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うつ病で本当に重症になると、自力で風呂にも入れないと聞きました。そのようなうつ病ってどんな状態なのでしょうか?(生活の仕方とか、気分とか)


また、そこまで重度のうつって何が原因で追い詰められるのでしょうか?

A 回答 (5件)

こんにちは。


自分もうつ病で、ひと月以上風呂にも入れなければ、歯も磨けない、食事すら面倒でしんどくて出来ない時期がありました。(まずそんな状態では、当然入院となりますが)

当時はとにかく、生理現象以外のことをするのが億劫で身体を動かす事が出来ないのです。
“やらなくてはならない”と当初は思っていましたが、次第にそう思うことさえなくなり、生きる事全てがどうでもよくなって来るのです。
こんな自分に自分をもてあましてしまい、もうはこの世に存在していたくない(自殺願望に近いです)という思いがあるのですが、
自殺する事を行動に移すのさえ無気力で出来ない、その方法さえ考えられない程、思考力、行動力が落ちてしまいます。

人間は何かをする時に意識をするか無意識にするか否かに関係なく、頭(脳)で考えてから行動するものです。
その思考力がさえ落ちてしまい、何も考えられず、ひたすら自分がこの世界に存在している事を憂い、存在を否定し続け、
生きてゆく事に関心がなく、何もかもがどうでもいい、関係ないと思う状態です。

なぜそこまで追い込まれてしまうのか原因は判りません。
それは人にもよるのでしょうが、初期のうつ病には病気になった原因がある程度判ったとしても、
それが重度になってくるとそんな原因はもうどうでもいいことなのです。
自分が生きていかなくてはならない事、その存在自体が疎ましくなるのです。

日常生活で人々が何気なく行っている事が、いかにエネルギーを使わなくては出来ないものなのか思い知らされます。
そこまでゆくともう、そうなった心理状態を作り出す脳の中のセロトニンの分泌とシナプス受容が関係してきます。
うつ病に至った原因がどういったものであれ、関係がなくなるのです。

うつ病は確かに精神的な病気です。一般的に心の病と捉えられますが、あくまで脳の働きによって引き起こるものでもあるのです。
それゆえ、何らかの心理的原因、継続する出来事によってうつ状態になる事はあっても、
日常生活が出来ないほどのうつ病にまでなるには、脳の働きは切っても切り離せないのです。

ですから、重症のうつ病患者がその様な状態に陥った原因は、初期にうつ病に罹った当時の原因となるものは、
その時点ですでに過去のものとなり、精神状態をつかさどる脳の働きによるものと考えられると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。実体験に基づいて、すごくよくわかりました。

お礼日時:2006/12/31 17:40

ストレスからうつ病を発症することになりますが,うつ病に至るまでに各段階があります。

ただ,認知行動療法の見地から,ポジティブな思考回路を強化することでうつが軽減していくことが実証されています。
①意欲的:ストレスに対応するために,意欲的になる段階。
②過敏:頑張っても上手くいかずに,イライラと過敏になる状態。
③無気力:頑張っても成果を得られずに,ぼーっと上の空になる状態。
④無行動:気力がなくなり何もできなくなる状態。
⑤抑うつ:思考感情が低下し,身体症状が出てくる病的な状態。

こんな風に,うつが進展していきます。風呂にも入れないうつの状態というのは,④無行動状態ということです。この状態では,免疫低下を起こして身体症状が出てきますし,セロトニン,ノルアドレナリンといった脳内物質(神経伝達物質)が減少してきます。実際には,気持ちの問題と言うよりも,脳の病気といったほうが良い状態になります。

 抑うつがある脳の状態というのは解明されてきていますが,ストレスから脳内物質が減少して抑うつになることのメカニズムはまだ解明されていません。そのため,症状を緩和する薬しか存在していないのが現状です。
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お風呂に入るって、普段分からないようですが、結構エネルギーがいるものですよ。



うつ病も重症化すると、ほとんど心的エネルギー底切れしているのと、不安等で自分の外見など気にしていられないことがあるのです。まして、お風呂に入るという作業は、大変なので考えもしません(数日間高熱で寝込んだ後にお風呂に入っても疲れます)。

私の場合は、そこまで行かなくて助かりましたが、一時、薬の副作用が酷かったときには、お風呂にはなんとか入りましたが、病院に行くのにほとんど外見を気にせず、副作用の症状を取り除くことだけにしか気が行きませんでした。

追い詰められる原因は、もうずっとこのまま、普通の社会生活が送れなくなる(廃人になる)と言う不安、経済的な不安、周りの人間から理解が得られないことによる孤独、孤立感など、明日の希望すら見えなくなるような気持ちです。病気からくる症状ではありますが、思考だけに現実感があり、実際にもうダメだという気になるから怖いものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですね、エネルギーっているものですよね。特にうつのとき。

お礼日時:2006/12/31 17:40

現在うつ病で治療中の者です。

風呂にも入れない状況は確かにありました。入れないのではなく入りたくても入れないといった感じでしょうか。物事全てが基本的にこの状況になります。頭で思っても体が動きません。ただ生きていくために食事とトイレには行けました。後はただひたすら寝るだけです。投薬治療で大分改善しましたが現在でもあまり意欲というものがありません。うつ病になった原因は私の場合はっきりこれだとは言えません。神経質な性格、家庭の問題、引越し、転職などが重なり段々と苦しくなり気がついたらうつ病になっていました。
それと思ったことが実際の行動に出せない状況は非常に自虐的な思いになりなす。まあこれが典型的な鬱の症状ですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2006/12/31 17:39

植物状態の一歩手前


恐らく相当なショックを受けて精神崩壊寸前の状態でしょう
そうなると介護が必要となり、風呂、食事、排泄などもできない
そこまで来ると間違いなく入院が必要となります。
ちなみにうちで範疇を超えています。
つまりうつ病ではなく精神障害の部類に入るのでは
通常のうつからくるものはやる気がなくおっくうってだけ
つまりある意味、甘やかしてるだけですが
精神障害はそうではなく完全に何をしようという意思が働かないのだと思います。
何も感じないような状態ですね
うつならまあ良いかと一応感じるはずですが
このへんが違います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですか。怖いですね。

お礼日時:2006/12/31 17:38

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