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昨日、息子12才中学生がバスケットボールの部活中、シュートの勢い余って、体育館の壁面にある木製ロクボクの角に顔面をぶつけて、眉間に縦一本約6cmの傷(鼻骨のへこんだところから額中央まで)を負いました。傷は皮膚だけではなく、その下の筋肉も切れており、併せて縫合したと、最寄の外科医院まで付き添っていってくれた保健の先生より連絡を受けました。今日、傷口を見たところ、傷の長さの割には、針の間隔が広いと思われます。通常、顔面の縫合はかなり細かい針数になるはずと聞いていますが、こんなに少ないのでしょうか?男の子とはいえ顔の中心に大きな傷として目立つのでは、また顔の微妙な表情を作る筋肉の動きは元通りになるのでしょうか?

A 回答 (4件)

まず創縁について確認する必要があります。

創縁とは傷の性状のことです。例えばカッターのような鋭利なもので傷ができたなら傷の周囲はきれいなので、普通に縫合してもきれいに治る事が多いのです。一方、転んでできた傷などは傷の周囲は汚いので、傷の形を整えるためにメスで組織を切って縫合します。
つぎは、深さです。皮下組織(脂肪組織まで)なら普通に縫合する先生が多いように思います。しかし、筋肉まで傷が達していると、筋膜と筋肉をそれぞれ縫合し(筋肉だけを縫合しても意味はないのです。筋膜も縫合することで初めて筋肉の機能が回復するのです。)その後、表皮から皮下組織までを縫合します。
つまり、先生がどのように縫合したかによって筋肉の回復は異なってきます。
また顔面の縫合についてですが、一般的にはすごく細い糸が使われます。形成外科の先生によっては6-0という細い糸をつかって6cmぐらいの傷を1時間ぐらい細かく縫合する人もいますが、一般外科医はそこまでしません。沢山縫合すればいいというわけではなく、要は丁寧に創縁を合わせて縫っているかどうかなのです。
最後に、その先生の縫合が気に入らなかったら、別の病院で(本当にきれいに縫合して欲しいなら、形成外科をおすすめします。しかし、あまり形成を標榜しているところはありません。大病院にいくと良いかもしれません。)改めて縫合してもらうと良いでしょう。縫合後1日ぐらいなら再縫合もできます。

この回答への補足

参考になるご意見ありがとうございました。少し冷静に経過を見てゆきます。

補足日時:2001/12/01 14:32
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最終的に一番問題を少なくする方法…そういう観点で書き込みます。


一次縫合できれいにするという場合、創の状況が一番問題になります。デブリードメントといってキズの中を一定掃除しなければいけない状況であれば、不潔で感染も想定されるために、初回の縫合であまりに密に縫合するということは避けることが多いのです。まず、キズの治癒を優先します。もちろん、なるべく創面を揃えることは当然配慮します。あまりに不潔である場合は縫合そのものを断念し、筋肉など出血に関わるところのみの処置で創を解放にすることすらあります。知っていて欲しいのは『キズのキレイさと縫合する数は相関関係にないという医学的な事実』です。
私自身が多用する縫合は(修正のための)連続一針の埋没縫合です。基本的に皮膚は縫いません。皮下縫合のみで跡はステリーなどのテーピング(長期間)のみです。縫合方法はそれぞれ医師によって得意不得意がありますので一概に正解不正解は言えません。個人的にはちまちま何針も縫う方がキズは汚いと経験上思っています。

幸いにして、初期治療にてキズがキレイに癒合すればそれでいいですが、問題となるようでしたら、改めて形成外科医、皮膚科医または美容外科医の処置となります。形成外科医の本来の役割は『きれいに見せる』事ではありませんが、保険診療の範囲では彼らの技術が一番転用可能なので一般的には形成外科医の領分となります。同じく皮膚科医にも職人的な先生が多数おられます。
筋肉の動きについては神経の損傷と、神経の種類によるのではっきりと断言することはできません。
尚、初期の縫合が追加での処置に問題になるかどうかの判定だけであれば、現時点でも診察を受ける意義はあると思います。その場合でも多少のことは、再縫合の組織損傷の害を考えて次で修復するようにプランするのが一般的です。

以上美容外科的な観点から。

この回答への補足

ありがとうございました。大変安心しました。

補足日時:2001/12/01 14:22
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bonsanさんの言われるように、科によって縫い方が違います。

 
一番きれいなのは形成だと思います。 
美容整形と同じ程度の特殊な縫い方をしますので、オペ直後でも傷瘢が分からないほどになります(ただし職人技なので人により違いますが、縫い方自体が違うので一般外科よりもは綺麗になります)。 

外科は職人だし新人教育もあるので、縫うのに器械は使わない事が多い様ですが(これも専門分野により違いますが)、あまり縫う機会のない科だと器械でガチャガチャとやる事も多いです。

しかし此れでもひとにより綺麗に治ってしまう人もいますし、ケロイド状になる人もいます。

この回答への補足

さらにお尋ねします。
現在埼玉県北部(東松山市の北の吉見町)に居住していますが埼玉県内(熊谷、鴻巣、東松山、川越周辺)あるいは東京都内で腕のいい形成外科医のいる病院をご存知の方は教えてもらえますか?

補足日時:2001/12/01 08:05
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この回答へのお礼

ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2001/12/01 08:21

うちの子は幼児の時に何度も額にケガをして縫いましたが、外科と整形、形成では全然違います。

たぶんお子さんは普通の外科で処置されたと思います。

外科はくっつけばいいという感じなので、大雑把にしか縫いません。
至急形成外科がある病院へ行く事をお勧めします。場合によっては細かく縫い直してくれるかもしれませんし、詳しく説明してくれます。

ちなみに私も高校生のとき、バスケットであごを「地獄突き」にあい、中年の今でも傷は残っています。お大事に。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。早速探してみます。

お礼日時:2001/12/01 08:18

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