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50代半ばの母親のことですが、どうやら私たちの見ていないところで飲酒しているようです。
今までは夕食時などに時折飲んでいたのですが、最近ほとんど見かけることがなくなったので不思議に思っていたところ、冷蔵庫に入っていたビールがいつの間にか無くなっていることに気づき、恐らく見えないところで飲んでいるのでは…と思いはじめました。
時折夜本人に近づくと息がアルコール臭いと感じるときもあります。
また、昔から独り言を言うのですが、最近その回数がとても多くなってきたような感じがします。
お風呂やトイレなど、本当に誰も話相手がいないところで独り言を延々と長い時間言っているようです。

量はたぶんビール1杯なのでしょうが、『毎日飲んでいる』ことと、何よりも『隠れて飲んでいる』ことが非常に気になります。

実は身内(叔父)が重度のアルコール依存症で、母親は叔父の面倒を見ているため何かとストレスが溜まりやすいようで、母親自身も親を酒の影響で亡くしている(糖尿病&肝臓病)のため、自分では気をつけているようですが、やはりストレスで飲んでしまうのだと思います。

今のところ健康診断では高血圧以外の異常はないのですが、今後このような状態が進行していくことが一番不安です。
『習慣性飲酒』という状態もあるようですが、母親の今の状態は依存症と習慣性飲酒のどちらにあたるのでしょうか?
また、習慣性飲酒から依存症に進行する可能性はあるのでしょうか?

身内に依存症の居る方で、母親と同じような症状がある肩がいらっしゃればぜひ教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

アルコール依存症が遺伝するというエビデンスはありません。



アルコール依存症の判定は実に難しく現医療におきましてはDrの主観によるものがほとんどです。教科書どおりにはいきません。心の病気でありお酒の量は関係ないのです。

また、飲酒をコントロールできている依存症の方もいらっしゃいます。といいましても極まれです。

習慣性飲酒に関しましてもこれも言葉のとおりですが、お酒をたしなむほとんどの方がそれにあたります。

>習慣性飲酒から依存症に進行する可能性はあるのでしょうか

とのことですが、ない人もいれば、そうなる人もいるというのが精一杯のアドバイスです。臨床検査地が正常でも「依存症」は心の病気ですから、一度精神科、心療内科の門をくぐってみてください。
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アルコール依存症って遺伝しますね。


私は以前、アルコール依存症の専門病院で働いていたことがあります。
よくそこの患者さんやスタッフと雑談をしていたんですが
こんな話を聞いたことがあります。
「親父(オフクロ)のようにはなりたくない。と言っていた俺がなっているからかなわんよ」・・・
どうやら幼い頃からアルコールで嫌な思いをしてきたのにも関わらずに
やっぱり親の代になるとアルコールの亡者になるみたいです。
不思議でした。しかもほとんどの患者さんがそんな感じでした。
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この回答へのお礼

遺伝するのですか?
少し話をしてみたら隠れて飲酒することがなくなった(少なくともこの数日では)ので、注意しながら様子を見て行きたいと思います。

お礼日時:2006/07/20 05:53

 アルコール依存症については授業でさらっと習った程度なので、たいしたことは申し上げられません。

が、まだどなたのご回答もないようですので…(^^;。
 それをご念頭に置いてご一読いただければさいわいです。

 習慣性飲酒というのは仰る通り状態を表す言葉ですが、私の理解では飲酒の頻度や理由を表す言葉だと思います。
 何らかのイベントの時(新年会など宴会や特別な記念日にしか飲まないなど)にしか飲酒しないことを機会飲酒といいます。
 一方、飲酒すること自体が毎日の習慣になっていることを習慣性飲酒といいます。たとえば寝酒が習慣になっているなど。ですからもし、毎日お母さまが飲酒しているようなら、習慣性飲酒といって差し支えないかもしれません。

