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カソリックの総本山である教皇(法王)庁は、何故、ローマにあるのですか?

A 回答 (4件)

カトリックの総本山がなぜローマにあるかというよりも、


カトリックの総本山がローマなのです。
この違いわかりますか?

もともとキリスト教には五大本山あって、
筆頭がエルサレム、次にアンティオキア、アレクサンドリア、
ローマ、コンスタンティノープルです。

このなかで前者三つはイスラム教徒に占領され、
ペテロ・パウロによってローマ帝国への布教が、
一時期の弾圧を経て成功したので、
キリスト教はヨーロッパに根付きました。
このローマ時代はローマとコンスタンティノープルは
帝国の二つの首都となりましたが、
帝国の衰退と分裂の後、ローマ教皇グレゴリウス1世が
ゲルマン諸部族、特にフランク王クローヴィスのような
王侯の説得に成功したことで、ローマが西欧社会の宗教界の中心になりました。

もちろんコンスタンティノープルのギリシャ正教会も
1054年に東西分裂した後も
本家の一つとして活動していたのですが、
後にオスマン=トルコによって征服され、
ギリシア正教はロシア・ロマノフ家に流れていきます。

その後もシャルルマーニュの戴冠を司るなど
ローマの権威は増大していくのですが
イタリアは分裂してローマ教皇庁も諸侯化していきます。
現在も独立国なのはその名残。

有名なアルヴィニョン捕囚などでもわかるように
ローマから教皇を移そうという動きもしばしばあったのですが
まもなく宗教改革がはじまってカトリックの権威は
大きくそがれるので、ローマの重要度は年々低下して
近世に入る頃には、精神面でのみ影響力をもつようになったので
わざわざ移そうとか変えようというようなことは以後
起こってません。


ちなみにバチカンはとはローマ市西端にあるヴァチカノ丘のことで
そこにある教皇宮殿、すなわちローマ教皇庁と同義です。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/10/16 18:52

ローマではなくバチカンにあります。


イタリアとはことなる国家です。
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この回答へのお礼

ローマ法王(教皇)庁=バチカンのつもりで、質問しましたが、質問文が短すぎて誤解を招いたようですね。
ご指摘ありがとうございます。

お礼日時:2005/10/16 18:51

 法王庁の置かれている建物は、サン・ピエトロ大聖堂です。

この大聖堂は、カトリックの初代教皇とされる聖ペテロ(イタリア語読みでピエトロ)の埋葬されたところに建造された、とされています。
 初代教皇ゆかりの地である、ということが根拠でしょう。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3% …
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この回答へのお礼

簡潔で私が求めていた回答そのもです。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/10/16 18:49
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/10/16 18:48

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