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子供の学校の宿題で昔ばなしの名前とその物語はどこらあたりの地方の話か
調べてくるというのが出ています。
家にTBSの日本昔ばなしの本があるので、物語の名前はなんとかなるのですが
その物語の発祥の地?を調べるためになにかよいHPはないでしょうか?

A 回答 (4件)

gooで「昔話 地方」で検索すると幾つも候補が出ます。

参考URLはその一つです。

ただ、似たような話が幾つもの地方で語られている可能性もありますので、鵜呑みにするのは危険かと思われます。(所詮はネット上の情報ですし)

参考になれば幸いです。

参考URL:http://www.digital-lib.nttdocomo.co.jp/nihonbunk …
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
日本昔ばなし 地方 で検索したのでなかなか見つからなかったので助かりました。
ただみんながよく知っている話は地方が不明の物も多いようで
地方が書いてある話は聞いたことのない題名が多いようです。
自分なりにも探してみようと思うのですが
よく知っている題名の地方のわかるHPをご存知の方引き続きよろしくお願いします。
参考のHPもとても役に立ちました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/17 19:41

質問内容を拝見しまして,何とも無茶な課題だなと思いました。


#2の方は民俗学の見地から答えておられますので,私は文学の方面からお答えしたいと思います。

#2の方もご指摘のように,基本的に不明だと言ってよいと思います。
そもそも,「いわゆる昔話」は,大半が江戸時代から明治にかけて流布したものです。これらは,その地域の住民が代々語り継いできた伝説と言うよりも,「おとぎ話」として伝わっていました。
私たちがよく知っている昔話の多く(たとえば「浦島太郎」「一寸法師」「酒呑童子」など)は,「御伽草子」あるいは「室町時代物語」と総称されるものの一部です。これらは民話が元になっているものもあれば,誰か(多くは不明)が創作したものもあります。
これらは,その起源がどこ(誰)かということはさておくとしても,数多くの人々の手を経て改作されたり,増補されたりして様々に形を変えて伝わってゆきました。#2でご指摘のように伝承の過程で変化したこともあるでしょうし,また文字においても,様々に意図的に変化させていった様子が見受けられます。そして,それらは享保頃にまとめられた『御伽草子』(『御伽文庫』)によって,「本」という形で流行しました。さらに明治になって,それらのおとぎ話や民話は内容を統一されて国語の教科書に載ることで全国的に一般化しました。
このようなものは,たとえその起源がどこかの民話であっても,もはや「民話」(あるいは地域が特定できる「昔話」)と呼べる性質とは思われません。ですから,このようなものに関しては,それがどこの話かという問い自体がナンセンスだと私は思います。

とはいえ,宿題なのですから提出しないわけにはいきませんので‥‥その点は#2の方のアドバイスを参考になさってください。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
先生がどの程度昔話を理解されて出されたのかわかりませんが
本当に親の私でも途方にくれるような宿題で
子供一人ではできないだろうし、家にPCがなければ本当に回答しにくい宿題でないかと思いました。
最終的には自分の地方の昔話にはどのようなものがあるかという流れになるようですが
皆様の説明していただいたのを読ませていただくと
よく聞く昔話は創作や不明ども多いようですし、
先生独自の判断で出されたとしたら、かなり子供にとっても負担の多いものだと思いました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/18 21:45

#2です。


もうしわけありません、URLのうちAmazonのものが有効ではありませんでした。
なおAmazonで「日本昔話事典」で検索すると水木しげる氏の著作ほかたくさん出てきますが、子供向けのものは難しい説明を省くため簡単に「○○県ほかの話」としているものが多いです。ただし、それも本によって違っていたりするので、それらを信じるよそのお子さんと意見が衝突する事がないよう、「専門家でもいろいろな意見の人がいるし、省略されていただけかもしれないから、違うと決め付けないで『×県でも伝わっていると書いた本があるよ』と言えばいい」と教えておいてあげて下さい。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4335570 …
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実はほとんどの「昔話」が文字として記録され始めたのは江戸時代も末という、とても近世になってのこと。


それまでは書物自体が一般人の手に入るものではなく字が読める人も少なかったため、村の古老や祖父母から聞いた「言い伝え」がほとんどでした。
「風土記」など平安時代のものでも、内容はそれよりずっと古い時代からの聞き伝えを学者が集めてまとめたものです。
それらは、長い時間と距離を旅や婚姻によって言い伝えられるうちに、地名や名前などが忘れられたり他の伝承が混じったりしたので、結果的に同じ名前の話なのに違うバージョンが存在したり、遠く離れた別の土地で地元の伝説とされるようになったりしました。
こうなるともう専門の研究者でないと元を判別するのは不可能なわけですが、戦前はそういう「言い伝え」はただの迷信として切り捨てられていたため、ちゃんと全国回って聞き研究した人というのは、有名な柳田國男ほかなんと数人しかいなかったのです。
妖怪漫画家の水木しげる先生でも、伝説の研究を本格的に始められたのは戦後のこと。
ごく最近、10年ほど前に伝奇ブームが起き全国の在野研究者同志が情報交換するようになって、ようやく総合的に研究する事ができるようになったのですが、すでに戦争や年数によって伝承を覚えているお年寄りも伝承自体もかなり失われてしまい、もうわずかしかデータが残っていないのが現状なのです。
つまり「昔話を、名前だけでどこの話と確定するのは専門家でもかなり難しい」のです。

宿題を出された先生はもちろんそんな事はご存じなく「昔話なんて簡単」とお考えになったのだと思いますから、「専門家でも解明しきれてないのに、授業でどこの話と一つに決め付けて教えるのは間違い」なんて言っても通じないかもしれません。
その場合は、「○○県、××県ほか(違うバージョンあり)」とすると良いでしょう。

研究サイトはいくつかありますが、最も学術的に文献研究を行っているのは国際日本文化研究センター「怪異・妖怪伝承データベース」です。(参考URL参照)
試しに「呼称検索」の欄に「雪女」と入れてみて下さい。長野県・新潟県・鳥取県・京都府ほかたくさん出てくると思います。

なお、「同じ話が違う土地にも多数ある」「名前が同じで違う話がある」という事などは「日本昔話事典」(1114頁/\5800/弘文堂)ほか、専門書に詳しく載っています。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handl …

参考URL:http://www.nichibun.ac.jp/youkaidb/search.html
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
だいたい近畿地方とかそういうのでもいいらしいと
子供は言うのですが、
教科書を読んでみると、昔話をしょうかいしよう。
今まで聞いたり読んだりして、知っている昔話はどんなものがありますか。
みんなで出し合ってみましょう。となっていて
どこらあたりの話かというのは先生が独自に言われたのかもしれません。
#1で紹介していただいたHPでも、複数県が書いてあるものもありますので
#3で書いていただいたように説明してやりたいと思います。
ありがとうござました。

お礼日時:2006/02/18 21:39

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