 おそらくすでに充分ご存知のことをくどくど書きたてたわけですが、「習慣性飲酒」がただちに依存症であるというわけではありません。仕事が終わって毎日ご自宅でくつろぎながら晩酌を楽しむ習慣のある方が全員アルコール依存症ではないのはご理解なさっている通りです。
 ただもちろん、アルコールが依存物質である以上、習慣性飲酒とアルコール依存症は深い関連があるとも言えます。習慣性飲酒からアルコール依存症に移行することもあるということです。
 そのうえで、アルコール依存症であるかどうかとというのは厳密には、脳の中に依存物質を強く渇望するような、なんというか、回路ができている状態を指すと思います。
 ですからご質問を拝見した限りでは専門医でも断定は難しいかもしれません。なぜなら今のところ飲酒量をコントロールできているようであり、酩酊して前後不覚になるまで飲んでいるわけではないようだからです。
 ただ依存症であるかどうか判断する一般的な目安がいくつかあります。
・飲酒量が増えているかどうかです。
 酒への耐性が上がり、以前の量では期待する効果が得られなくなると飲む量が増えます。まずこれが把握できますでしょうか。ただ、依存症でも少量を複数回に分けて飲む人はいますので一回の量よりどれだけの時間酔っているか、で判断したほうがいいかもしれません。
・家族や友人など他人に隠れて飲酒するようになるのも黄色信号です。ご質問を拝見する限りでは少し危ういような…。
・飲酒をコントロールすることはできているでしょうか?
 つまりお酒を飲みたいという強い欲求があるでしょうか?
・禁断症状がでているかどうか?
 禁断症状がでていたらもう依存症と言い切ってよいのではないでしょうか。つまり酒の薬理効果が切れる、先述の「脳の回路」ができている状態だと思われるからです。
 一般的なイメージの指が震えるとか視線が定まらない、しょっちゅうお腹を下す、発汗、幻覚や幻聴、頻繁にお腹を下す、などです。
・禁断症状を避けるために飲酒しているかどうか?
・社会的に破綻しつつあるのに、それでも飲酒しますか?
 病気になったり、他の楽しみを放棄しても飲酒に走ったり、仕事の合間などに酩酊するまで飲酒するようになるともうかなり重症です。

 一般的に女性は男性よりもアルコール依存症になるまでの期間が短く、飲酒の量が少なくても依存症になり得ます。家庭の主婦は台所にお酒があるために「キッチンドリンカー」と呼ばれるアルコール依存症に陥りやすい状況にあります。特に女性はストレスや孤独といった心理的な要素が依存症の引き金になりやすいと言われています。
 アルコール依存症になれば、もう二度とお酒は楽しめません。一滴も口にできなくなります。しかも依存症の人間にそれを認識させるのは非常に困難です。
 ですから早い段階で手を打ったほうがいいと思い、回答を寄せさせて頂きました。アルコール依存症は単なる精神疾患に留まらず、本人も死に至る可能性のある病気です。
 特にアルコール依存症にかかりやすいのは家系もあるようで、ご両親や叔父さまがアルコール依存症なら、お母さまも発症しやすい確率は高くはあっても低くはないと思います。 
 今、アルコール依存症でなくても、このまま飲酒の度合いが高まらないとは限りません。お母さまは飲酒にたいして何らかの期待をしているのだと思います。つまり飲酒すると酩酊気分が心地よいとかストレス解消になるとかそういう良い期待です。そしておそらく、これに変わる良い刺激がないのかもしれません。
 これを、たとえばストレス解消が原因ならストレスの源自体を取り除くとともに、アルコール以外でもそのような期待が得られるような対処方法を見つけ提案できればよいのですが。
 これ以上のアドバイスは医者の領域ですね。
 
 最後に、かなり先になるかもしれませんが、お母さまが治療を受け入れているのにも関わらずお酒をやめたくないようなことを口走ったとしても、それを責めてはいけません。
 お酒によってメリットが得られると期待していたからこそ依存症になるまで飲み続けるのです。その期待するメリットが単なる思い込みで実在しなくてもです。従って本人にとっては飲酒をやめるということは、メリットも失うことなのです。
 他者の視点からは急かしたくなるかもしれませんが、そのメリットを代替のもので得られるように、それを本人が受け入れる時間やゆとりを与えることで対処してほしいと思います。

 最後に重ねて、専門家ではないのに回答したことをお詫びいたしますが・・・。
 お母さまは大変孤独を感じていらっしゃるのかもしれないと思いました。孤独とは話をする人がいないとか友人が少ないとかそういう単純なものではありません。自分はいつも軽んじられている、自分を犠牲にしているのにその支払った犠牲を誰も重く見てくれない、家族の中で透明な存在でしかない、家政婦としてしか見てもらえない、といったような深い孤独かもしれません。専業主婦は往々にして陥りやすいようです。いかがですか。お父様のお話がまったくありませんでしたが。
 
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この回答へのお礼

詳しいお話ありがとうございました。
飲酒量は増えていませんし、酩酊状態になるまで飲むこともありません。
家族の仲は非常に良いと思いますが、叔父の面倒を見ることに関してはほぼ一人でやっているような状態なので、やはり孤独を感じているのかもしれないですね。
ちなみに父親は全く飲酒しません。
他にこれといったストレス解消法を持たないようなので、そういったところも心配なのですが、書かれたことに注意しながら少しずつ様子を見て行きたいと思います。

お礼日時:2006/07/12 05:57

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