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 日本語を勉強中の中国人です。先日、虫についていろいろ面白いお話をお聞かせいただきありがとうございました。まだすっきりしていないところがありますので、再び新規質問を立てさせていただきます。ひとつのものに集中している人のことを「虫」で表現できるそうです。たとえば、勉強の虫。野球の虫。映画の虫。などなど。

 お聞きしたいのですが、「Aさんは~の虫ですね」はAさんを誉めたい時に使えるのでしょうか。本意は誉めたいことなのですが、かえってAさんを怒らせるのでしょうか。この場合の「虫」はマイナスの表現でしょうか。それともプラスの表現なのでしょうか。

 「本の虫」、「本の紙魚」は「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」なのでしょうか。マイナスの表現でしたら、本が大好きな人を誉めたい時に、どのように誉めたらよろしいでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、ご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

直接本人には言わないほうが良いと思います。


「虫」という言葉の意味には、たしかに良い意味も含まれているのですが、裏を返せば、「それしか能がない」ということも少し含まれます。
発言する側にその意図がなくても、受け取る側がそう受け取る可能性があります。

第三者と話しているときに使う言葉だと思います。
この場合は、当人ではないので、そう悪く受け取る事が無いと思いますので、比較的誉め言葉に近いですね。

補足すると、「勉強の虫」は他の言葉で言うと「ガリ勉」という言葉になります。これもあまり直接は言いません。
「野球の虫」も「野球バカ」と表現されることもあります。
これも直接は言わないですよね。
やはり、「虫」に例える段階で、あまり良いニュアンスでは受け取れないのだと思います。

この回答への補足

 「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」にあたる日本語はあるのでしょうか。中国語の場合は「書呆子」で表現します。日本語に直訳すると、「本アホウ」、「本バカ」になるのですが、こんな日本語はあるのでしょうか。

補足日時:2006/11/21 02:56
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。直接本人には言わないほうが良いのですね。「ガリ勉」と「野球バカ」のような言い方は知りませんでした。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/21 01:17

awayuki_ch さん、こんばんは。


前回の「虫」は締め切りになってしまいました。

「彼は本の虫だよ」
この「○○の虫」についてですが、広辞苑という辞書によりますと、「虫」の項の(8)として次のように書かれています。

(8)【人を嘲っていう語。弱虫。泣き虫。本の虫。】

このことから「○○の虫」という言葉は、人に対しての嘲笑、侮蔑の意味が込められていると考えられます。
他人を褒める意味とはかけ離れた、むしろ正反対の意味合いが込められているということになります。

この回答への補足

 「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」にあたる日本語はあるのでしょうか。中国語の場合は「書呆子」で表現します。日本語に直訳すると、「本アホウ」、「本バカ」になるのですが、こんな日本語はあるのでしょうか。

補足日時:2006/11/21 02:45
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この回答へのお礼

 shigure136さん、こんばんは。前回勝手に締め切って申し訳ありません。ご回答ありがとうございます。「○○の虫」という言葉は、人に対しての嘲笑、侮蔑の意味が込められているのですね。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/21 02:44

『~の虫』は、今風に言えば、『~オタク』でしょう。



『~の虫』、『~オタク』と言われて喜ぶ人もいますが、普通は、バカにしているか、からかっているニュアンスがあります。

したがって、親しい友がちにはOKですが、誤解される恐れがあるので目上の人や親しくない人には使わないほうが良いでしょう。


>ひとつのものに集中している人のことを「虫」で表現できるそうです。

この文章では、『表現できることを今はじめて知った』とか、『表現できるかどうか良く分からない』と言うニュアンスになります。
しかし実際は、表現できることを十分知っているのですから、『~を「虫」で表現したりしますよね。』等としたほうが日本語らしくなると思います。

この回答への補足

 「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」にあたる日本語はあるのでしょうか。中国語の場合は「書呆子」で表現します。日本語に直訳すると、「本アホウ」、「本バカ」になるのですが、こんな日本語はあるのでしょうか。

補足日時:2006/11/21 02:53
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございました。「~の虫」は、今風に言えば、「~オタク」なのですね。それなら、大変悪い意味の言葉になってしまいますね。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/21 02:37

わたしが子供のころ、親に「おまえは本の虫だね」とよく言われました。

こういう親しい間柄なら、愛情と揶揄をこめてそういう言い方をしても問題はないと思います。学校の先生にそう言われても、わたしはたぶん、多少は誉められたように感じたでしょう。

awayuki_ch さんが後輩や弟さんや妹さんに向かってそう言ったら、相手が読書家であることを誉める意味になりえます。ただ状況によっては、「本ばかり読んでいて、他のことをおろそかにしている」という意味にもなります。

目上の人に面と向かって言う言葉ではありません。軽い揶揄が入っているだけに、蔑みや皮肉を感じさせる場合があります。

この回答への補足

中国語の場合でも「書虫」という表現があって、たぶん「本の虫」と同じレベルの表現だろうと思いました。「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」にあたる日本語はあるのでしょうか。中国語の場合は「書呆子」で表現します。日本語に直訳すると、「本アホウ」、「本バカ」になるのですが、こんな日本語はあるのでしょうか。

補足日時:2006/11/21 02:22
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。「本の虫」の感覚はよくわかりました。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/21 02:29

