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イギリスの国王(女王かも?)は、どの程度の権力を持っているのでしょうか?(日本の天皇は象徴ですよね?それよりは権力がありそうですけど。私のイメージです。)

また、現在絶対王政は無いかもしれませんが、立憲君主制の国はありますか?ほとんどの人が知っているようなメジャーな国でお願いします。

カテ違いでしたらすみません。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

いつの時代かを言っていただけないと捉えようがないのですが・・・まあ、天皇が象徴と言うことは、現代のこととして答えさせていただきますね。

ざっと流れは説明しますが。

立憲君主制を取っています。立憲君主制の最大の特徴は、王が一番上ではなく、法(憲法)が一番上にあるということです。
結局、天皇と一緒です。つまりマスコットです。

13世紀前半、ジョン王の時代ですが、イギリスはフランスにボコボコに負け、大陸領土を全部失った上に、更なる出兵をジョンは企て、課税を強化します。これに怒った諸侯(議会)は、反乱をおこしました。その結果生み出されたのがマグナ・カルタ。これは、王権を制限するものです。その後、ずっと、絶対王政の元であっても議会は機能し続けます。
しかし、エリザベス1世が没すると、彼女には夫はおろか子供もいませんでした。そこで、彼女の遠縁から王をもってきたのですが、これが、スチュアート朝と呼ばれるスコットランド王室です。
王となったのはジェームズ一世。そしてそのあとを継いだのがチャールズ一世。
しかし、スコットランドに数百年の重みを持つ伝統的な議会政治はありませんでした。そのため、彼らは専制政治を行い、革命を勃発させてしまいます。これが清教徒革命です。その結果チャールズは処刑されます。その後しばらくクロムウェル時代が続き、王政復古となるわけですが・・・
その後、名誉革命をへだてて、王家はハノーヴァー朝になります。で、このジョージ一世、ドイツの生まれで旅行好き、そのため世界中をふらふらしている上にドイツにいることが多く、そもそも英語がまるっきり話せない。しかも国内の政治に興味が無い。息子のジョージ二世も同様でした。そのため議会は大いに栄えます。

で、1721年、ロバート・ウォルポール首相の下、責任内閣制(議員内閣制)が成立します。これは、現在の日本と基本システムはなんらかわりません。議会で優勢な勢力が内閣を作り、議会に対して責任を持つ、というものです。今と同じですね。で、この時の原則が「国王は君臨すれども統治せず」です。

で、これが今現在まで続いているのがイギリス。基本的に権力はありません。

昭和天皇が「好きなテレビチャンネルは?」と言う問いにこう答えました。「最近、民法の競争が激しくなっているので、私個人の意見をいうのは差し控えたい」と言う返答をしました。政治に関与しないというのはこういうことでもあるのです。
イギリスも同様なのです。まあ、日本の天皇よりは、オープンですがね。

なお、立憲王政国家は山ほどあります。絶対王政国家は、現在世界では一応5国のみ存在していますサウジアラビア、スワジランド、UAE、オマーン、ブータンの5つです。しかし、他には北朝鮮も君主独裁の絶対君主制に近い状態ですし、王権がのこっている立憲君主国家も存在しているため、一概には言えません

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/絶対君主制
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
今現在のことを聞いたつもりでした。

英国も日本と同じとは意外でした。

お礼日時:2006/11/17 00:04

No.2です。


「日本には裏天皇がいる」という珍説を読んだことがあります。
陰謀・暗躍・日本を裏で牛耳るというものではなく、日本国家の安定を裏でやっているって感じで書いてありました。

苗字・家紋から辿っていくと、結構遠い親戚だったということもありえるでしょう。

さて、ヨーロッパは。
イギリス王室だけを注目すると見えてきません。
周辺のコネクション、bloodを見てみました。
アニメblood+に赤い盾が出てきます。

アニメではなく小説?の赤い盾に系図が出てきます。
女王陛下の007。 この女王陛下とはエリザベス女王のことです。
映画なので全くのフィクション?
作者イアン・フレミングはただの小説家ではない。
007シリーズは金銀ダイヤを巡る欲望と、核兵器を軸にした兵器、さらには王室など上流階級の華やかな舞台が繰り広げられますが、全てただの創作か。

「ゴールド・フィンガー」「ダイヤモンドは永遠に」「女王陛下の007」
これらのタイトルに現れる金銀ダイヤや王室を裏であやつる世界最大のウラン採掘会社リオ・チント・ジンクの重役が、フレミングの従兄。
南アから金・ダイヤ・ウランなど鉱物資源を掘り出しては全世界に販売していた巨大企業の代表が、ロスチャイルド財閥のリオ・チント・ジンク社。
イアン・フレミングの系図ではある重要人物の名前が落とされている。
即座に答えられる人は世界でも数人しかいないそうです。
イギリスで最大の富豪。エリザベス女王が何故かこの系図に登場するらしい。

一人の保母がイギリス王室に嫁いだ。
シンデレラストーリですが、彼女はただの保母だったのか。
貴族の血を引くことは知られていますが、もう一つ別な血を引いていることを知っている人は少ないようです。
彼女の祖先は南アにおいてダイヤ王として今日のアパルト・ヘイト政策の基礎を築いた、19世紀の伝説の人物セシル・ローズから、ダイアナ妃の高祖父はある企業の支配権を譲り受け財を成した。
母方の曽祖父ファミリーは、南アに直接出征し、自ら武力をもってイギリスの利権獲得に奔走した人物。
イギリス王室にとって利得を産むコネクションですが、それを隠すために、ダイアナ妃は慈善事業に出席し、世界に慈善家という印象を刷り込んでいく必要があった。

