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カテゴリー違いだったらすみません。
母に、「夜に新しい靴をおろすものではない」「明日までは靴は部屋に置いておきなさい」と言われ、おニューの靴を玄関に出すのをやめました。

理由を聞いても、母は知らないといいます。
どなたか、この言い伝えについてご存じの方はいらっしゃいますか?
地域によって違いはあるでしょうが、どういった理由で禁じていたのかを教えてください。
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

もともとこの場合の履き物は、高級品だった革靴でしょうね。


そのようなものを初めておろすのは冠婚葬祭の時と相場が決まっていた
のです。夜に新品の靴をおろす時ってのは、お通夜の時です。
つまり新品の靴を夜におろすときは誰かが死んだとき…
そう言うところから来てるんでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど!!

すごくよくわかりました。
死を忌んだのですね。

母も田舎を出て長いものですから、言い伝えは知っていても理由を知らない事がよくあります。
こうして忘れ去られて行くのでしょうね。

早速のお答え、どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/02 22:33

私が聞いているのは、「夜」ではなく「午後」ですが。


お葬式の時、亡くなった方が棺に入る時に草履を履くことから
きていると聞いています。
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この回答へのお礼

午後というお話もあるのですか。
棺に入るときには草履を履いているものなのだとは、恥ずかしながら存じませんでした。
やはり、死を忌む意味があるのですね。

早速のお答え、どうもありがとうございました!

お礼日時:2006/07/02 22:35

正確には「夜、新しい履物を履いて玄関からそのまま出かけると、死ぬ」です。


これには3つの理由があります。
1・#2の方の仰るとおり、昔は新しい履物を履かせて夜玄関から出すのは死人だけだったからです。
2・靴に限らず新しいものはまず神様に供えるものだったので、神棚の灯明を消したあとの夜にこっそり新しい物を使うとバチがあたる、という考えがあります。
 そのため、どうしても新しい物を下ろす時は、一部を少し汚してからにするといい、とされています。(靴なら底を墨で塗ったり火で炙ったり)
3・夜新しい履物=夜遠出すること自体が縁起が良くなかった。
 今のように遠くまで照らせる照明がなかった江戸時代は、夜になると町中でもほとんど真っ暗でした。どこに犯罪者やつまづく物がひそんでいるか判らない暗闇の中、普段着で良い近所ではなく、新しい履物が必要な場所や旅へ出かけていくのはかなり危険です。また危険を冒しても緊急に改まって行かなければならないのはよほどの場合、つまり親しい人が危篤とかお通夜などの時だった、というわけです。
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この回答へのお礼

詳しい解説をありがとうございます。

では、「夜中に新しい靴を下ろしてはいけない」は、その言い伝えの派生なのでしょうね。

とてもよくわかりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/03 10:50

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