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初歩的な質問でごめんなさい。

保険会社って,保険金自体はいつかは返さないといけないとなると,どこで稼ぎを出すのでしょうか??

投資運用などしているのですか??

現在検討中なのでソニー生命とアフラックでの状況が一番気になっています。

A 回答 (3件)

簡単に言ってしまうと、保険会社は、


年間にどのくらいの人が死んで、年間どのくらいの経費がかかって(営業のコミッションなども含めて)、預かった保険料を運用するとどのくらいかをちゃんと計算しています。
で、そのためには、いくらの保険料をもらったらいいか計算して、保険料を算出しています。
ですから、保険会社はふつうつぶれることはないのですね。
でも、そのなかで、とっても大きなウェートを占める、運用の部分がうまくいかないと、計算が狂っちゃうわけです。
バブルが崩壊して、予定とおり運用できなくて困ったことになったわけです。
ですから、何年かごとに、運用率を見直しているわけです。
会社を運営できないので保険料を上げます。ということです。
ですから、本当だったら、ちゃんと儲かるようになっているわけですね。

>保険金自体はいつかは返さないといけないとなると,・・・
「定期保険」:その期間中に死なないと、保険金は支払いません。ですから、保険料は安く設定しています。
「養老保険」:現在は、支払い保険料≒満期金です。その間、保険料は保険会社が運用していますし、前記のとおり計算して保険料出していますので、大丈夫です。
「終身保険」:いつかは支払います。ちなみに、106歳で保険金と同額の解約金がたまているようです。この解約金。内部的には「責任準備金」といって、将来の支払いに備えて積み立てているわけです。106歳ではほとんどの人が死んでいるという計算をしているのでしょう。このお金も、運用しています。
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生命保険会社の利益は大別して以下の3つです。



(1)利差損益
予定利率と実際の運用利回りとの差額です。資産運用がうまく行けば差益は大きくなります。逆に低金利が長引いた場合、「逆ザヤ」になり破綻するケースもありますが・・・。

(2)費差損益
想定した経費と実際の経費との差額です。各社とも経費節減に努力する所以です。

(3)死差損益
想定した死亡率と実際との差による損益です。平均余命が伸びれば伸びるほど、差損がでることになります。

生命保険会社の財務の健全性を見たいのなら「ソルベンシー・マージン比率」をご確認ください。
ソルベンシー・マージン比率は、保険会社の経営の健全性を測る指標の1つで、予測を超えるリスクに対する、保険金の支払余力を意味しています。
200%を下回ると、早期是正措置が発令されます。

http://www.findai.com/yogo/0246.htm
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この回答へのお礼

格付けは知っていましたが,ソルベンシー・マージン比率は知りませんでした。
お勉強になりました!ありがとうございます!!

お礼日時:2006/09/05 09:56

掛け捨てであれば、返しませんから払った金額が保険会社の利益です。


貯蓄型であれば、投資運用しています。
ですから、バブル崩壊の時は予定利率の引き下げなどが起き、問題になりましたね。
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この回答へのお礼

今は利率のインフレ対応型保険がでているとのことですね。バブルの時期のそういう問題も少しは関係しているのでしょうね。

アドバイスありがとうございました!

お礼日時:2006/09/05 09:54

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