アパルトヘイト推進論者のマーガレット・サッチャー、イングランド銀行総裁。
コネクションによってそれら全部が繋がっています。

イギリス王室を助けたのは誰でしょう。
赤い盾。

系図の量は半端ではく一目瞭然とはいきません。
が、ちょっとずつ広げていくと、繋がっていることがわかるのです。

経済・軍事・エネルギー・財宝 それらのトップが全てbloodにより繋がっている。
しかもその影響はイギリスのみにとどまりません。
国境の無い権力です。

イギリス女王がカリスマ性を持っている限り、転覆はありえないと思いますが、次の王はどうなるのでしょう。
それでエリザベス女王は世継ぎを苦心しているのだと思います。
カリスマ性がなければ、誰も忠誠をせず、パワーは失せ、たちまち崩れ去る。
ダイアナはカリスマ性がありました。
子どもが代わってカリスマとなりつつあり、治安が保たれると思ったのですが、、、、
あれほど結婚中に沢山の男と寝た女性ですら、亡くなるとイギリス国民をはじめ全世界の人が嘆き悲しみました。
すごいカリスマ性です。(作られたカリスマですが)
事故にあったとき「leave me alone」と言っていたそうですが、彼女の本音が表れていると思えました。
もう操られたくない 自分の人生を生きさせてくれってことでしょうか。

あとは、、、MI5、MI6なども女王陛下のシヴァリエだと思えます。
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この回答へのお礼

興味深いお話ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/19 15:47

英国大使館のHP(参考URLの最初の方)にも書いてありますが、日本の天皇の国事行為と同じく、名目上は議会の召集・解散などを行うことになっていますが、実際には内閣の助言通りにやっているだけなので、政治的な「権力」は、日本と同様無い、というべきでしょう。



なんとなく英国王室の方が、「権力」or「権威」がありそうに思える原因は、
1.天皇の日常生活の費用は、「内廷費」として国から支給され、また皇室財産も国に帰属するが、イギリス王室は、莫大な私有財産をもち、私的な生活に関わる費用は自らが負担する。
2.ゴシップも含めて、マスコミでは、王室記事はタブーではないので王室メンバーの私生活がある程度伝えられていて、そこには個人の性格なども含まれている。また時には政治的な意見も漏れて来る事もある。(参考URLの後の方。但し、政治的中立性が求められるので、ここにあるダイアナ妃の発言は、かなり問題。)
従って、奉仕活動などを支援する場合でも、ある程度王室メンバー自身の意思が反映されていると考えられる。(天皇家の発言&活動は、個人の見解とは思えず、したがって権威もあまりない。)

といったところから、王室の政府からの独立性が日本よりは高く、王室メンバー個人の意見が、役人サン達の作文ではなく、本人の意思に基づくもの、と受け止められる事が、その理由として考えられます。

尚、余談ですが、英国でも「すべての土地が王のもの」という事は全然無いです。税金も、元々は、徴税権が究極には王にあった事から、慣習的に王室は税金を払う義務はありませんが、比較的最近(はっきりとは覚えていませんが、15年ぐらい前かな?)、チャールズ皇太子夫妻の不仲など、不祥事が続いた事もあり、国民からの王室批判を避ける為(と噂された)、自主的に所得税を納めるようになりました。

オーストラリアでは1999年共和制への移行が国民投票にかけられ、55対45ぐらいで否決されましたが、立憲君主か間接選挙による大統領か二者択一だった為、間接選挙に反対する人も、立憲君主維持に投票せざるを得なかったという事情もあり、実際には立憲君主制維持を支持する人は、半分よりもかなり少ない、と言われています。
英連邦(今はCommonwealth)諸国中、英国との一体感は、国によって大きく異なりますが、一体感の源は、英国から移入された教育制度に基づく価値観の共有、等々文化的な側面が強く、王室の存在はほとんど関係ありません。イングランド国王(女王)を君主として仰いでいても、実際に儀式に出てくるのは、ほとんどの場合総督ですから、これでは中々王室の存在を実感するのは難しいです

参考URL:http://www.uknow.or.jp/be/s_topics/political/, http://park5.wakwak.com/~asia/inform/elizabet.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
イギリスの王室の方が力があるように思える理由がよく分かりました。

お礼日時:2006/12/19 15:45

わたしが聞いた話では、ヨーロッパも日本のように○○家って感じで、豪族みたいな人が領土を広めていったらしいんです。


従って、イギリス国民はイギリス王が所有している土地に住まわせてもらっているので、使用料、賃借料みたいな感じで税金を払っているらしい。
で、当の領土の王は自分の所有する土地なので、払う必要が無いのだとか。


どの程度の権力を持っているか?
これはちょっと知りません。
が、イギリスが持っている領土はイギリスという土地だけじゃない。
カナダ、オーストラリアも元首はイギリス女王。

他には、、、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA% …
これだけの国の元首がイギリス女王。

想像するしかありませんが、日本の天皇とは違い、かなり政治に食い込んでいそうで、イギリス相手に喧嘩を売れば、、、、

「なんでイギリスと喧嘩しているのに、お前に国の兵士が出てくるんだよ」と暢気なこと言う政治家はいないでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
イギリスって今でもかなり権力があるのですね。最近はアメリカの方が目立っていますけど。

お礼日時:2006/11/17 00:03

個人的にはwikiの引用ってあまり好きじゃないですが、取りあえず↓



参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E6%86%B2% …
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この回答へのお礼

早々に回答いただきありがとうございます。

お礼日時:2006/11/17 00:02

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