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シーラカンスはどんな特徴をもって「生ける化石」と言われているのですか?もしかして「総鱗類」と呼ばれていることと深い関係がありますか?肺魚と枝分かれしたようですが、それとの顕著な違いと共通点はいったい?よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

シーラカンスの仲間は、恐竜の時代に出現したことが化石の記録により判明しており


恐竜が別滅したとされる白亜紀以降の化石記録が無く、恐竜らとともに白亜紀末の大絶滅で
絶滅したと思われていました。それが実は生息していて、化石との間で、姿形の差が
みつからなかったことから「生きた化石」と呼ばれるようになったそうです。
詳しくは下記リンクをご確認ください。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC% …
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全てのご質問に対する回答にはなっていませんが、wikipediaからの抜粋です。



系統学的には、シーラカンスは肺魚とともに魚類と陸上脊椎動物の間に分岐すると考えられている。1) 多くの化石種が知られているが8千万年前を境に化石が途絶え、1938年まで現生種が発見されなかったこと、および 2) 化石種と現生種の間で形態的な差異がほとんど見られないことから、シーラカンスは「生きている化石」の代名詞となっている
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その通りと思います。



「総鱗類」は(1)肉鰭を持ち,鰭の付け根に骨があり,これで海底などを歩くことが出来ます。(2)肺を持ち完全な鰾を持ちません。進化した現世魚類は肺が鰾に進化しました。(3)歯板を持ちます。(4)内鼻腔を持ちます。現世肺魚はさらに外鼻腔も持ちます。

これらの特徴を持つものは現在雷魚等の肺魚とシーラカンスのみです。シーラカンスの最大の特徴は,鰭(ひれ)の形態で,手足のような形態をしていて鰭の付け根に骨があることです。また,鰾は完全ではありません。肺に脂肪が満たされたようなものです。肺から鰾への進化の途上と考えられています。さらに現在では形態的な面だけでなく生理的にも研究が進みまして,低酸素状態でも生息が可能なようです。これはかっての低酸素の地球環境を生き延びてきたためと考えられています。

しかしながら,現在は両生類に進化した直接の祖先は肺魚であってシーラカンスではないと信じられています。完全な肺魚になれなかった魚,これが「生きている化石」シーラカンスと思います。
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この回答へのお礼

鰾が浮き袋と呼ぶとは知らなかったです!
とても勉強になりましたよ、suiran2さん!
ほかの方のも参考になりました!

お礼日時:2006/12/10 18:28

回答はもう出尽くしたようにも思えるのですが,参考となるサイトをひとつ紹介します。


なお,「総鱗類」という呼び名は寡聞にして聞いたことがありません。
条鰭類に対する総鰭(キ)類という分類をよく聞きます。

参考URL:http://www.s-yamaga.jp/nanimono/seimei/seibutsun …
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