いい意味にも悪い意味にもなります。



本の虫は読書好きですから、悪い意味はないです。
野球の虫、映画の虫もそれで学業や仕事怠けないときは、ほめ言葉です。
勉強の虫はやや微妙です。もとはいい意味(熱心に勉強する)ですが、がり勉という言葉もあって(もう使われないです)掃除や学校行事さけで自分だけ勉強すると「ずるい」意味持ちます。

本の紙魚(しみ)は「本の虫」とおなじく「いつも本に触っている人」「本のしみまで食べる読書好き」です。活字中毒ともいいます。

ほほえましい使い方
http://www.eonet.ne.jp/~lcs/poem/020.html
「虫」の用法
http://ww81.tiki.ne.jp/~nothing/kanji/jigi/008-0 …

日本語は「先生」という言葉にも「尊敬こめたとき」と「上において内心馬鹿にする」ときあります。
虫はそれだけで下という意味もありますが(人>動物みたいなもの)
それは蟲(むし)です。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。活字中毒ともいうのですね。参考ページを拝見しました。参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/21 01:49

前回も答えたので他の方の意見が好ましいですが


いい意味にも悪い意味にもなります。

本の虫は読書好きですから、悪い意味はないです。
野球の虫、映画の虫もそれで学業や仕事怠けないときは、ほめ言葉です。
勉強の虫はやや微妙です。もとはいい意味(熱心に勉強する)ですが、がり勉という言葉もあって(もう使われないです)掃除や学校行事サボって自分だけ勉強する「ずるい」意味持ちます。

本の紙魚(しみ)は「本の虫」とおなじく「いつも本に触っている人」「本のしみまで食べる読書好き」です。

この回答への補足

>本の虫は読書好きですから、悪い意味はないです。

中国語の場合でも「書虫」という表現があって、たぶん「本の虫」と同じレベルの表現だろうと思いました。それでは、「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」にあたる日本語はあるのでしょうか。中国語の場合は「書呆子」で表現します。日本語に直訳すると、「本アホウ」、「本バカ」になるのですが、こんな日本語はあるのでしょうか。

補足日時:2006/11/21 01:32
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。
 ご親切に教えていただきまして誠にありがとうございました。がり勉も大変参考になりました。

お礼日時:2006/11/21 01:51

基本的に「○○の虫」とAさんを言う場合


あ)Aさんと発言者が親しい場合
い)Aさん自身も公言して、世間がそう見ている場合
どちらかであれば、OKですが、そうでない場合、礼儀を失した表現となります。

現代風に言えば「○○オタク」というのも、上記のあ)い)の場合はOKですが、そうでない場合、マイナスの表現になります。

逆に言えば、Aさんに向かって、あなたが 「○○の虫ですね」と言ったときに、Aさんが、喜んでいるならば、Aさんはあなたを親しい人、自分のことをわかっている人と認めたことにもなります。

通常に本好きの方を誉めるときは、「読書家ですね」というのが穏当な表現になるかと考えます。

この回答への補足

 「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」にあたる日本語はあるのでしょうか。中国語の場合は「書呆子」で表現します。日本語に直訳すると、「本アホウ」、「本バカ」になるのですが、こんな日本語はあるのでしょうか。

補足日時:2006/11/21 02:50
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この回答へのお礼

 「○○オタク」までもご親切に説明していただき誠にありがとうございました。「読書家ですね」は誉め言葉としていいですね。大変参考になりました。

お礼日時:2006/11/21 01:00

他人が言う言葉ですね。


「あいつは本の虫だから」
つまり誉め半分,蔑み半分といったところでしょうか。
本人に使う言葉ではないです。
もし本人を誉めるなら「読書家」がいいのでは。

この回答への補足

 「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」にあたる日本語はあるのでしょうか。中国語の場合は「書呆子」で表現します。日本語に直訳すると、「本アホウ」、「本バカ」になるのですが、こんな日本語はあるのでしょうか。

補足日時:2006/11/21 02:49
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。本人に使う言葉ではないのですね。「読書家」という表現は機会がありましたら、生かして見たいと思います。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/21 00:44

これは微妙なニュアンスが絡む問題です。


どのような事柄について 「 ~の虫 」 表現を使うかも難しいのですが、
相手の受け取り方にも個人差がありますから。
ただ、「 本の虫 」 に関しては、一般的にあまり良いニュアンスでは使われない
事が多いと思います。「 野球の虫 」 とはあまり言いません。
大まかなのですが、アウトドアな事柄に関しては余り 「 ~の虫 」 という
表現は使いません。

> 本が大好きな人を誉めたい時

の場合、「 Aさんは読書家ですね 」 と言った表現の方が良いかと思います。

この回答への補足

 「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」にあたる日本語はあるのでしょうか。中国語の場合は「書呆子」で表現します。日本語に直訳すると、「本アホウ」、「本バカ」になるのですが、こんな日本語はあるのでしょうか。

補足日時:2006/11/21 02:47
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。アウトドアな事柄に関してはあまり「 ~の虫 」という表現はしないのですね。「本の虫」の感覚はとても参考になりました。「読書家」という表現はいいですね。機会がありましたら、使ってみます。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/21 00:38

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