プロが教えるわが家の防犯対策術!

父が先日、白内障(片目)の手術を受けました。ところが焦点が全くあわなくなり、物が二つ見えるようになりました。(しかし片目だけなら、どちらの目でも物がはっきり見えます)術前は焦点があっていたので、手術によって焦点が合わなくなったと思われます。それを担当医に相談したところ、「もともと斜視だった」の一点張りで、何の対処もありませんでした。とりあえず他の眼科をあたってみますが、父が非常に不安がっておりますので、何か御意見を聞かせていただけると助かります。

A 回答 (3件)

脳動脈瘤や腫瘍の場合は麻痺性の外斜視になりますので、ちゃんと診ればだいたい区別ができます。

(主治医がしっかり診れてないときは別として、、、)
大学の先生は2重に見えることはないといっておられるのですが、白内障の視力障害が高度のときの術後に複視を訴えることは、まぁたまに経験することで、抑制がかならずかかってしまうことはありません。特に見えなくなってから1、2年ぐらい放置してた方に良く見られます。(5年とか10年ぐらい置いておいた人はずれすぎて本当に抑制され、術後複視がなくなることもあります)そのような方には私は手術前に必ず複視の危険性をお話しています。また、一過性であることが多いこともあわせて術前にお話するようにしています。(つい先日も同じような方がおられましたが、2週間ぐらいで複視はなくなりました。術前からお話していたので、患者さんも不安なくすごされてました。)
内眼手術に普段多く携わってる人なら多かれ少なかれ経験することはあると思うのですが、、、、???大学でも稀にいませんか?先生は斜視専門のようですからご存知では、、、?
もともと斜視があったからと主治医の先生は言っておられるようですが、今の眼のずれは質問者の方から見て相当ずれていますか?
片方の眼がまっすぐ見ているときに、もう片方は真ん中からどれほどずれているでしょうか?たとえばずれているもう片方の眼の外側に全く白目がないもしくはそれに近いぐらいずれているのであれば大学の先生がおっしゃるように麻痺も考えられます。
一度主治医の先生に術前の視力がどれくらいあったかということと、麻痺の疑いについてもう一度聞いてみてください(術前に視力が0.4とかあるのに複視が出るのは明らかおかしいので脳外科の受診が必要です)。
それから、ものが2つ見えてつらいと思いますが、できたら眼帯はしないでください。両目で見てるうちに徐々に慣れて斜視が軽減されていくことが多いからです。

この回答への補足

再度のご回答ありがとうございます。まず斜視ですが、片方がまっすぐ見ているとして、片目は真ん中より少し左よりで左を見ているように見えます。白目部分は外側に残っていて、例えのような極端に白目がないという状態ではありません。また目玉はどちらも動いています。術前の視力は0.1以下でしたが、現在は0.9まで見えるそうです。
教えていただいたとおり、父は眼帯なしで生活するようにしております。担当された上記の患者さんのように一過性の複眼で、時間と共に緩和されればいいなと思っております。ここまで丁寧に回答していただけるとは思っていなかったので、非常に感謝しております。重ね重ね有難うございました。

補足日時:2007/05/27 23:52
    • good
    • 0

大学病院の眼科医です。



白内障の手術をして複視が出現したようですが、以前は斜視では有りませんでしょう。
その理由は斜視で視線がずれていれば、複視を起こしこの状態では辛いので、脳の方で
抑制して片方の目の情報を消していたはずです。そうすると術後も抑制が続きます。
考えられるのは、白内障で視力が落ちている間に、高血圧による循環器障害など様々な、
全身障害が起こっていないか、精密検査をされてみては如何でしょう。
私の場合ですと、血液検査、エックス線検査、CT・MRIなどの検査も行ないます。
脅かす訳でありませんが、脳腫瘍や能動脈瘤を発見した事があるからです。

この回答への補足

お礼が遅くなって申し訳ありません。ご回答の程有難うございました。仰るとおり以前は斜視ではありませんでした。複眼と全身障害との関連について担当医からは説明がなかったので、そういう事例もあるとお聞きできて幸いでした。上記のような精密検査を受けれるかどうか、早速担当の病院に聞いてみます。本当に有難うござました。

補足日時:2007/05/27 23:28
    • good
    • 0

眼科医です。


お父様の白内障はかなり高度の白内障で視力障害が強かったのではないでしょうか?視力障害が強く、片目で見ている期間が長いとつかっていない方の眼がだんだん外を向いて外斜視になります。
通常はその段階で白内障をした場合、今まで使用していなかった眼が斜視の状態のままいきなり復活しますから、物が2重に見える。いわゆる複視という状態になります。外斜視の程度にもよりますが、通常は手術後数ヶ月以内にだんだん斜視は軽減し、複視もなくなってくることも多いですが、程度が強い場合は斜視の手術が必要になることもあります。
最悪複視が治らなかった場合の選択肢として、人工レンズを入れ替えて左右のレンズの度数の大きな差をつけて、片目ずつ使うという方法もあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速明解なご返答頂き、大変助かりました。本人が術後と術前の色の違いに感動していたので、恐らく強度の視力障害があったのではないかと思います。物を見るときの目の玉の向きですが、手術した目は直視、してない目は斜視にみえます。術前からそうだったのかもしれません。
ただ、父は楽だからと片目で見るようにしているので、斜視を治したいなら最初は大変でも両目でみるようにしたほうがいいでしょうか?当面はあまり斜視を気にせず療養するように伝えます。重ねて、お返事有難うございました。

お礼日時:2007/05/26 09:43

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!