プロが教えるわが家の防犯対策術!

 サッカーwカップ盛りあがってますね。
日韓共同開催ということで、両国の友好に役だってくれれば こんな良いことはなですよね・・・

 それに当たって、思ったことがあります。私達の親の世代とは違い、私達の世代の多くは隣国韓国に対して過去の歴史を踏まえて、胸襟を開いて接しようとしていると思います。 それなのに韓国の方の感情は、一言で言ってしまえば「頑なな態度」に写ってしまうのです。もちろん、以前と比べれば、両国の距離は大幅に縮まっているとおもうのですが・・・

 そこで、他の国民(植民地にされたかつての従属国)は旧宗主国に対して、どのような感情を持っているのでしょうか?
 例えば、フランスに対するベトナム国民の感情。イギリスに対するインド国民の感情など等・・・
 その統治の仕方、歴史など違いはあると思うのですが、興味があります。
どなたか、ご存じの方 教えて下さい。また、ご意見もお聞かせ下さい。

A 回答 (2件)

こんにちは!


ワールドカップの共同開催を通じて、
日韓の友好が深まることを私も
心から望んでいます。
日本が敗れてしまった今、
日本を応援するあのもりあがりが
消え去ってしまうのではなく、
共同開催国・韓国チームへの応援へとつながって
くれたらいいなあと思っています。

さて、回答にはなりませんが、
韓国側の「頑なな態度」に関して
思うところがありましたので、
投稿させていただきました。
思うに、犯罪の加害者と被害者では、
どちらのほうがその犯罪のことを
忘れやすいでしょうか?
犯罪の加害者が「もうあの事件のことは
水に流そう」と言ったら、被害者は
どう思うでしょうか?
たしかに、韓国側にも多くの問題があります。
でも、経済的に優位にある側が
おうような態度で臨むことが
問題の解決のスタートラインであるように
思えるのですが、いかがでしょうか?

旧宗主国と旧植民地の他の事例では、
どのような感情を現在持っているのか、
ということに関心を持たれて、
お調べになるのは非常にいいことだと
思います。
ただ、そのとき、あえて確認させていただきたいのは、
フランスとベトナムの関係がこうだから、
日本と韓国の関係もこうあるべきだという
単純な類推は危険だと思います。
sharolさんが言われるように、
民族や文化、歴史が異なるのですから。
一部の政治家に、
「日本はいいこともやったんだ」という内容のことを
言っている人もいます。
そうした発言が出れば、
「頑な」にならざるを得ないところも
あるでしょう。

また、日本社会に差別がまだあることも
現実です。

sharolさんの知的探求が前進されることを
祈りつつ
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この回答へのお礼

 そうですね・・・確かに犯罪の被害者と加害者とに、両国の関係を置き換えた場合、加害者は過去の過ちをなるべく忘れたいと、思うでしょうし、被害者はその逆ですよね・・・
 それに、お互いが相手の立場を理解できない(しにくい)という問題もあるでしょうね。
 これはやはり、時間をかけて解決(?)しなければならない問題なんでしょうね。

 そうなんですよ。
私は単純に日本と韓国の関係と、他の旧宗主国と植民地国とを比較しようとか、それに倣うべきだとは思っていません。
ただ、日韓の関係を契機に、他の国の関係はどんなものなのか興味が湧いただけなのです。

 大変わかり易く丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/19 17:18

こんにちは。

Wカップ出場国の中で、アフリカ勢のセネガルやカメルーンはかつてフランスの植民地でした。ご存知かもしれませんが、アフリカ大陸は19世紀後半から1960年頃までヨーロッパ諸国により分割され、植民地となっておりました。現在のアフリカ諸国も植民地支配時代の分割枠をそのまま継承しております。

僕はセネガルやカメルーンと同じくかつてフランスに支配されていたニジェールという国で農村開発のボランティアをしておりましたが、ニジェールの人々がフランスやフランス人に対して持っている感情は傍目で見ている者にも伝わってくるものがあります。すなわち誰もが、「植民地支配のときはいろいろとひどいことをしてくれたが、もう、あなた達にはだまされない」と言っているようでした。

Wカップの開幕戦で、セネガルがフランスに勝ったとき、大統領から一市民まで大いに盛り上がったそうですが、おそらくセネガルの人々の感情に、「前大会優勝チーム」と同時に「旧宗主国のチーム」を負かしたという格別な思いもあったと察します。

僕自身はこういった植民地支配の歴史が人々に刻み込んだ傷は、そう簡単に癒えるものではないと思います。しかし、歴史から学んで教訓として次の世代を担う人々に語り継ぐことをどの世代の人々もしなければならないのであれば、植民地の歴史に加えて現在日本と韓国が歩み寄りを見せていることも、人々の記憶に刻まれることになります。

セネガル、カメルーンそしてニジェールも、現在はフランスの援助に頼りながら、国の開発を急いでいます。植民地支配時代に刻まれた傷はなかなか癒えないかもしれませんが、時とともにさまざまな新たなる思い出が刻み込まれて、その傷が見えにくくなるものなのかもしれません。

日本と韓国の関係もそうなることを祈ります。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/21 09:11

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