【お題】逆襲の桃太郎

洗剤に含まれる香料が苦手なため、無香料・無蛍光材の合成洗剤をつかっています。しかし市販されている柔軟剤には無香料のものがないので、クエン酸で代用しようと思いつきました。しかし、そもそもクエン酸を仕上げに使って効果が得られるのは、合成洗剤ではなく「せっけん」での洗濯に限ってのことなのでは?と疑問が浮かびました。合成洗剤とクエン酸の組み合わせ、効果はあるのでしょうか?

A 回答 (4件)

#2です。



>ところで、重曹(+過炭酸ソーダー)とクエン酸の組み合わせだと実用的な効果は得られるものでしょうか? 

書かれている事の意味が解りません。
両方を一緒につかう・同時にという意味なら酸とアルカリを同時に使用して、何が起きるか・・・何も起きません。
このクエン酸ナトリムになるだけで、入れたもの同士が、互いを相殺するだけです。
もちろん入れるタイミング、量の多寡は・・という問題もありますが、
一緒に入れるなら、全く入れること自体が無意味。

洗剤での洗濯時に入れるなら、炭酸ソーダには意味があります。
アルカリ度がせっけんよりもphが高いのでせっけんのアルカリ度を維持できる。
一部に誤解があるのですが、重曹(炭酸水素ナトリム)は入れても意味がないばかりか、せっけんのアルカリ度を下げますので、いわばこれ自体が汚れとして存在するようなことになります。
重曹を洗濯に用いるなら石鹸を使わない、アルカリ洗濯とするだけ。

せっけんに重曹を入れると、「有効」との説は、一部の家事評論家などが無責任にアルカリなら何でもokとしていますが、
あくまでも、せっけんのphを下げるものはせっけんの機能低下を引き起こし、脂肪酸の析出を早めるだけです。

アルカリだけの洗濯・洗浄には、繊維の膨潤をさせるので、繊維の中に入り込んだ水溶性の汚れを落とします。
せっけんが落とすのは、脂溶性の汚れ。
アルカリ性で、繊維を膨潤させて芯のほうの汚れを落としやすく、脂溶性の汚れも落とす。


クエン酸を使うと、このいわば、緩んだ繊維を〆る働きがありますので
確かに、リンスとしてクエン酸を使う意味はあるのですが、
それは、あくまでも、せっけん由来の脂肪酸の化合物などが残っていない場合のみ「害・脂肪酸=油汚れになる」ことがないからということです。

重曹(炭酸水素ナトリム)・炭酸ナトリムだけで洗い、クエン酸で〆るという使い方なら、意味はあります。
ただし、これでは、水溶性の汚れしか落ちませんので、油汚れはのこります。

繊維を緩めるので、本当は洗濯というのはアルカリ性の方がおちる。
タダシ、蛋白質由来の繊維(絹・羊毛)はアルカリで弱くなるので
中性洗剤を使う。
シャンプーなども毛髪はタンパクですので、中性なのが合目的。

せっけんシャンプーはだから、リンスとして酸で〆る必要がある。
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そもそも クエン酸をいれるのはなんのためなのか?私も自分なりに考えました


アルカリに傾いた繊維を酸で中和するということらしいですが
じゃあなぜアルカリに傾いた繊維を中和しなければいけないのかという疑問に行き当たりました

綿やポリエステルのような丈夫な素材はあえて中和する必要がないのでは?とおもいましたがいかがなものなのでしょうか?
中和の有効性については 毛(ウール やシルク等デリケートな素材に限り
ひつようなのではないのかと?とおもいました
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クエン酸を使うと、例のサイトでもせっけんは分解して脂肪酸になるとちゃんと書かれています。


更に、洗濯によってスカム(金属せっけん=カルシウム、マグネシウムとで不溶性のムラムラを生じる)が出来るとクエン酸を加えることで
これが再度、脂肪酸と、クエン酸カルシウムなどの塩(エン類)になってしまってどちらにしても、クエン酸を使うことは、最後に、どうしても
何らかの形でせっけん由来の「脂肪酸=あぶら」を布に残すことになります。
こうなると、更に何らかの洗剤=界面活性剤・合成洗剤を使わないと落ちない。

クエン酸を使って、アルカリを中和するとということは
残りのアルカリが絶対に炭酸ソーダだけによるものでないと
どうしても脂肪酸(せっけん由来)と抱き合わせの仕上がりなのです。

あのhpではソレの明言を微妙に避けています。

脂肪酸=あぶらが最終的に残ることが悪いことではないであろう洗髪=せっけんシャンプーではクエン酸によるリンスは効果的であるといえますが、同様の反応で脂肪酸が残こる洗濯が効果的なことかどうかは科学的な反応に都合よく目をつぶっています。

せっけんは煮洗いをしないと、すすぎがきれいにならない。
洗うだけでなく、すすぎも熱い湯を要求するのです、本来は。

アルカリを中和することにクエン酸は意味があります。
中和することに価値がないなら、クエン酸を使う意味がありません。

↑意味が判るでしょうか?
せっけんはアルカリでないと「洗剤」としての機能がなく
中性になると油になってしまうのです。

せっけんが油になることで何らかのメリットがあるときだけ
クエン酸を使うことの意味がある。

合成洗剤もせっけんが配合されています。
更に、洗剤としての能力の半分はアルカリ剤による繊維の柔軟性を付与するもの。
すすぎによって、アルカリ剤がおちているならあえてクエン酸を使用する意味がありませんし、
せっけんの痕跡(金属石鹸のすすぎのこし)があると
クエン酸の使用は脂肪を作り出すことになります。

せっけん・合成洗剤でも、洗濯にクエン酸を使うことは
余り、実用的な意味がないのです。
徹底的にせっけんの影響がない状態まですすいだあとなら、
クエン酸を使っても脂肪として残りませんが、そうなると、
殆ど液性はアルカリではスデニなくなっているので、これまたクエン酸の出番がなくなる。
せっけんシャンプーではスカム(金属せっけん)が特徴的に髪の毛の引っかかり、ソレをクエン酸することで脂肪酸に分解して、髪の毛を脂肪酸でコーティングするという手法です。
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この回答へのお礼

とても詳しいご説明ありがとうございます。おかげで疑問が解けました。ところで、重曹(+過炭酸ソーダー)とクエン酸の組み合わせだと実用的な効果は得られるものでしょうか? 

お礼日時:2006/10/14 01:30

以前、洗剤を使ったときは


効果が感じられませんでした
石けん洗濯は、繊維がアルカリに傾いているのを
中和する為に酸を入れます
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この回答へのお礼

やはりそうですか・・・。ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/14 01:19

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