プロが教えるわが家の防犯対策術!

昨年末父が他界しました。
私は2人姉妹で、お互い長男と結婚してしまいました。
私の両親は離婚しているので、現在は父の実家のお墓ではなく納骨堂で父の遺骨を預かってもらっている状態です。
実家も娘しかいないのでゆくゆくは私たち姉妹で納骨堂を買い父を引き取らなければなりません。
現在は姉のところでも私のところでも父の写真(位牌はありません)お供えや線香をあげています。
ネットショップなどで売られている携帯仏壇を買いたいなと思ってる矢先に
知り合いに嫁に行ったらそこの先祖を守るのであって自分の両親の写真であっても手を合わせたり線香などをあげると父が肩身の狭い思いをするのでやめろと言われショックを受けました。

行く末は旦那の方の仏壇を受け取り
供養していくのに男兄弟がいながために
自分の両親にはお寺に行ったときだけ手を合わせるだなんて納得いかず悔しい気持ちでいっぱいです。

この嫁に行ったら自分の両親の位牌を持つってことは絶対駄目なんでしょうか?
肩身の狭い思いをするというのは
どういう根拠なのかご存知の方はいらしゃるでしょうか?

A 回答 (6件)

いまの時代に「家」制度にとらわれて「嫁にいったらそこの家の・・・」という考えはおかしいです。


結婚しようが姓がかわろうが男だろうが女だろうが、親は親です。

そもそも、明治になるまで、大方の日本人に「○○家」は存在していませんでした。
「家制度」が国民に普及したのは、(軍国主義が敗れるまでの)たかだか半世紀の歴史です。
それを、長い日本の歴史伝統だと思うのが間違っています。

ところで、宗旨はどちらでしょうか?
「位牌がない」というのは、浄土真宗では当たり前のことですが(もちろんキリスト教等でも)、

他の宗派で、本来あるべき位牌が事情によりないのでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

#5さんのおっしゃる通り祖母の家の過去帳にも
昭和以降の方のお名前は拝見いたしませんでした。

明治以降にそのような○○家などというのが出来たのですね。

宗派は私が日蓮宗で夫がどこかわからないのですが、
戒名の最初に「空」と入り、お経が「南無釈迦無二仏」です。

お礼日時:2005/11/13 10:06

 禅宗の僧侶です。

世の中には、いわゆる仏事について間違った忠告をする人はかなりおります。たいした根拠も無く、「みんな、そう言っているよ。」「みんな、そうしているよ。」と言って、さも相手がとんでもないことをしているかのように言います。仏事に関する他人の忠告で、正しい忠告はあまりありません。むしろ当人を不安に陥れたり、カルト宗教や霊感商法に誘い込むための手段になっていたりすることが、多いと思います。他人の忠告でお勧めできるのは、「菩提寺に相談した方がいいよ。」というアドバイスだけです。
  
 檀家さんから同じような質問を受けることがよくあります。寺の会報に「仏事についての悩みと疑問」というコーナーを設けてQ&A形式でアドバイスを書いたものがあります。


問い
  妻の実家の仏壇を守る人が亡くなったものですから、位牌だけを引き取り、私の家の仏壇に一緒に祀っています。或る人から「よそのうちの位牌を一緒に祀ると、先祖の霊が仲たがいする。」と言われました。一緒にするのは、いけないのでしょうか?

答え
 私たちは数限りないほど多数の先祖のつながりの中で、両親の命をいただいて生まれてきました。あなたの家の先祖と、奥さんの家の先祖の縁により、二人がそれぞれ生まれ、さらに不思議なご縁により二人が夫婦になられたのです。あなたにとって御両親そして御先祖が大切なように、奥さんにとってもその御両親と御先祖は大切なはずです。あなたにとって義理の両親でもある訳です。みしろ奥さんと共に積極的に供養してあげることが望ましいと思います。
仏壇に位牌を祀るのは、単に「先祖を敬う」という意味で祀るのではありません。戒名を受け、仏弟子となった方々だからこそ、仏壇に仏様と一緒に祀るのです。「仲たがいをする」というのは人間の世界の話です。仏弟子となり、仏さまの世界に行かれた方々をそんなレベルに貶めては、仏弟子となった御先祖様に失礼です。仮に宗派が違ったとしても、仏弟子となられた方々が仲違いをするということはありえないと思います。
 他人の「忠告」に心が揺れ動く気持はわかりますが、親の供養しようという気持は当たり前のことであり、賞賛されることこそあれ非難される謂われはありません。「嫁ぎ先は良くて、実家はダメ。」などという理屈はありえません。もっと自分の行動に自信をもたれても良いと思います。

(参考文献 『仏教テレホン相談』  仏教情報センター発行)

