以外の画像を「配置」コマンドで配置したイラストレータファイルは、保存すると必ず「配置した画像を含めて保存」した形になり、したがって仮に30メガのTIFF画像を「配置」したイラストレータファイルは、EPS形式で保存したわけでもないのに30数メガという大きなファイルとなって保存されます。
ですから、そのイラストレータファイルを次回に開く時は、もう配置した元のTIFFファイルは必要ありません。
EPS画像をリンクする形で配置してあった場合は、もし次にそのイラストレータファイルを開く時に元画像がないと、「画像が見つかりません」と言ってきますよね?
この場合の配置されたTIFF画像は、イラストレータドキュメント上で「ラスタライズ」されているわけで、これも、Photoshopからドラッグドロップされた画像と同様の画像の持ち方です。

したがって、例えば20メガの画像をPhotoshopで開いて、元々は500Kb程の容量だったイラストレータファイルにドラッグドロップして配置してそのドキュメントを保存すると、保存されたイラストレータ書類は21メガ弱の重さになっているはずです。

試しに、1つのドキュメント上にEPS画像とTIFF画像とPhotoshopからドラッグした画像を全て配置して、イラストレータ5形式で保存してみて下さい。
イラストレータ5.0や5.5はラスタライズと言う昨日に対応していないので、そのファイルを次回に開いた時は、EPS画像しか残っていないはずです。

そして、そのようにTIFF画像の配置やドラッグドロップやで配置された画像の方がきれいに印刷されるわけは、「ラスタライズされた画像を印刷しているから」です。
あまりご存知の方がいらっしゃらないようなのですが、一般に家庭用に使われているプリンタは、EPS画像の出力には対応していないので、ザラザラな画像となってプリントされてしまうのです。

というわけで、製版に使われる簡易色校正用出力機などからプリントする場合は、ラスタライズされた画像であれEPS画像を配置したものであれ、同様にきれいに出力されるんですよ。(^^)
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この回答へのお礼

とってもわかりやすいお答え、ありがとうございました。なるほど、なるほどと感心しながら読ませて頂きました。ところで、回答を拝見しておりまして、新たな疑問が生まれたのですが、追加質問させていただいてよいでしょうか?

>この場合の配置されたTIFF画像は、イラストレータドキュメント上で「ラスタライズ」されているわけで、これも、Photoshopからドラッグドロップされた画像と同様の画像の持ち方です。

EPS画像であれ、TIFF画像であれ、どのような画像でもドラッグドロップして配置するという方法が有効ということですよね。では、元の画像の保存形式によって、ラスタライズされた画像のクオリティに変化はあるのでしょうか?

また、製版に使われる簡易色校正用出力機などからプリントする場合は、ラスタライズされた画像であれ、EPS画像を配置したものであれ、同様にきれいに出力されるということですが、では実際の「現場」では、EPS形式の配置という方法は使われなくなっているのですか?私はEPS画像を配置するという方法のみをとってきていたのですが……。

どうかお教え下さい。よろしくお願いします。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

お役に立てたようで、嬉しいです。

(^^)

> 元の画像の保存形式によって、ラスタライズされた
> 画像のクオリティに変化はあるのでしょうか?
エンコーディングでJPEG圧縮をかけていないEPS、TIFF、無圧縮のPICT、BMPなどは、どれをドラッグドロップしても同じクオリティーですね。
要は、メモリ上に存在する画像情報はファイル形式に関らず単なるRGBまたはCMYKの情報だけなワケですから。
それに対して、JPEG画像や、JPEGエンコーディング保存でのEPSなど、一旦圧縮をかけて保存して開き直した画像の場合はやっぱり画面で見る通り画質は劣化しています。 あ、GIFなんかも、色数が減っちゃってるわけですから当然クオリティーは落ちますよね。
でも、いずれの画像もEPSをリンク配置したものをプリントアウトするよりは当然きれいですけどね。(笑)

> EPS画像を配置したものであれ、同様にきれいに出力
> されるということですが、では実際の「現場」では、
> EPS形式の配置という方法は使われなくなっているの
> ですか?
> 私はEPS画像を配置するという方法のみをとってきて
> いたのですが……。
いえ、EPSでもきれいに出力できるからこそ、ガンガンEPSで貼っちゃいます。
だって、ラスタライズした画像を持っているドキュメントって、編集したり、ズームやスクロールなど表示部分を変えたりする時の再表示がやたら重くて能率が悪いんですもん。(^^;

ラスタライズしたタイプの画像を使うのは、例えば間取り図をスキャンしてイラストレータ上でそれを下絵として使ってパスでトレースするようなときだけですね。
EPSをリンク配置した場合だと、表示がボロボロで細部が見えませんからね。(^^)
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この回答へのお礼

またしても、とってもわかりやすいお答え、ありがとうございました。疑問点がすっきりクリアになり、嬉しいです。本当にありがとうございました。
また、こちらのHPでお世話になるかもしれません。
その時はどうぞよろしくお願いします。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

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