プロが教えるわが家の防犯対策術!

レストランなどで演奏しているプレイヤーは、どんな曲を持っていっても、たちどころに、こちらが希望するキーで演奏してくれます。
「一体、頭の中はどんなになっているのだろう?」といつも疑問に思っています。

あるとき、「固定ドでやるのですか、移動ドでやるのですか?」と聞いてみたのですが、笑って答えてくれませんでした。(-_-;)

こちらのご回答では・・・
http://okwave.jp/qa3027318.html

ANo.1さんは「移動ド」法を提示されていますが、この方法は採譜ならともかく、瞬時演奏には到底向かないと思います。
かといって、ANo.2さんの方法も「間違い」が頻繁に入りそうで怖いです。

プロの方は、本当にこの方法で瞬時移調演奏をされているのでししょうか?
移調記号が少ないときはまだ良いのですが、元のほうも、移動させた先のほうも記号が多い場合でも、このやりかたが通用するのでしょうか?

わたしもいつか出来るようになりたいと思っています。
正しい方法をご教示ください。

A 回答 (4件)

まずは、自分のレパートリーの中から簡単で短めの曲を選び、すべての調で演奏できるように練習してみましょう。


その際、移調した楽譜は書かないでください。
「すべての調」で練習することが重要です。12種類です。
それが十分にできるようになったら、他の曲にも挑戦してみましょう。
何曲かやれば、コツがつかめるはずです。

僕は最初クラッシックをやっていましたが、後にジャズを学び始めたとき、最初に先生に命じられた練習がこれです。
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NO2.NO3の回答者の方と基本的に同じアドバイスですが、少し別の表現で書いてみます。



ご質問者はI,V7 といった記号が分からない、ということですのでおそらくコードの理論をご存じない方かと思います。瞬時移調演奏にはコード奏法の知識と経験が不可欠だと思います。

例えばハ長調(Key=C)の時、音階の書き方として次の2種類があります。

ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
C D E F  G A B C

それぞれの音の上に出来るコードと度数表記は

     ド レ ミ ファ ソ ラ シ  ド
     C D E F  G A B  C
コード→C Dm Em F  G Am Bm(-5) C
度数 →I IIm IIIm IV  V VIm VIIm(-5) I
    (1) (2) (3) (4)  (5) (6) (7)

です。
曲は和音の進行(コード進行)で出来ています。
NO2.NO3の方が書いておられるように、例えばKey=Cで
  C→F→G7→C
というコード進行の曲は上に書いた度数表記で見ると  
  I→IV→V7→I
という進行になっていることが分かります。
これを1音上げてKey=Dに移調した場合は
単純にコードが一つずつずれて
  D→G→A7→D
でも度数表記で見ると、上と同じく
  I→IV→V7→I
つまり、度数表記はその曲のKeyのルート(基準の音)から何度離れた音の上に出来たコードかを示しているので、どんなに移調しようが変りません。

ですから、ある曲のコード進行が度数で理解できればKeyに関係なく全て同じパターンで演奏できるわけです(理論上は)。
もちろんKeyによって弾く鍵盤は変りますが(あ、勝手にピアノって決めちゃってますが)、それぞれのKeyの時の度数に相当するコードがあらかじめ理解、体得出来ていれば全て同じ感覚で弾けるということです(理論上は)。
さらに、コード進行にはある種のパターン(法則性)がありますので、時には原曲のコード進行(度数)を知らなくても(楽譜もなく、初めて弾く曲でも)その場で自分で瞬時にコードを付けながら弾く事も出来ます。それが原曲と多少違っていても、聴いている人にはおそらく違和感なく聴こえてしまうこともありえます。

私自身は演奏に関してあまり自信はありませんが、理屈としてはそういうことです。コード奏法を少し練習すれば、簡単な曲ならそう苦労せずに出来るようになると思います。


  



   
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No.2の者です。


コード表記に関する説明です。

ドミソ | ドファラ | シファソ | ドミソ
というハ長調の曲(和音)があったとします。この和音を表す表記として2種類の表現方法があります。それがアルファベット表記と英数字表記なのですが、とりあえず表記を見てください。

ドミソ | ドファラ | シファソ | ドミソ
  C  |  F   |   G7  |  C
C: I  |  IV  |   V7 |  I

これがそれぞれの和音に対応する表記です。次にこれらをニ長調にあらわし直します。

 レ#ファラ | レソシ | #ドソラ | レ#ファラ 
   D   |  G  |  A7  |  D
D:  I   |  IV  |  V7  |  I

ドレミとアルファベットは全とっかえ状態なのに対して、英数字表記は数字自体には変化がないことがわかると思います。
英数字表記では、「○:」部分で基本となる音(D=レ)を示し、数字部分でその音を基準に「ソコからどれだけ離れているか」を示します。ですから最初の調の部分を変えるだけで、英数字はそのまま利用できるという寸法なのです。
ちなみに、
アルファベット表記=英数字表記の「○:」(基準の音、調号)部分+数字部分
とあらわすことができると思います。

・・・という感じの説明でご理解いただけましたでしょうか?
それぞれの基本的な内容に関しては割愛します。
「移調」したいなら確実に知っておくべき知識ですので、音楽理論を習得することをおススメします。

長々とシツレイいたしました。
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こんばんは。


移調ってギターとかだとラクみたいなんですけどねぇ。
たまにズルイなぁとか思ってしまいます。

さて。
I,V7 といった記号、読めますか?
簡単に言うと、
C,Am などが音の絶対的な高さ(位置といったほうがいいかな?)を固定するのに対し、
I,V7 などの記号はどの調にも共通の比、みたいなものなんですが。
この記号に対してハ長調ではドミソ,シファソ、イ長調ではラ♯ドミ,♯ソレミと読めるわけです。
プロの頭の中のことはどーかわかんないですけれど、少なくとも私はこの表記であればすぐ対応できると思いますよ。へたっぴですけどw

私はリクツはよくわかりませんけども、移動ドとか固定ドとかって出会った楽器に左右された上に、他方にホイホイ治せるものではなかったようなイメージなのですが。どうなんでしょう?
ま、訓練です。頑張ってくださいね。

この回答への補足

>I,V7 といった記号、読めますか?

わかりません。
ご説明ください。

補足日時:2007/05/26 16:56
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