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株式会社はどうやって発達したのかを知りたいです。
株式会社であるメリットはなんですか?
またデメリットはありますか?

A 回答 (2件)

 中世イタリア商人に代表される「当座企業」がやがて大規模化し継続的に営まれるようになると、複数の人間から資金の提供を受けてこれを一つにまとめて事業が行われるようになり、株式会社の原形が現れてくる。

1553年に勅許を受けたロシア会社、あるいは1602年に設立されたオランダ東インド会社が株式会社の起源とされています。その後1770年以降の産業革命に伴う技術は、事業の展開に巨額の資金を必要としたため、それまでの個人企業に代わる新しい企業形態として株式会社制度の採用が進みました。なお、日本で最初の株式会社は、1872年の国立銀行条例に基づいて1873年に設立された第一国立銀行(現在の第一勧業銀行の前身)といわれています。
 株式会社の長所としては、資本の合同、危険の分割、労力の補充ならびに永続性という会社制度の長所がもっともよく発揮されることである。また、企業の所有と企業の経営とを分離させ、企業経営の才能のある人は、資本のなしにかかわらず、会社の経営に参画できることが挙げられます。欠点としては、私的利益の問題として、第一に多数小株主の会社事業に対する冷淡、ならびに大株主と重役の横暴、第二に資本団体たることに基き、会社債権者の不安、第三は、会社の組織上、敏速決断を欠くことが挙げられ、社会的には、投機のために利用され、企業の乱設、生産の過剰を来し、恐慌の原因となることが挙げられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
歴史についてを特に知りたかったので参考になりました。

お礼日時:2001/01/28 15:59

株式会社の歴史は前出のshoyosiさんのとおりです。


 現在の株式会社の設立の背景から見ると、金融機関に対する見栄というものが多いようです。日本の商業人には株式会社信仰があり、株式会社は立派で有限会社は零細企業と思っている人が多いようです。銀行もしかり・・・・。

もちろん上場を目指す会社や店頭公開を考える企業は株式会社にしておかなければなりませんが、第3者からの資金調達を考えるならば株式会社ということになるでしょう。

デメリットというのは何に対してデメリットなのかわかりませんが、一般的に言うと最低資本金(1000万・有限会社は300万)があるとか2年に1回必ず役員の登記をしなくてはいけないとか金銭的なことでしょうか。あとは資本金5億円以上の株式会社は会計士の監査を要するとかですかねえ。商法上では株式会社はいろいろ制約を受けますが税法上は法人という範囲においてすべて同じ課税を受けます。もちろん資本金の大小によって多少の差はありますが。

専門的になるともっといろいろありますが、この程度で如何でしょう。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
金銭的なこと、なるほどーと読ませて頂きました。

お礼日時:2001/01/28 16:01

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