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先日、九十九里浜に行ってきました。
海鳥(ミズナギドリなど)の死骸が10m間隔くらいで続いていました。
ニュースによれば、千羽以上が死んでおり、原因は鳥インフルエンザなどではなく餓死だそうです。

しかし、疑問なのは、海鳥がどうして餓死をするのかということです。
魚を取るのは上手のはずです。
ニュースでは沖では悪天候が続いたためと説明していました。
でも天気が悪ければ、場所を移動すればよいだけです。
一日千キロくらいなら移動可能だと思います。
天気が悪いくらいで餓死していたら、いままで生存できてきたわけがありません。
それに悪天候が続いていたとも思えません。

何かほかに原因があるような気がするのですが、
考えすぎでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。


太平洋岸で、毎年相当数が死亡するミズナギドリは主としてハシボソミズナギドリです。彼らは、オーストラリア南東部やタスマニアで、冬(北半球の)に繁殖し、その後太平洋を北上して、5月ごろ日本の東海上を通過、夏は、北太平洋で過ごし、秋に再び南下して、南半球に戻るという、長距離移動する鳥です。

日本近海を北上するとき、成鳥は沖合を通過しますが、幼鳥は風の影響で、沿岸沿いを通過し、一部の衰弱個体が日本の海岸で死亡します。沿岸で死亡している個体を見ると大変な数に見えますが、沖合を通過している個体数は非常な数です。

http://shiretoko.muratasystem.or.jp/1998/06/9806 …

死亡するのは全体から見れば一部に当たる幼鳥で、南半球で成長する際の栄養状態により、年によって、死亡する個体数が変動することが、日本人研究者の研究により明らかになっています。

野生動物は、人間とは違い、若いときからかなりの数が死んで、ごくわずかな割合だけが、大人になり、そのまたごくわずかな割合だけが、長生きするという構造になっています。たとえばスズメでも卵や雛のうちに多くの個体が死亡して、繁殖年齢に達するのはごくわずかです。日本沿岸で観察されるハシボソミズナギドリの死亡も同様な自然現象と考えられます。
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1日1,000km?


24時間、寝る時間も食事も休憩もなしでできると思うのなら、時速45kmで可能ですね。
あなたが時速20kmで移動するとして、1日で480km移動できますか?

・ミズナギドリは完全海上性の鳥で、陸に上がって嵐をやり過ごしたりは出来ない
・鳥は代謝が高いので起きてる間は頻繁に餌をとる必要がある

沖合で余程の大時化が続いたんでしょう
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