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今大学で確率統計を学んでいるのですが、期待値や分散のところで、『k次のモーメント』というのが出てきました。これの意味がわからないのですが…意味というか、何を意味しているのかですね。なぜいきなりこういったものが出てくるのか…どなたかよろしくお願いします。
まったくの素人なので、出来れば初心者向けにお願いします^^;

A 回答 (2件)

確率変数 X の k次モーメントって, X^k の期待値だっけ?


基本的には「確率分布がどのようになっているか」を知るものだと思うけど....
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単純にk次のモーメントっていったら、


k乗の期待値
E(X^k)
ということみたいですが、

多分もっと良く使う、
期待値または平均値(μ)の回りのk次のモーメントっていうのは
E((X-μ)^k)
のことで、

期待値の回りの2次のモーメントが分散になります。
期待値の回りの1次のモーメントは0です。
#単なるモーメント、(原点の回りの)1次のモーメントが期待値、平均値です。
ついでに
期待値の回りの3次、4次のモーメント(を標準偏差で割って正規化したもの)は
歪度、尖度というそうです。

何の意味があるかは分散をなぜ考えるのかと同じで、
期待値が等しくても、
分散が違えば分布が違うということで、
分布を特徴づけるということかと思います。

分散が大きければ、期待値から離れた値になってもおかしくないことになり、
分散が小さければ、期待値に近い値が出ることが多いということです。

歪度がプラスなら右に歪んだ分布(山が左側にあって右に長い分散)
とか
分散が等しい状況なら、尖度が高い程、より山がとがった分布である、
とかそういう風に分布の特徴を数値で表すことが出来ます。

モーメントという言葉は、
力学の世界でのモーメントと同じ考え方、
つまり同じ重さ、力でも遠い所の方が影響が大きい、ということなので同じ名前だと思います。
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