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音声や音響の勉強をしていて、
「エンベロープが変化させると・・・、エンベロープを掛けると・・・」などという話を聞くのですが、その意味が良くわかりません。
エンベロープが振幅包絡ということはわかるのですが、
エンベロープが変化するとは、単純に振幅が変化するということなのでしょうか?
また、「エンベロープを掛ける」とはどういう意味なのでしょうか?

A 回答 (3件)

>エンベロープが変化するとは、単純に振幅が変化するということなのでしょうか?


大まかに言えば、振幅の頂点の振幅が時間的に変化するということですね。その変化の波形(振幅包絡波形)が音声や音響の情報を運んでいます。AさんとBさんがほぼ同じ声の低さ(声帯の基本周波数が同じ)であっても「あいうえお」と発声した場合AさんとBさんの発声に聞こえ方の違い(個性)が出ます。これは振幅包絡波形の差から来るものです。時々刻々と変化する振幅変化に個性の差があるからです。音響でも音色や聞こえ方の差となって現れます。
AM放送などで使われているAM(振幅変調)方式と同じ原理で、AM方式では搬送波が音声の声帯の基本振動波に、AM放送の会話や音楽の信号波形がAM方式では、搬送波に信号波形に掛けられて(この操作を変調といいます。)、信号波形がAM信号の振幅包絡となって信号が運ばれます。可聴周波数の音声が声帯の基本周波数の波形にのせられて(振幅包絡となって)われわれの耳に個性のある音声として聞こえます。この音声情報が振幅包絡によって伝えられる訳です。声帯振動波に音声情報を、喉、鼻口腔や顎と頭蓋骨の形状、舌の形状を時間的変化させて、のせて(掛けて)いるわけですね。つまり、掛ける=変調する=ある信号波形を搬送波の振幅包絡にのせる、操作を意味しますね。
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この回答へのお礼

なるほどエンベロープとは音の情報を表しているのですね。
具体的な例も出していただきありがとうございました。

お礼日時:2007/03/14 23:47

エンベロープジェネレーター ・Envelope Generator またはエンベロープ・フィルター


電子楽器の音源部で、鍵盤を弾いた瞬間から音が消えるまでの、音(ボイス)の出力レベルを変化させる部分(装置)です。音の立ち上がりの鋭さや減衰などを調節することができます。
音量にかかるアンプリチュードEG、ピッチにかかるピッチEG、フィルターにかかるフィルターEGなどがあります。
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狭義のエンベロープは


時間的音量変化です。

楽器の音でも、
縦軸に音量、横軸に時間をとれば、
エンベロープを表すグラフが出来ます。

書き出すとキリがないので、資料を探す鍵ですが…。

シンセサイザなどの電子楽器
(特にFM音源のように、演算で発振するタイプ)
の資料をあたると詳しくのっています。

DTM(コンピュータでの音楽)に詳しい人が
周りにいれば、そういう人に訊くと教えてもらえます。
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