 あなたの事例とまったく同じではないかもしれませんが、参考にはなると思います。
 「嫁いだら、嫁ぎ先を大事にしなさい。」と言う意味でのアドバイスとして言われていたことが、仏事の大事なしきたりであるかのように言われるようになっただけのことだと思います。まともな根拠があるとは思えません。
 一人息子と一人娘が結婚すれば、両家の御両親とさらにその御先祖を供養しなければならない立場になると思います。少子化が進むこれからの時代、あなたのようなケースはますます増えてくると思います。「肩身が狭い思いをするから、やめろ。」などという馬鹿なアドバイスは聞き流しましょう。

 尚、参考文献を発行している仏教情報センターでは、テレホン相談を行っています。詳しくは下記のサイトをご覧ください。

参考URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~bukkyo/top_page/inde …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
専門家様のご意見とてもありがたく拝見させてもらいました。

私もそのように感じてはいましたが、
そう否定されるととてもつらく悲しい気持ちになってしまい、多くの方にどのように対処するべきかお聞きしたくこちらに書き込みさせてもらいました。

父のお寺の方ではありませんが、
亡くなった時にいらしてくださったお坊様の
「お経をあげるのも、供物をお供えするのも、思い出すことも供養になりますよ」とおっしゃってくださいました。

来週の日曜が一周忌の法要になり、
節目でもありまだ私の気持ちの中で父の死に対する心が整理できてないので
きついことをいわれると崩れてしまいそうになっています。

多くの方からのアドバイスとても参考にもなり
また、これからも今までどおり、やっていこうと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/13 10:12

> 金銭的にも永代供養は無理と思われますし、



高野山にあるお寺に知人が永代供養を依頼しました。
参考までに「宗旨・宗派不問」「費用は¥30万(たぶん一人、下記サイト参照のこと)。
ネットで受け付ける同じような高野山系「永代供養」は「10名までは¥50万」というのもあるようです。
ただ高野山系永代供養には「ねずみ講」疑惑の起きたものもあり十分ご注意下さい。

参考URL:http://ejison.net/eidai.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考URL拝見させてもらいました。
永代供養の先入観がありましたが少し安心しました。

ただ、今現在は私は30代前半で夫の稼ぎだけでの生活なので姉と折半と言いましてもなかなか出せる金額ではありませんので色々と相談して決めたいと思います。

皆様のご意見本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/11/11 21:52

厳しい宗教の場合には無理かもしれませんが、貴方のご主人もしくは妹さんのほうの仏壇にお父さんの位牌を一緒に置くか、もしくは、小さい仏壇を用意して、そこに置いてあげても良いと思いますよ。


貴方と同じお墓に入れてあげるのは、無理だと思うので、書いておられるように、永代供養するなどの方法を取らないとだめだとは思いますが、あとは貴方のお気持次第だと思います。ご主人やお義父母、妹さんと話し合って、きちんとまつってあげて下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やはりみなさんの進めてる永代供養が良いのでしょうかね。

長男の嫁と姑に押し付けられてる分、自分の親なのにと思えてしまって・・・。

今すぐ解決する問題でもありませんし
回答者様のご意見を参考にさせてもらいます。

ありがとう御座いました。

お礼日時:2005/11/11 21:49

少子化で女の子だけの家も増えたためと、養子を迎えて家を継ぐという考えが希薄になって最近は婚家が奥さんの実家の仏壇を預かって複数の仏壇を持つ家が増えています。


「肩身が狭い」というのは人間の場合そうだから霊も他家ではそうだろうというだけの話であり確実な根拠はありません。
ただ都会では住宅事情もあって多くの位牌や仏壇を持つことが難しくなりますからご家族の理解が必要だと思います。
お気持ちの問題ではありますが、家を継いで先祖を護る者がいない場合お位牌を寺に預けて永代供養をお願いするという方法もありますからご夫婦でよく話し合って下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>「肩身が狭い」というのは人間の場合そうだから霊も他家ではそうだろうというだけの話であり確実な根拠はありません。

そうなんです。
根拠は何だろう?と思ってしまいました。

金銭的にも永代供養は無理と思われますし、
やはり気持ち的に夫の両親にはきちんとして自分の両親にはっていうのがひっかかるって感じなのかもしれません。

今日言われたばかりなので、後で姉とも話し合ってみたいと思います。

お礼日時:2005/11/11 13:47

>嫁に行ったらそこの先祖を守る


今でもその様な風潮があるのですか? 驚きです。
  昔は、結婚とは家と家でありましたが今は本人同士のことです。
先祖の供養とは残された人の安心感・満足感であると思います。
 貴女が納得いく方法で行うのが先祖に対する最大の供養です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに嫁に行ったらと言うのはわかりますが
あらたまった仏壇を置くとか言ってるわけでもなく
父にと思ってることをすべて否定されてる気分でした。
数人の大人(自分の親世代)に言われてしまったので
姉とも相談して見たいと思います。

お礼日時:2005/11/11 13:42

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