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いつもお世話になっています。
前回、http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=2089949
で、結局、1~2年は公務員・もしくは準公務員的な企業の就職を探しながら働くことにしました。民間企業の事務職でも例えば食品会社の事務であればそれなりにノルマがあったりするし…と大学の就職課の課長さんにも言われたのです。私は現在、25歳・女(今春、卒業したばかりです)で、今年の社会福祉士国家試験に合格しています。

私の卒業した年には、社会福祉協議会(福祉の準公務員的な団体)の職員募集が地元の市・県ともになかったので、こういうところの空きを待ちたいと思っています。

ところで、公務員(地方上級)の試験の場合、私の住んでいる市・県は福祉の区分がなく、行政職での採用で、福祉系・人文系大学の人間が福祉事務所などに配属されるようです。国立大理系中退→私大福祉系編入の私にとっては、公務員上級試験の専門科目(憲法・行政法など)を勉強するのはかなり大変です。

そこで隣の県で福祉職採用の区分があるのを知りまして、受験したいと思ったのですが、父に「どうせ不利になるから」と反対されました。東京都・大阪府など、大きい都道府県なら問題ないと思いますが、隣の県も地方です。県庁採用でも地元であるかないかで有利・不利というのはあるのでしょうか?

A 回答 (1件)

>県庁採用でも地元であるかないかで有利・不利というのはあるのでしょうか?



一般論としては「有利不利はない」はずです。

筆記試験で高得点を取って、論文試験でまともな文章をかけて、面接で好印象をアピールできれば、内定をもらえるはずです。 
仮に面接で「どうして他県を受けたのですか?」みたいに聞かれても、『昔から旅行で行く機会が多くて、住みやすそうだと思ったのがきっかけです。 あと、福祉職の採用があったのも大きかったです。』とでも答えれば、それ以上つっこまれる可能性は低いでしょう。
ただ、その福祉職の採用枠が『1名』とかであれば、当然、非常に難関なわけで、その場合に不合格となったとしても、、その場合は「たった1名の枠の採用試験を受けてしまった『戦略性の欠如』」でしかなく、「出身地の有利不利」とは何の関係もないはずです。
そこは確認させていただきます。


しかし、あなたの場合真剣に検討すべきはそこではありません。
>国立大理系中退→私大福祉系編入の私にとっては、公務員上級試験の専門科目(憲法・行政法など)を勉強するのはかなり大変です。
というふうに、『地方公務員の行政職を受験するのは、法学部や経済学部卒業の学生たちばかりである。』という思い込みからくる、福祉職に絞った受験のスタイルです。


専門職の試験は、福祉職であれ、看護師の採用であれ、建築・土木職であれ、採用枠は3名以下の場合が多く、非常に『計算のしにくい』試験です。
つまり、自分よりも優秀(「筆記試験の能力が高い」「イメージのいい履歴を持っている」)な受験生が2,3名一緒に受けた段階で、合格可能性は限りなく0に近づきます。
これほどリスクの高い試験はないでしょう。


そもそも、「行政職を受験するのは法学部の学生や経済学部の学生ばかりである。理系の私は圧倒的に不利である。」というのが完全な思い込みです。
LECや早稲田セミナーに行けばわかりますが、、理系学部卒の学生や、理系修士中退の学生、企業をやめての受験生など、様々なバックグラウンドを持った受験生たちが、地方上級や国家2種試験に挑んでおり、法学部・経済学部の学生たちは、『割合が多い』に過ぎません。

だいたい、大学で習う「法学」や「経済学」は公務員試験に対して『何のメリットにもならない』ものであり、文系の学生にとっても「なんか授業で聞いたことがあるな。」ぐらいのものでしかありません。 
また、地方上級や国家2種で出題される法律科目や経済科目の難易度は、『1年間真面目に勉強すれば勝負ができる。』程度のものであり、法学部や経済学部の学生との有利不利はほとんどありません。

さらに言えば、教養科目においては「数学」や「化学」の出題もあり、これらに関しては『高校生までの段階で完成した能力』が大きくモノをいう科目であり、『理系出身の学生が有利』とも言えます。 
実際、文系の学生で教養科目で嘆いている学生もいましたし。

これらを考慮すれば、やはり『公務員試験においては準備がすべてであり、卒業した学部やバックグラウンドによる有利不利はない。』と考えるのが、一般的な見方です。

したがって、まずは『行政職での受験』を検討することをオススメします。
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この回答へのお礼

まだ、隣の県の福祉職の採用が今年はあるのかは発表されていません。GW前に発表されるそうです。私の県は人口が同じぐらいの他県と比べて、行政職の採用人数もものすごく少ないです(2007年問題が地元の県庁では無関係なんでしょうか?他県の半分以下です)。

ちなみに弟が現在法学部の4年生で地元の県庁と国家II種を受験予定です。確かに弟は教養の数学・理科系(特に理科系は範囲が広すぎて困るらしいです)に関しては嘆いていますね…私は昔、センター試験で数学と化学は満点だったので、教養試験はなんとかなるんじゃないかと思うのです。実際に今年、商工会の一次試験の内容は地方上級一般教養の類似問題で、60人近く受験し、運良く(ゼロ勉です)最終の5人に残っていたので、公務員試験も教養試験だけならなんとかなるかと思うのです。

福祉系事務職の場合は、一般教養は行政職と共通で、専門科目が福祉科目になります。また、受験資格は「社会福祉主事資格(要は福祉系大卒なら誰でもいいのです)」となっていて、受験資格は他の専門職より緩いです。なので、受験者も多いようです。しかし、私が今年受験した「社会福祉士」は合格率30%を切る国家資格です。実際のところ「社会福祉士」に合格できる能力がないと専門科目での得点も厳しいものになると思います。確かに採用枠は1~2名でしょうけど…うちの地元の市はまだ採用について発表がないのですが、福祉系事務職の試験をしてくれないですかね…?

お礼日時:2006/04/17 19:51

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