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動物より植物の方が(種間)雑種を生じやすい
ですよね?
具体的にどうしてなのかわかりません。

A 回答 (4件)

植物が雑種を生じやすい原因はいくつかあるかもしれませんが、


異質倍数体(二つ以上の異なるゲノムが組み合わさって生じる倍数体)を
作れることが原因の一つとして挙げられるかもしれません。

例えば、アブラナ科植物のゲノム構成について、
ナタネ(2n=20;AA)、クロガラシ(2n=16;BB)、キャベツ(2n=18;CC)
ですが、これらの雑種は、
カラシナ(2n=36;AABB)、アビシニアガラシ(2n=34;BBCC)、セイヨウナタネ(2n=38;AACC)
となります。
また、コムギ(2n=42;AABBDDの異質六倍体)も、
マカロニコムギ(2n=28;AABB)とタルホコムギ(2n=14;DD)の組み合わせで生じたそうです。
なぜ、このような雑種が出来るかについては、勉強不足で、私には分かりません。

本当なら、種の定義について考慮する事から始めた方がいいかも知れませんが・・・。


>動物(人間も含む)もけっこう雑種(混血)が多いですよ
ヒトに関していえば、種はホモ・サピエンスだけあり(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=160915)、
人種間の混血では「雑種を作る」とは言わないのでは?
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

>本当なら、種の定義について考慮する事から始めた方がいいかも知れませんが・・・。
「種の定義」がいつか確立されるといいですよね。

お礼日時:2001/11/26 10:05

セリ科植物のように、或いは、タデ科の一部のように他家受粉しかしないものがあります。

つまり、自分の花粉では受粉できないものもあるのです。
そういう種類では自分の花粉が自分のめしべについても受粉できず、他の花からの花粉がついたときだけ実を結ぶことができるのですネ。
そうすると、雑種ができる可能性が高くなるというのも一つの理由です。

植物の学名は2名式になっています。
それに対して動物の学名は3名式ですネ。
これは分類方法として便宜上決められたというのではなく、種の違いを検討した結果なのですネ。
植物の場合、もともとが種の違いが動物よりも大きな範囲に収まっているということなのでしょう。
動物では、ようするに3段階の一致がないと継続した形質を持つ雑種ができないのに対して、植物では2段階の一致だけで雑種ができるのですネ。
少し、ややこしかったでしょうか?
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
それから、
動物のばあいは、行動的隔離や機械的隔離もあるので
交配が起こる前に雑種形成を妨げるということも理由になりますか?

お礼日時:2001/11/26 10:12

 


  植物が、花粉によって繁殖し、風や昆虫を媒介に交配するので、雑種が多いというのは、もっともらしく思えますが、本当なのだろうかという疑問を抱きました。純粋な種を取る(保存)するには、かなり厳重にコントロールしないと、近所の近縁植物とのあいだの雑種ができるというのはよく分かります。稲の栽培などで、品種改良の場合、こういう雑種のでき方が大いに問題となる訳で、必要な交配を行って、関係のない交配は避けるよう細心の注意を払っているとも言えます。
 
  しかし、ちょっとおかしいのではないかと思ったのは、植物の花粉はかなりな距離飛ぶ訳で(1キロメートルぐらいは飛ぶでしょう)、そうすると、容易に雑種が生まれるとすると、雑種だらけになって、純粋種などすぐになくなってしまうような気がしますが、別に人がコントロールしていないのに、自然界では、或る固有の種が純粋なまま、長期間存続しています。植物の種類による棲み分けなどが行われ、無闇な交配が生じなくなるということかも知れませんが、だとすると、植物の雑種が多いという話は、検討する必要が出てきます。
 
  「動物」というと、かなり高等な動物を念頭されているのではないでしょうか。例えば、哺乳類とか鳥類、魚類、爬虫類などです。しかし、地球上の動物界で一番種が多いのは、節足動物の昆虫の類で、種の半分以上は昆虫だという話もあったはずです。
 
  わたしは生物が専門ではありませんので(では何が専門家といえば、実は何もありませんが、それはとまれ)、よく分からないのですが、動物と植物という時、比較の念頭においているのが、動物は高等動物、植物は、下等とは言いませんが、それほど生態系のピラミッドで上位にある訳ではない植物を念頭されているのではないかという気がします。
 
  雑草という草はないと天皇が言ったそうですが、草の類は、草食動物にかなり容易に食べられてしまいます。他方、ぶなや樫を食べる草食動物というのは聞きません。鹿などが樹皮を食べて、その結果、樹木が枯死するという話はありますが、樫やぶなや棕櫚を囓って、樹木ごと食べる動物というのは聞きません。(昆虫や寄生虫は囓りますが、これはむしろ、樹木に寄生・依存しているとも言えます)。
 
  他方、雑種を生じやすい植物として考えているのは、人間が品種改良のため、交配し易くした植物の変形か、または、環境を人為的に操作した結果、従来の植生を乱すような外来種の植物などが入って来て、それが、新しい環境で、種のヴァリエーションを広げているところが観察されているのではないのか、つまり、植物界のなかの、雑種ができやすい部分を見て、そういう印象が生じているのではないかという疑問が起こります。
 
  分かりませんが、植物にも、雑種を起こしやすい種類があり、動物にもあり、植物の類がたまたま目についているのだということではないでしょうか。昆虫などのあの多様さは、やはり、容易に雑種ができるから多数のヴァリエーションができるのだと考えないと理解できないからです。また植物も、人為的な影響があって、雑種が加速されているので、本来、そう交配が起こるものではないのではないかということです。
 
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/11/26 10:14

動物の雑種がどうして生まれるかはお分かりですね。

動物(人間も含む)もけっこう雑種(混血)が多いですよ。犬、猫などは大半が雑種です。

植物の場合はほとんどが花粉を媒体として増殖するため近くに近い種類の植物があれば雑種が生まれる可能性が大です。従って種を取るのを目的として栽培する場合は注意が必要で、花粉を運ぶ昆虫を遮断する温室などが必要となります。風に運ばれて受粉する種類の管理はもっと大変になります。

動物には相性があるが植物にはなさそうで、これも原因のひとつかもしれません。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました

お礼日時:2001/11/26 10:16

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