「今こそ別れめ」の『め』ってどんな意味?
ちょっと気になったので質問します。
卒業式なんかで歌われる『仰げば尊し』の中に、
「今こそ別れめ・・・」っていう歌詞があります。
そこで質問です。「別れめ」の「め」ってどんな意味ですか?
『こそ』があるので、係り結びになっているらしいので、
どうも助動詞の『む』だと思うのですが、『む』って推量の意味でしたよね。
でも「今こそ別れるだろう」っていう意味ではないと思います。
本当の意味を誰か教えてください。
文法的なスタンスで教えてくださるとありがたいです。
回答(7件)
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もうご回答にでていると思いますが、古語の「む」には意思(~しよう)がありますね。推量だけではないですね。ですから、ここは「今は(こそ)お別れしましょう」というニュアンスに近いのではないでしょうか。簡単に書いてごめんなさい。古語辞典に「む」は詳しく載っていますよ。この曲は「仰げば尊し」ですよね。下記URLに詳しい解説がありますよ!我が師の恩で検索できます(ヤフーの例)
http://www.znet.or.jp/~yawind/21/kaisyaku.shtml
No.5ベストアンサー20pt
皆さんの回答の通りだと思うのですが、更に次のことを付け加えてもいいかなと思いました。「こそ」の意味として現代語の「は」に似たものが見られる場合があります。「君は頭〈が〉いい」と言われればそのまま受け取れますけど、「君は頭〈は〉いい」と言われたら、「じゃあどこが悪いんだ」といいたくなりますよね。そのような、背後に並行する事態を持つような語感です。「春の夜の闇はあやなし(春の夜の闇は不思議だ)梅の花色こそ見えね 香やはかくるる」も、「梅の花の色は見えない 香りは隠れない」という二つの事態が、文に明示されている例です。(ここから逆接の接続用法が生まれるようです。)
従って「今こそ分かれめ」も、「今〈は〉別れましょう」のように理解する余地があります。だからboo00さんの「将来会える機会があれば、立派な姿になって会いたいものだと言った意味合いが含まれている」という解釈も、ここからも来ているのでしょうか、その通りだと思います。
この回答へのお礼
ありがとうございました。
いろいろご回答がある中で、突っ込んだ回答をしてくださいました。
そういえば、「こそ~已然形」には逆接の用法がありましたね。
現代語ではそちらの意味も残っている気がします。
「程度の差こそあれ・・・」というと、「程度の差はあるが・・・」といったように。
kann33さんのおっしゃる、「背後に並行する事態を持つような語感」をあわせて考えてみると
この歌詞の言いたいことがなんとなくわかるような気がします。
それにこの歌詞の個所は、曲の一番盛り上がるところですもんね。
この歌が再会を期待する歌だということを皆さんに教えていただきました。
ありがとうございました。
助動詞の『む』には、「推量」の意味のほかに「意思」の意味が含まれます。
で、皆さんのおっしゃるとおり、係り助詞『こそ』は已然形で受けて已然終止します。
ですから、「今こそ別れめ」を現代語に訳せば「今こそ分かれましょう」となります。
少し横にそれますが、将来会える機会があれば、立派な姿になって会いたいものだと言った意味合いが含まれていると解釈できます。
「わかれめ」とは「別れ目」の目ではなく「係り結び」で已然形になっているのです。
係り結びを起こす助詞「こそ」がありますことからも。
だから、もし係り結びがないとしたら「いま、別れむ」となりつまり「いま、わかれよう」ということになるんです。
私も「む」が変化して「め」になったと思います。
これは「わかれむ」という意思の助動詞が已然形の「め」に変化して
「今、別れていきましょう」ということではないかと思います。
試しに検索したら、下記のようなサイトにも同じことが書いてありました。
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