竹島問題、日本の海上保安庁巡視船は大丈夫か？

Question

日本の海上保安庁の測量船が、竹島方面へ向けて出向しました。韓国側は警備艇などで拿捕も視野に厳重警戒しています。万が一、韓国側が日本に攻撃をしてきた場合や拿捕しようとした場合、日本はどう対応するのでしょうか。

at9_am · Accepted Answer

まず日本の立場としては

　a)竹島は日本の領土である。
　b)韓国が竹島領有を主張していることを了解している。
　c)武力紛争は可能な限り避ける。

という三点であり、日本は国際的な領土問題解決のための法廷(ハーグ国際法廷)に 1954 年に提訴したが、韓国側の同意が得られず、韓国の実効支配が続いているのが現状です。

この状態で韓国が先に攻撃を仕掛けた場合、戦闘が開始され、最悪の場合、戦争になることが予想されます。韓国軍は基本的に陸軍中心なので、上陸さえ許さなければ日本の圧勝は動きません。しかも、韓国軍の渡洋攻撃能力はかなり低いです。
ただし、米軍の動向は予断を許しません。


しかし、日本政府は武力闘争を好みませんので、結局は派遣されない可能性も低くはありません。この辺りが「弱腰外交」と批判される所以でもあります。

個人的には、最も良いのは適当な紛争になったところで国際法廷への提訴受入を条件として停戦をする事だと思います。

fallen_angel · Answer

この件は、日本の外交姿勢が問われる重要な課題ですね。
　今までの譲歩・弱腰外交ならば、事実上竹島を韓国領と認めたと　韓国メディアは報じるでしょう。
　その後の日韓関係も気になります。

myeyesonly · Answer

こんにちは。
行くだけ行って、威嚇射撃でも受けたらそのまま遠巻きに見てるか退散で、既成事実化みたいな感じで竹島はあちらの物、みたいな感じになるでしょう。

いくら、脅しが好きな人たちでも、巡視船に直撃弾を浴びせればただではすまないし、既成事実化は失敗するでしょうから、直撃はまずしないでしょう。
でもかなり激しい威嚇射撃はやりそうな気がします。

でも、外交音痴で有名な政府ですから、巡視船が直撃弾を貰った方が、外交ルートは確実にやりやすいでしょうね。

かくも外交下手なな政府がよくもまあ、今まで存続できたと思いますが。(笑)

yuhkoh · Answer

まず、排他的経済水域（EEZ）は石油・鉱石などの非生物資源を得る権利や、海洋汚染などの防止をする義務がなどがありますが、諸外国が自由航行することができる水域です。竹島周辺は日本のEEZです。また韓国にとってもEEZと主張しています。
　次に日本政府は国際水路機関に対して、正確な海図編集のために海上保安庁による調査を行うと通知しています。つまり日本の経済活動というよりも、国際的な学術調査・安全な航行のための資料作成という立場がとれます。

　上記を踏まえると、EEZ内を航行する船舶で、しかも国際的な調査船に拿捕・攻撃などを行えば、その国に対する国際的信用はがた落ちでしょう。つまり政治的発言に対して、実際になんらかの攻撃が加えられる可能性は低いと思いますが、どうでしょうか（日本政府もそれぐらい見越しての行動でしょう）。
　韓国マスコミで報道されている熱狂的運動家・政治団体の主張や、一部野党政治家の発言だけをもって、「すわ戦争か！」などと短縮に発想するのは早計でしょう。
　まあ、船のまわりをウロウロして、調査の邪魔ぐらいはするかもしれませんね。

Houghton · Answer

おそらく調査は何かの取引材料なのだと思います。
強引な調査をちらつかせて韓国側になにかを譲歩させようとしているのではないかと。
多分、韓国が竹島周辺の海底の地形に名前を付けようとしているのを阻止するのが目的だと思います。
現在行なわれている交渉がまとまれば調査は行なわれないし、海底に韓国名も付かないと思います

nagarjuna · Answer

過去の朝鮮の植民地化の端緒となった「江華島事件」と構図がソックリですね。韓国民は靖国問題よりも竹島問題に対してシビアなので、韓国政府としても強硬な態度に出ざるを得ません。

＜「竹島」で非常警戒態勢―韓国海洋警察＞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-04388139-jijp-pol.view-001

＜江華島事件＞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E8%8F%AF%E5%B3%B6%E4%BA%8B%E4%BB%B6

韓国側が独島から領海だと見做しているエリアに日本の調査船が入った場合、拿捕される可能性が高いです。韓国政府は、第２の江華島事件を決して容認しません。日本政府もそのことは重々承知なので、慎重に行なうと思います。日本が竹島を自国領だと韓国側に誇示ことが狙いではなくて

＃５さんの仰っている通り
＞多分、韓国が竹島周辺の海底の地形に名前を付けようとしているのを阻止するのが目的だと思います。

というのが日本の真の目的でしょう。次の記事がそれを裏付けています。

＜竹島周辺の海洋調査「東海」問題、再燃懸念も＞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060420-00000004-san-pol

cse_ri2 · Answer

韓国が調査船を拿捕すれば、日本はそれを逆手にとって、国際問題にすることができます。
これは日本にとって有利な状況ですので、是非とも韓国政府には、そこまで突っ走って欲しいものです。

『朝鮮日報』－『【社説】日本の野望をくじく戦略をおろそかにしてはならない』
　http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/04/20/20060420000002.html

現在、日本と韓国の間で非公式協議が継続しているようですが、おそらく決裂すると私は考えています。（もちろん、平和裏に決着するのであれば、それに越したことはありません）


余談ですが、韓国を開国させるために行った江華島事件と、今回の問題はまったく問題の質が違います。
江華島事件は、むしろペリーの黒船来航と比較すべき内容です。

日本政府の狙いは、No.5の方の回答にあるように、海底地形の名前付けについてでしょう。

竹島問題、日本の海上保安庁巡視船は大丈夫か？

この件は、日本の外交姿勢が問われる重要な課題ですね。

こんにちは。

まず日本の立場としては

まず、排他的経済水域（EEZ）は石油・鉱石などの非生物資源を得る権利や、海洋汚染などの防止をする義務がなどがありますが、諸外国が自由航行することができる水域です。

おそらく調査は何かの取引材料なのだと思います。

過去の朝鮮の植民地化の端緒となった「江華島事件」と構図がソックリですね。

韓国が調査船を拿捕すれば、日本はそれを逆手にとって、国際問題にすることができます。

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　この件は、日本の外交姿勢が問われる重要な課題ですね。

　まず、排他的経済水域（EEZ）は石油・鉱石などの非生物資源を得る権利や、海洋汚染などの防止をする義務がなどがありますが、諸外国が自由航行することができる水域です。