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叔父が先日、肝細胞癌で亡くなりました。
今年の3月に癌が見つかり、塞栓法で治療しました。
その後退院して、普通の生活をしていましたが、10月になり急に酷い下痢と嘔吐に見舞われ、再入院して、入院して12日後に亡くなってしまいました。
10年以上前、B型肝炎で半年以上入院していました。
退院後は普通の生活を・・・といっても、仕事柄、遅くまでお客さんと酒を呑む事が多かったのもあり、心配していました。
10月に入院して1週間くらいは意識もはっきりしていたのですが、亡くなる5日くらい前から脳症による意識障害が出てきて、3日くらい前からはほぼ意識を無くしていました。
日に日に悪化していくのが良く分かる程でした。

自分なりに調べたのですが、そんなに急に悪化して、死に至る事はあるのでしょうか?
劇症化していたのでは?ともいわれました。
B型肝炎と癌を同時に発症する事はあるのでしょうか?
あまりに早すぎる進行が理解できないもので。
どういう事が起きた可能性があるのか教えてください。

A 回答 (4件)

これは医師の立場からみると極めて自然な経過なのですが医療関係でない方で特に叔父さんなどが病気で本当に詳しい病状説明をご家族と一緒に聞いていなかった場合などは納得いかない気持ちになるのはよくわかります。


B型肝炎は多くの方の場合一過性の経過を取って数週間から3ヶ月程で治る病気なのですが叔父様のように半年も入院されたのはウイルスの持続性キャリアになってしまって慢性肝炎となったと考えられます。
この場合ウイルスが完全に消滅する可能性は低く急性増悪しないまでも慢性肝炎の状態は続いていたのでしょう。B型肝炎ウイルスの持続性感染となった場合肝硬変から肝臓癌になる確率はA型やC型よりも高いので肝臓癌となったのも自然な病気の流れといえます。職業柄飲酒が多かったことも病状を進めることに一役買ってしまったのかもしれません。
肝臓癌が発見されたとき塞栓療法が選択されていると言うことはすでに根治不能な転移のある状態もしくは肝硬変のため肝機能が悪すぎて根治的切除術が出来ない状態であったと考えられます。
治療は延命を目的とした物で治ったわけではなかったということです。この場合次に症状が出てくるのは本当に末期の状態になったからであり急激な経過となってしまったのでしょう。
残念ですが主治医の先生方も最善を尽くされての結果だと思われます。
疑問点の解消の一助になれば幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
病気の経過は、同じように聞いていました。子供同然にしてもらっていましたから・・・。
叔父は確かにB型のキャリアでした。
一生治らないので、気をつけないと癌になると再三言われていました。
塞栓法をとった時、某大学病院では延命のためではなく、根治的なものの様に説明されました。
なので、身内は楽観的でいたのです。
もし、その時点で根治は難しく、あまり長くない事を告げて頂ければ、今回はそれなりの覚悟をもっていられたのに、と思います。
担当医の方はビリルビンが増えたのが原因で急に悪化したのかも、と言っていました。
尿もあまり出なかったので、脳症もひどくなったのかもしれません。
脳の機能が著しく落ちたのが直接の死因になるのでしょうか?
そういった疑問はまだありますが・・・。
とにかく急に悪化する事はありえるのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2001/11/15 12:30

B型肝炎+肝硬変+肝癌の終末像として肝性脳症で亡くなるのは自然な経過だと思います。

もちろん急に悪化します。

ほとんどの肝癌は慢性肝炎(B型やC型)肝硬変に合併します。

典型的な肝不全死だと思います。あらためて言いますが、自然な病死です。担当医が十分説明しているはずですが・・・。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
経過については何も疑問はないのですが、ただその早さが信じられなかったというか・・・。
下の方のお礼にも書きましたが、下痢での入院は今年何度かしていて、今回も担当医の話では、1週間くらいで治まるという事でした。
そのうち、あと1~2ヶ月しか持たないかも、と急に言われてびっくりしていたら、みるみるうちに悪化して、5日くらい前には意識もしっかりしていたのが亡くなる3日前くらから混沌としてきて、前日にほぼ消失しました。
担当医から、「急に悪化する場合がある」というのは亡くなる2日くらい前まで聞いていなかったので、身内は納得できなかった様です。
急に悪化する事は普通にありえるのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/15 12:16

 質問者のケースの場合、肝がんの原因はB型肝炎と考えます。

B型肝炎が進行すると肝硬変になります(このとき肝炎と肝硬変が同時に存在します)。さらに進行すると肝がんになります(このとき、肝炎、肝硬変、肝がんが同時に存在します)。
 急に病状が悪化したとのことですが、脳症になったことを考えると、次の2つのケースが考えられます。
 (1)がん組織が胆道などを圧迫し、胆汁を排泄できなくなった。
 (2)肝硬変のためアンモニアなどの処理ができなくなった(ある限界を超えると急に病状が悪化します)。
 いずれにせよ、不自然な経過ではないと考えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
経過については、疑問点は持っていないです。
初めて入院した時に、「摂生しないと、また肝炎になり、肝硬変になって最後は肝臓ガンで死んじゃうよ」と本人が言われていましたので。
ただ、入院からあまりにも早い展開だったので、そんなに早く進むものかと思った次第です。
亡くなる5日前くらいから尿があまり出なくなり、かなり強い利尿剤を点滴していましたが、1日100ml前後しか出てなかったみたいです。
尿が出ないとアンモニアが溜まって脳症になると聞いていたので、それが原因と思います。
(2)の回答にあります通り、限界を超えてしまったのかもしれません。
だから急に悪化したのでしょうね。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/15 12:06

こんにちは。


肝臓は、能力が大きいので、肝臓全体のほとんどの部分がやられてしまうまで症状が出にくいのが特徴です。

ですから、ひどい症状が出始めたときは、肝臓の組織はほとんど壊滅状態で、それからの進行は早い事が多いようです。
また、B型肝炎からの肝癌発症もあります。

激症肝炎の発症もありうる話ですが、この場合は大抵、身体中がまっ黄色~緑色く蛍光を発するようになりますから見た目で判るでしょう。

仰っている話からは最後に入院したときにはすでに相当肝臓がダメージを被っていて、最後はいわゆる肝性昏睡を発症したというのが想像されます。

肝臓でなくなる時は、およそ経験されたような経過が多いのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
下痢で入院する事は今までにも2~3回あり、いずれも1週間以内に退院していたので、今回もそんな軽い気持ちだったようです。
亡くなる3.4日前にはかなりの黄疸が出ていて、体中黄色かったです。
やはり知らず知らずのうちに肝臓の殆どの機能を失っていたのでしょうか。
もしくは、劇症化した事によって、機能していたわずかな組織も犯されてしまったのかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/15 11:51

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