プロが教えるわが家の防犯対策術!

ビデオやDVDなどでグループB時代のWRCを見ていると、アウディ・クワトロやプジョー・205 T16と言った4WD車が、タイトなヘアピンコーナーを曲がるときに、何故かサイドターンを使いません。グリップで曲がるので、とても辛そうです。
ランチア・037ラリーとか2WD車はサイドターンを使うのに、何故4WD車はサイドターンを使わないのでしょうか?サイドブレーキが使えなかったのでしょか?それが非常に気になります。

A 回答 (4件)

現在のWRCマシンの電子制御センターデフはサイドブレーキを引くと拘束が解放されフリーになるような設定になっており自由にサイドブレーキターンが使えます(駆動力がフロント0%、リア100%等にも出来ます)。



アウディクアトロが活躍した時代のセンターデフは前後トルクが等分布でビスカスカップリングの拘束を強めたLSDを使っていたためリヤホイールだけにブレーキを掛けることが出来なかったためサイドブレーキターンは使いませんでした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
へえ~、現在のWRCではサイドを引くと、設定で駆動配分を変えることができるんですか~。グループB時代は、サイドターンで必要なリアのロックが出来なかったんですね。なるほど~。

お礼日時:2005/12/13 19:21

ANo.3です、追加情報



ランサーWRカーのアクティブ・センターデフとは、前後輪の駆動力配分を路面状況やマシンの挙動、さらにはドライバーの操作に応じて積極的にコントロールするシステムのことであり現代のWRカーでは標準装備ともいえる機構。

国内仕様でもスバルインプレッサSTI・RAはドライバーズ・コントロール・センター・デフ(DCCD)付きなので旋回Gが強いときにはセンターデフがフリーに近い状態で維持され、コーナー立ちあがりで旋回Gが小さくなり、それと同時にステアリングの舵角が小さくなると、センターデフが自動的に50対50に近づいて、よりトラクションを発揮しやすいように制御 してくれる。
ちなみにDCCDつきの場合サイドブレーキを掛けると前後の駆動力は分断されるようになっているのでサイドブレーキターンが容易に出来ます。

ラリーカーの場合ブレーキング時にはデフをロック、コーナー進入時にはフリー、加速時には再びロックと言った制御が普通です。
    • good
    • 0

一般的に一部の4輪競技(ジムカーナやダートラ、ラリーなど)の


世界においてタイトターンではサイドを使うのは有効ですよね。

当然、現在のWRCマシン(4WD)でも多用するので、
あのつっ立ったサイドブレーキレバーが
有効であると思います(しかも油圧)。

クワトロの時代はWRCでハイパワー4WD旋風を
吹きまくった時代で、まだ前後トルク配分を適正にすることによる
コントローラブルな高速コーナーリングをする時代ではなく、
完全な立ち上がり重視ですね。

となれば、センターデフはデフロックに近いような
ものにならざるを得ません。
従って、サイドは効かないようなセンターデフだったと思いますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ふむふむ、当時の4WD車はそんなにサイドが効かないデフだったんですね~。というか、サイドブレーキとデフに関係があることが知りませんでした。(苦笑)不勉強ですみません・・。

お礼日時:2005/12/13 19:19

4WDならサイドブレーキを引く必要は無いと思いますがいかがでしょう。


コーナーの頂点(最も内側)に付いた時にアクセルONで四輪ドリフトが出来ますし、さらに云えばグリップ走行で曲がれるコーナーなら、ドリフトするよりグリップで曲がったほうが速いのでは?

タイヤは滑ってたら速度が上がらない、グリップしてナンボですから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
なるほど。確かに、当時はグリップで走ったほうが速かったのかもしれませんね。現在のWRCでも、そんなに滑らせていませんしね。

お礼日時:2005/12/13 19:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!